2017.04.16
Sun

指が痛い

今週はオケの練習はなく、ピアノ四重奏とチェロ四重奏の合わせ。日々の練習では、重音のポッパー29番と新曲の譜読み。

実は先週から左手の人差し指が痛い。痛くなったのは日曜日、チャイコフスキーの交響曲でオクターブの反復を1-4を開いて弾いた時だと思う。 月曜日には指を休めたが、火曜日からはテーピングをしながら控えめに練習再開した。

ポッパー29番は重音が多くて難しいエチュードだが、高いポジションが多く、オクターブの重音も親指と3とで弾けるので、1の指にあまり負担がかからないのが幸い。

オクターブの重音は得意ではないけど(得意な人なんているだろうか?)シュレーダーの3巻あたりから少しずつできるようになった。少しでもできるとR子先生が大げさにほめてくれるので嫌いではない。それにオクターブの重音ができるようになると、協奏曲にも挑戦しましょうか、ということになる。

オクターブの重音といえば、名手ダニイル・シャフラン(1927-1997)のシューベルトのアヴェ・マリアの演奏をずっと前、 都響の長谷部一郎さんのブログを通して知った。この演奏、独特の指使いやビブラートにも驚くのだが、後半2分55秒くらいから旋律をオクターブの重音、しかも低いポジションでは1-4の指で弾いているのだ!

今は、この動画を見ているだけで指がズキズキしてくる....

2017.04.10
Mon

ヨハネス・モーザーのロココ変奏曲ライブ演奏

ヨハネス・モーザーが先週5日、チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」を弾いたコンサートの模様が、BBC Radio3のオンデマンド放送で聴けるようになっていました。 現地5日、イギリス南部の街プールで開かれたボーンマス交響楽団(指揮キリル・カラビツ)の公演で、BBC Radio3でライブ放送されたもの。1ヶ月間はオンデマンドで聴けるようです。

Bournemouth Symphony Orchestra - Schubert, Tchaikovsky, Mendelssohn [BBC Radio3] Elgar/Tchaikovsky: Cello Concerto

ヨハネス・モーザーの「ロココ風の主題による変奏曲」の紹介と演奏は、番組開始30分頃から30分間くらい。 ヨハネス・モーザーはこの演奏でも、また最近リリースしたCDでも、よく演奏されるフィッツェンハーゲン版ではなく原典版で演奏していますが、その理由は要するに「好みの問題」と言っているよう。

アンコールは同じチャイコフスキーのノクターンOp.19-4のチェロとオーケストラ編曲版。これも美しいです。

[ヨハネス・モーザーの当日のツイートで知りました。]

タグ : ヨハネス・モーザー 

2017.04.07
Fri

レッスン #322

ポッパー28番。親指ポジションの広い形と、跳躍。

ロココ変奏曲の仕上げ。主題を弾いてから、あとは第1、第2変奏を細かくおさらい。 結局この曲は、一見難しそうだった第7変奏とコーダよりは、この第1、第2変奏に苦労した。 まあ、第7変奏から後は勢いにまかせて…というところはあるが。 それに1-2-3-7変奏にしぼったのも結果的によかった。

最後に通すのはやめて、今後取り組む曲の相談。チェロソナタはピアニストが…などと言っているとチェロの相当なレパートリーをあきらめなければならず、それはもったいない、とにかくやってみましょう…などなど。それはそれで検討するとして、次はショパンのノクターンOp.9-2 (ポッパー編)にチャレンジしてみることにした。

タグ : チェロレッスン 

2017.04.05
Wed

メネセス氏のピアッティ

名手アントニオ・メネセス氏が昨年7月、イタリア・ガルダ湖畔で開催された音楽祭のコンサートで演奏したピアッティ「12のカプリース」Op.25から1-2-4-5番の演奏がYouTubeにアップされていました。

メネセス氏の演奏は右のCDにも。 Piatti/Duport/Popper: Capricci Import
Antonio Meneses

上の4曲はいずれもシュレーダーの教本第3巻に入っていたので弾きました[過去記事]。 とにかくどの曲もとんでもなく難しいけど、美しい旋律や和音があるので、弾き通せたときのうれしさ、充実感は格別なものがありました。うまくいかなくても、多少手が痛んでも、それでもまた練習したくなるところは一種、麻薬的なところがありました。

それに比べて今やっているポッパー「40の練習曲」(Op.73)ときたら、「良薬は口に苦し」とでも思っていないとやっていられないところがあって…そのポッパーももう半分を過ぎて、またピアッティのような曲集があったらいいのに、と思っているところ。

2017.04.03
Mon

先週の練習

ポッパーの28番。その次の29番がとても難しい重音のエチュードなので少し先読み。

ロココ変奏曲は、そろそろ区切りをつける潮時かも知れない。せめて第2変奏までは正確な音程で仕上げたい。 次のポジションの手のかたちを予測していることが大事ではないかと思っているのだが、なかなかノーミスとはいかない。

レッスンで次に習う曲を何にするか思案中。 こういうときラフマニノフのチェロソナタを思わないでもないのだが、そういった曲は、ピアノを引き受けてくれそうな人のことを思い浮かべられないと、ちょっと選ぶことができない。

チャイコフスキーの交響曲4番2楽章の旋律についていろいろ考えていて、やはりD線だけで弾くものだろうなと思って練習。例の1音がラでなくファなら、そのときはG線を使うかも知れない。

2017.03.30
Thu

チャイコフスキー交響曲第4番2楽章の旋律

今年オーケストラで取り組んでいるチャイコフスキー交響曲第4番の2楽章を練習していて気づいたこと。 ここは哀愁漂うゆったりした旋律をオーボエ→チェロ→ビオラ→バイオリン...と、同じ旋律をかわるがわる受け継いでいくところ。

この旋律は、ちょうど先日、宮田大さんが「エストレリータ」を弾いたNHK「らららクラシック」の「胸がキュンとなる名曲集」(Eテレ 3月11日放送)でも、「チャイコフスキーの哀愁」を代表する旋律として取り上げられていた。司会の加羽沢美濃さんの言葉を借りると、オーボエによる「独白」があって、チェロで「仲間」が寄り添い、ビオラが「共感」を集め、やがてバイオリンによって「浄化」され、最後にファゴットが「希望」を表すといったように、同じ旋律を楽器を替えて奏でることによってストーリーが生まれる…といったことだった。

この2楽章の「胸キュン」の旋律が、とても細かいことではあるのだが、なぜかチェロが弾くときだけ1音違うのだ。 譜例(17~29小節)の28小節にある赤く丸で囲った音はラになっているが、前後にある他の楽器の旋律では全てファになっている。
tchai4-m2.png

チェロだけ線を1本間違えて書いたことも考えられるが、スコアでもこの通り「ラ」になっているので単純なミスとは考えにくい。同じ旋律を楽器を替えて引き継ぐ、という一貫性を考えれば「ファ」なのかも知れないが…

演奏例を見ると、カラヤンのこれなどはチェロも「ファ」で弾いている。バーンスタインのこれも「ファ」で弾いていた。その一方で、「らららクラシック」で流れたブロムシュテット指揮N響の演奏では「ラ」で弾いていたように思われた。下のバレンボイム指揮シカゴ響の演奏でも「ラ」で弾いている(0:57あたり)。

困ったことに、どちらでもこの上なく美しい旋律であることに変わりがなく、どちらも「あり」だと思えてくるのだ…こんどの練習のとき、指揮の先生にうかがってみるつもり。

タグ : オーケストラ 

2017.03.24
Fri

レッスン #321

ポッパー27番。速いスピカート。速くなければ難しくはないのだけれど…4分音符70くらい。 最後2段のC-G線の8度は少しテンポを落として。

ロココ変奏曲。やはり初めに通し。なんと、今ごろになって第1変奏8小節目で音を1つ間違えて弾いていることを指摘された。いつから間違えて覚えてしまっていたのだろう…

また、その流れで9小節目、ローズ編IMC版のパート譜にダブルシャープが1つ欠けているミスプリントがあることに気づいた(スコアにはついている)。今まで何か月もこの楽譜と向き合ってきたはずなのに、何を見ていたのだろう…とちょっと情けなかった。

第1変奏出だしの移弦は大げさなくらいはっきり。第2変奏の上りを何度も。

第7変奏のテンポを刻むR子先生の靴音で、もうブーツの季節ではなくなっていることに気づいた。

タグ : チェロレッスン 

2017.03.22
Wed

楽器ケースに入れるもの

バイオリンの情報サイトViolin Channelに、バイオリンのパールマン、チェロのイッサーリスら弦楽器奏者30人余りに楽器ケースの中に入れているものをたずねてみた、という記事が載っていました。→“What Essentials Do You Keep in Your Instrument Case?” [Violin Channel 17.03.16]

これによると、楽器と弓(複数)、松脂、スペアの弦…までは当然ですが、以下多かった順に挙げると、まずミュート。これは練習用ミュートも。旅先のホテルで練習することも多いプロならではでしょうか。それに爪切り鉛筆、あとは楽器や弦を拭く布、楽譜、ダンピットなど加湿器具、家族の写真、常備薬…など。

パスポートを楽器ケースに入れているという人も複数いました。旅先でも楽器ケースさえ盗られなければ生きていける…ということでしょうか。 あまり考えたくないことですが、万一盗難や紛失といったとき、身元の分かるもの(名刺1枚でも)が入っていると発見の助けになるということはあるかも知れません。

逆に、だれも挙げている人がいなくて意外だったのがチューナーとメトロノーム。いらないんでしょうか。

これで思い出したのですが、以前、エマーソン弦楽四重奏団のチェロ奏者(当時)、デヴィッド・フィンケル氏が彼の動画シリーズでチェロケースの中身を披露してくれていました。 フィンケル氏のチェロケースにはチューナー、メトロノーム、それに練習を区切るためのタイマーまで。

タグ : チェロ道具  デヴィッド・フィンケル 

2017.03.17
Fri

レッスン #320

ポッパー26番。再び長いスラーで細かいシフト、親指ポジションの4の指、移弦…。これは21~24番と一連のシリーズのように思われた。 1-1のように細かく指をすべらせたり、同じ音で指を繰り替えたりする動きが独特。テンポは8分音符70くらい。

この26番が終わって、このポッパーが40番まで終わってしまったら、その先をどうしましょう?…という話になる。 自分としてはシュレーダー、ポッパーとやってきて、エチュードのないレッスンというのも考えられない。もっと言えば、エチュードの課題のない日々の練習もどうしたらいいかわからない。 R子先生に見てもらえるのなら、もっと基本的な教本に戻っても(R子先生「いえいえ…」と首を振る)、 あるいはもっと"鬼のような"教本でも(R子先生「ピシピシ…」とムチを打つ振りをする)かまわないのですが…とお話しする。 この先のエチュードをどうするかが、しばらく先までの検討課題(何かないでしょうかね…)。

ブラームスのピアノ四重奏3番3楽章の冒頭16小節。初め1小節の4つの音のビブラート、何度か出てくるGisの音程、頂点のHのビブラート、音の太さの持続…。最後にR子先生がピアノをつけてくれる。

ロココ変奏曲。初めからピアノ付きで1,2,3,7変奏を通し。比較的単純なはずの第2変奏の上りが意外とワナ。

タグ : チェロレッスン 

2017.02.24
Fri

レッスン #319

ポッパー25番。付点リズム系をダウン-アップで弾く独特のエチュード。音程もさることながら、よくこういうときリズムが甘くなって3連符のようになってしまったりするので、そうなっていないかチェックしてもらって、マルをもらう。

楽譜には弓先(nearest to the point of the bow)で弾くようにと注意書きがしてあるが、これだと移弦やフォルテが難しい、 中弓あたりでも仕方がないですよね…となった。

最近合わせているブラームスのピアノ四重奏第3番Op.60の3楽章冒頭のチェロソロ16小節を聴いてもらって、アドバイスをもらう。ブレスすること、初めの1音(Gis)を何度も。

チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」。1度通した後、きょうは第2変奏と第7変奏。 第7変奏からフィナーレは、これまで弾いたことがないほどの快活なテンポになった。 R子先生の伴奏が上手くなっていたので、もう一度スコアをチェックしておかないと。

今日が初めてのプレミアムフライデーとやら。渋谷の街はいつもの金曜日との違いは、よくわからなかった。

タグ : チェロレッスン 

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