善福寺手帳

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チェロ合宿

ペンション・セロでの チェロ合宿[goshuさん] から帰ってきました。

チェロ弾きが十人集まって、チェロを弾いてばかりいるのかというと…そうなんです。 チェロ歴は三十年以上のベテランの方と、僕を含む三〜四年以下の初心者が、半々。男女も、約半々。いたさんやまっしゅさん以外はだいたい初対面。

その中で今回はgoshuさんも予測していなかったN響の奏者の方がいらっしゃり、一同びっくり。
その方が僕の楽器と弓で試し弾きしている様子が10日の写真

もちろんプロの目には楽器や弓や弦の素性などお見通し。
黙ってしばらく弾くうち「ドボコン」の冒頭まで。僕の楽器で「ドボコン」を弾いてもらえるなんて!

後で、駒のわずかな傾きを直してくれたうえ、指板をアルコール綿と2000番紙ヤスリで磨いて塗装を拭き取ってくれた。

(指板は黒檀なんだけど、 より黒々と見せるためか塗料がついていることがあるのだそう。どうりで指が黒くなると思った…ここですぐ中国製であることとの関係を連想されるかも知れませんが、そうじゃなくてイタリア製でもそういうことがあるのだそう)

それにしてもアルコール綿や紙ヤスリまで持ち歩いているなんて…。

この奏者のかた(余暇としていらっしゃったのだから、名前は伏せるとして)
「いい楽器とは?」という問いに
「“健康”であること」

たしかにこのひとの手にかかると、次々と弾いてもらったみんなの楽器がそれぞれに(値段や生まれに関係なく) 個性のある「いい楽器」に聴こえてくる。自分は、奏者として楽器の持っているものを最大限に引き出すんだ、というプロ意識みたいなものを感じました。

まあ、チェロをやっていると、いろいろすごい人に出会えるものです。

Comment[この記事へのコメント]

健康な楽器 

  • はらしま 
  • URL 
  • at 2007.11.11 23:58 
  • [編集]
私の師匠に同じ質問した事があって、やはり健康である事を第1にあげてました。
オールドは選択の幅が限られてしまうので、師匠は新作から今の楽器を選んだそうです。

健康診断 

  • yoshi 
  • URL 
  • at 2007.11.12 00:04 
  • [編集]
> はらしまさん

その「健康診断」が、見てて興味津々だったんですよ。音域すべてを使ってあれこれ弾いて、またそれが名曲ばかり。たまに「ん?」と首を傾げられると、医者に見てもらってる患者のように不安になったりして。

僥倖 

  • yoshi 
  • URL 
  • at 2007.11.12 13:53 
  • [編集]
それにしても10月のチェロフェスタに続いて、またしても一線のプロと一緒にアンサンブルできるなんて、本当に恵まれています。いいんだろうか?って気持です。
たとえば、テニスで、アマチュアが「山中湖で合宿」するからといって、そこにジャパンのトップ選手がひょいと現れて「一緒にゲームを楽しみましょうか」…ってことにはならない。
音楽だからこそ、それからチェロ弾きという「濃い」集団だからこそのありがたみだと思いました。

 

  • まっしゅ 
  • URL 
  • at 2007.11.13 00:38 
  • [編集]
どうもお疲れさまでした!
〜でもほんと、私もN響の方と同じパートを隣り合わせで弾かせていただきましたが(一回だけですけれど)、後から考えてみると、今の自分の実力を思うと、なんか信じられない(?)出来事のように思えてきます(笑)。でもyoshiさんは、チェロフェスタも経験されてるので、多少慣れてらしたかな(^^)。

プロと一緒になったら 

  • yoshi 
  • URL 
  • at 2007.11.13 09:23 
  • [編集]
> まっしゅさん

お疲れさまでした〜。
プロと一緒に弾く経験をしてわかったのは、
「プロは、みんなの実力なんて初めからお見通し」
ということです。アマチュア(まして初心者)がごまかそうとしたって無駄。たぶん音を出す前の構えを見られただけでもバレてる。
これはまあ、テニスでも同じです。
だから、僕はとにかく
「一生懸命弾くしかない」(相手の音を聴くことも含めて)
と腹を括ります。それが結局失礼にならない(?)唯一の道だし、一番得るものも多いですもんね。

プロとデュエット 

  • goshu 
  • URL 
  • at 2007.11.13 10:42 
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 アンサンブルもそうですが、今回のT葉さんのように、2重奏曲をやるとものすごく刺激されますよ。で、その時その演奏家の人柄とかよく分かるように思います。
 それとアンサンブルの楽しみって相手の音をよく聴いて、それに合わせたり励ましたり会話をするって事ですね。これはプロの囲碁と同じですね。戦いあっているんだけど、絶え間ない会話をしている。勝ったと思っても最善手を選ぼうとする。ベストを尽くすのが相手への礼儀だし、自分の歴史になる。勝てばいいジャン、もうかりゃいいじゃん、ということではなく人間としての誇りがある。だから見ている人も楽しめるしファンもできる。この程度でよいだろうという妥協はしない。
 一流の人は、相手がアマチュアでも最善を尽くすものだと思います。これからこういうチャンスが増えると思います。だから、その日その時のためにさらいましょう!

 

  • yoshi 
  • URL 
  • at 2007.11.13 18:41 
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> goshuさん

あらためまして、お世話になりました。こうした場をつくってくださって、goshuさんに感謝しています。
そうそうT葉さん、さらってきた曲を思いがけずプロとデュエットできて「気持よかった!」って満面の笑みでしたね…
自分もうまい人と「会話」が成立するように研鑽を積もうと思います!

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