チェロ合宿
ペンション・セロでの チェロ合宿[goshuさん] から帰ってきました。
チェロ弾きが十人集まって、チェロを弾いてばかりいるのかというと…そうなんです。 チェロ歴は三十年以上のベテランの方と、僕を含む三〜四年以下の初心者が、半々。男女も、約半々。いたさんやまっしゅさん以外はだいたい初対面。
その中で今回はgoshuさんも予測していなかったN響の奏者の方がいらっしゃり、一同びっくり。
その方が僕の楽器と弓で試し弾きしている様子が10日の写真。
もちろんプロの目には楽器や弓や弦の素性などお見通し。
黙ってしばらく弾くうち「ドボコン」の冒頭まで。僕の楽器で「ドボコン」を弾いてもらえるなんて!
後で、駒のわずかな傾きを直してくれたうえ、指板をアルコール綿と2000番紙ヤスリで磨いて塗装を拭き取ってくれた。
(指板は黒檀なんだけど、 より黒々と見せるためか塗料がついていることがあるのだそう。どうりで指が黒くなると思った…ここですぐ中国製であることとの関係を連想されるかも知れませんが、そうじゃなくてイタリア製でもそういうことがあるのだそう)
それにしてもアルコール綿や紙ヤスリまで持ち歩いているなんて…。
この奏者のかた(余暇としていらっしゃったのだから、名前は伏せるとして)
「いい楽器とは?」という問いに
「“健康”であること」
たしかにこのひとの手にかかると、次々と弾いてもらったみんなの楽器がそれぞれに(値段や生まれに関係なく) 個性のある「いい楽器」に聴こえてくる。自分は、奏者として楽器の持っているものを最大限に引き出すんだ、というプロ意識みたいなものを感じました。
まあ、チェロをやっていると、いろいろすごい人に出会えるものです。
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健康な楽器
オールドは選択の幅が限られてしまうので、師匠は新作から今の楽器を選んだそうです。