2017.07.21
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ヨーヨー・マが「コンサート船」救済を訴え

水上に浮かぶ、珍しい「コンサート船」が廃船になろうとしていたところ、チェリストのヨーヨー・マが救済を訴えたおかげで新しい持ち主が見つかるかも知れない、というニュース[Chicago Tribune 17.07.18 via Slippedisc, Strad]。

この船は、1976年にアメリカ建国200年を記念して有名建築家ルイス・カーンの設計で建造された、Point Counterpoint II世号という全長60メートル、幅12メートルほどの大きさの船。河川などを航行し、甲板の一部が開いてステージになり、岸にいる観客に向かってコンサートを開くというもの。 アメリカの吹奏楽団 American Wind Symphony Orchestraとその指揮者ロバート・オースティン・ブードロー氏(90)が保有し、41年にわたって各地で活躍してきたものの維持管理できなくなり、新しい引き取り手も見つからず、今年廃船・解体されることになっていたのだそう。

ところが、これを聞いたヨーヨー・マが今月、この文化的価値のある船を保存して欲しいとアメリカの有名誌The New York Review of Booksに投稿したところ、ニューヨーク州ハドソン川沿いのキングストンという人口2万人ほどの小さな街が関心を示し、来月協議することになっている、とのこと。 現在保有しているブードロー氏は2百万ドル(約2億円)での売却を希望していて、キングストンの街がこの買取りと今後の維持管理の資金を集められるかどうかがカギになりそう。

Point Counterpoint II世号(この名前もちょっとカッコいい--counterpointは「対位法」の意)をYouTubeで探したら、楽団の古い紹介動画が出てきました。船からステージがあらわれるようすは1分40秒くらいから。
pointcounterpointii.jpg

この船が次の安住の地を見つけることができたら、この上でヨーヨー・マがコンサートを開いたらいいんじゃないかと思います。

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