2017.04.28
(Fri)

ドゥダメルがベネズエラの政情不安解決を訴え

指揮者で現在はロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督、グスターボ・ドゥダメル(36)が、 このところ反政府デモで多数の死傷者が出るなど政情不安が続く母国ベネズエラの現状を憂慮し、 政権の指導者たちに「エゴやイデオロギーはさておいて、国民の声を聞き、解決に努力して欲しい」というメッセージをフェースブックに投稿していました[Slippediscなどより]。

ドゥダメルといえば、現政権が路線継承するチャベス前大統領の下の音楽教育制度「エル・システマ」に育てられたベネズエラのヒーロー。そのドゥダメルがこういうメッセージを出すのはとても勇気のいることだったでしょうし、彼がそうせずにはいられないほど現在のベネズエラは危機的状況だということでしょう。

しかし動画につけられたコメントやツイッターを見ると、現政権に育てられた人物と見られているせいか、現政権に反発している人たちからも厳しい批判を浴びせられているよう。

このところ国際的に音楽家が政治的な発言をするのを多く見聞きする中、ドゥダメルのようなケースは、その立場においても情勢の深刻さにおいても、なかなか難しいだろうな…と考えさせられます。

ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユースオーケストラの「マンボ」。

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