2017.01.10
Tue

2016年最も忙しかったチェリスト

世界中のクラシックコンサートをリストアップしているとするイギリスのサイトbachtrack.comは、 2016年に世界中で開かれたオペラ・バレエを含むクラシックコンサート32,000余りを調べたまとめを発表していました[Strad経由]。

この中には、日本と欧米とのコンサートの傾向の違いに触れている部分もあって、日本は欧米に比べ「ロマン派の演目が多い」(バロックや現代ものが少ない)「午後開催のコンサートが多い」(日本28%、ヨーロッパ8%)といった特徴が見られるということでした。 いわゆるマチネが多いのは生活様式や観客の層の違いもあるのかも知れませんが、互いに参考になるところかも知れません。

世界中で最も演奏された作曲家はベートーヴェン、曲は「運命」、というのはまあそうかな…というかんじでしょうか。

面白いのは「2016年に最も忙しかった音楽家」という項目で、指揮者はゲルギエフ、バイオリニストはカバコス、ピアニストはトリフォノフ(辻井伸行さんが4位)、 そしてチェリストではハンガリーのイシュトヴァン・ヴァルダイ(István Várdai)だったそうです。 Istvan Vardai

イシュトヴァン・ヴァルダイは1985年生まれで、2014年のARD国際コンクール1位、 昨年末にはデュプレが使っていたストラディバリウスが貸与されることになったというニュースもありましたから(ヨーヨー・マが使っている“ダビドフ”とは別)、いま最も世界的に売出し中、というところでしょうか。

トップ10は:
1. イシュトヴァン・ヴァルダイ
2. ゴーティエ・カプソン
3. トルルス・モルク
4. ソル・ガベッタ
5. ヨハネス・モーザー
6. ダニエル・ミュラー=ショット, アリサ・ワイラースタイン
8. ヨーヨー・マ
9. ジャン=ギアン・ケラス
10. アルバン・ゲルハルト

このbachtrack.comというサイトはこれまで知らなかったのですが、英仏独西語にしか対応していないものの、コンサート一覧のページに日本の情報もそこそこリストアップされているように思いました(今年10月までの主要オーケストラ公演を中心に100件くらい)。

関連記事

コメントの投稿


非公開コメント

トラックバック