2016.11.29
(Tue)

ハレルヤ

少し前のことになりますが、今月7日に82歳で亡くなったシンガーソングライター、レナード・コーエンを悼んで、チェリストのジョバンニ・ソッリマがコーエン氏の代表曲「ハレルヤ」を演奏する動画をアップしていました。ソッリマ率いる100人のチェロによる2年前のトリノでの演奏。

この曲は近年、各地で起こったテロの犠牲者を追悼する場面で歌われるのをよく耳にするような気がします。 ソッリマと100人のチェリストたちのこの演奏もそういう意味合いを込めていたと思います。

1984年にリリースされたこの曲は、それ自体があまりすぐにヒットすることはなかったものの、 ボブ・ディランはじめ複数の歌手によってカバーされ、その中の一人、ジェフ・バックリーという歌手が1997年に不慮の事故で亡くなったことから注目され、彼のバージョンがテレビや映画で繰り返し流れるようになったのだそう[参考:「ハレルヤ」の転生:レナード・コーエン追悼 Wired.jp]。

ひとつの曲が特定(特に追悼)の場面の「定番」となるのには、作曲者の意志の力の及ばない、偶然の要素が大きいのだなと思います。そういえばバーバー「弦楽のためのアダージョ」が追悼の場で使われることについて、バーバー自身は不本意だったといいます。

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タグ : ジョヴァンニ・ソッリマ 

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