2016.11.08
(Tue)

ヨーヨー・マのインタビュー

英ガーディアン紙文化欄の、音楽家に共通した質問をするシリーズにヨーヨー・マ(61)が登場していました。

Facing the music: Yo-Yo Ma [theguardian.com 16.11.07]

以下抄訳。

─アナログ・レコードかデジタルかでは?
両方。

─最初に買ったレコードは?
ピアノのマレイ・ペライアが最初に録音したシューマン「ダヴィッド同盟舞曲集」Op.6と「幻想小曲集」Op.12 [amazon]。

─音楽に関してちょっと恥ずかしい楽しみ(guilty pleasure)は?
妻と録音を聴くこと。

─もし半年間与えられて新しい楽器を習えるとしたら?
テルミン。すばらしい音と歴史を持つ初期の電子楽器です。

─音楽家以外の人生を考えたことがありますか?それは何ですか?
あります。神経科学者か人類学者。これらは音楽と連続性を感じる仕事です。 音楽に力を与えているものと同じものを探究する仕事だと思うからです。 神経科学は心の構造の探究で、人類学はわれわれがコミュニティーとか社会と呼んでいるものを決定づける価値観のわずかな違いの研究です。 音楽はこうした分野をまたがって、ある心の状態を表現したり、聴衆に共通の体験を持つコミュニティーに加わってもらうことができます。

─クラシックの演奏会のスタイルを1つだけ改善するとしたら何ですか?
ステージと聴衆の間の垣根を取り払うこと。 われわれは聴衆と演奏者とを結ぶ共通の目的を見つけなければいけません。 それは何かそれまで違う見方に達したいという欲求です。

─クラシック音楽で一つ誰かに紹介したい作品があるとすると何ですか?
シューベルトのピアノ三重奏曲第2番変ホ長調のカザルス、ホルショフスキー、シュナイダーの演奏。 12才の時から聞いている好きな録音です[YouTube]。

─これまで演奏した中で一番変わった場所は?
ナミビアにあるカラハリ砂漠。ドキュメンタリー映画"The Music of Strangers"[過去記事]に出てきます。

─タイムマシーンがあったら音楽の歴史上どの時代に時間旅行してみたいですか?そのわけは?
100年後の未来に行って帰ってきたい。そうしたら今後正しい選択ができるかも知れない。

─音楽祭の監督として全面的に任せると言われたら、オープニング・イベントに何がしたいですか?
コミュニティーの人がみんな参加できる曲の作曲を委嘱したい。 すべての世代、アマチュアもプロも、音楽をやらない人も巻き込みたい。

─シャワーで歌う歌は何ですか?
シャワーでは何をしても気持ちがいいんだよ。

同じコーナーでアルバン・ゲルハルトがインタビューされていたときの記事はこちら[過去記事]。

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