2016.11.04
(Fri)

レッスン #313

popper19.png ポッパー19番。 "Lohengrin Study"という副題がつけられていて、冒頭1小節をワーグナー「ローエングリン」第3幕のチェロの速いパッセージからとっているのが面白い。

実際の「ローエングリン」の楽譜[IMSLP]を見てみると、第3幕3場の冒頭で、トランペットのファンファーレの裏でほぼ2ページに渡って、右のような速い3連符を刻み続ける弦楽器群が、まるで疾走する騎馬隊のようなのだ。

この19番でも2ページ続く3連符を、あるていどの速さを意識して練習したけど、あまり繰り返すと深い角度の移弦が多いためか手首が痛む気配を感じたので、毎日少しずつ弾き、根を詰め過ぎないようにした。メトロノーム50から始めて、60より少し速いくらいまで。 チェロ チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲 作品33 [原曲版]

チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」の第1回。主題から第3変奏まで。

第1変奏、第2変奏とも難しいところがあるけど、藤原真理さん校訂のオリジナル版楽譜(全音)の指使いが、もちろんその通りとはいかないものの、大いに参考になった。やはり、全く知らない先生が書かれた指使いより、どんなふうにチェロを弾き、どれくらいの体格で、どんなふうに話される方かを知っているほうが、楽譜から伝わってくるものが違う。

ニ短調の第3変奏(フィッツェンハーゲン版では第6変奏)の前のカデンツァの一節[譜例はIMSLP Muzgizから]。
rococo_cad.png
ここは指を滑らせて、弓を弾ませるらしいことまではわかっていたのだが、そのやりかたをしばらく…

その少し前の F-D#-G# のように読める重音は、前後からして、Dにナチュラルがつくべきミスプリントではないか?と思った。

次回は第4変奏以降。ここしばらく譜読みしていて、オリジナル版であろうとフィッツェンハーゲン版であろうと、名曲には違いがなく、そんなことはどちらでもいいことのように思えてきた。

ただひとつ、主題の旋律は繰り返して二度弾きたいと思った(フィッツェンハーゲン版には繰り返しがあり、オリジナル版にはない)。

***

11月に入って、R子先生のレッスンは満13年が経過した。

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