2016.10.26
Wed

カメラのレンズにサインをする理由

テニスの中継で、勝った選手がカメラのレンズに──もちろん直接にではなく透明のアクリル板に── サインをするのが広がって、最近ではプロ野球でも見るようになりましたが、あれはどこから始まったのか?… ツイッターでこの疑問を見て、思い出したので。

同じ疑問について、テニスの大きなスポンサー企業BNP Paribaが運営するテニス情報サイト We Are Tennis に2013年の記事がありました。

But where does the idea of signing the camera at the end of the match come from? (“それにしても試合後にカメラにサインするのはどこから来ているのか?”) [WeAreTennis 2013.05.29]

この記事にあるテレビ関係者の証言によると、いつが最初かははっきりしないものの2000年代初め、遅くとも2002年には、フランスのテレビ局がローランギャロスの全仏選手権を中継するにあたり、国際映像の終わりを各局に知らせる合図に、ちょうど映画のエンディングの字幕のように、勝った選手に画面にサインをしてもらうようにした、ということでした。

四大大会の中継は昔からWOWOWで見ていますが、全仏の国際映像はいつもカメラワークが凝っているので、そういう演出をすることもいかにもありそうだし、時期的にもそうだったかも知れないと思います。上の記事では90年代にフランスの別の大会でテストしたというから、"最初"となると少しさかのぼるかも知れない。

日本の質問サイトなどに、95年の全米でモニカ・セレス選手がやったとしている方がいましたが、根拠がないのでちょっと信用できません。

日本で広がったのは、まちがいなく錦織圭選手の活躍が注目されるようになったからでしょう。 プロ野球の選手が、あのサインをするとき「"ニシコリ"していいの?」と言っているのをテレビで見たことがあります。

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タグ : 錦織圭 

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