2016.10.13
Thu

ピアノ・カルテット

オーケストラの仲間とモーツァルトのピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478の初合わせ。実はピアノつきの室内楽をやるのは初めて。

オーケストラに加わってチェロを弾いていると、弦楽四重奏をやる機会にはわりあい恵まれるものだけど、ピアノつきの室内楽となると意外と機会が少ない。ピアノを誰に弾いてもらうか?というのがなかなか難しい問題だからだ。

ピアノが弾ける人ならたくさんいる。場合によってはプロのピアニストにお願いしたっていいのだが、十分な技量があって、なおかつ(ここが大事なところなのだが)室内楽仲間として対等の関係で、継続的に付き合ってくれるピアニストというと、なかなかいないもののようなのだ。これは、一概にピアノを弾く人の問題というわけではなく、単に「出会い」の問題なのかも知れないが…

今回幸運だったのは、オーケストラのヴァイオリンに、本業がピアノの先生という方がいて、弾いてくれることになったこと。ひと月くらい前にヴァイオリンとヴィオラから誘われて譜読みしていた。

重々しいテーマで始まるドラマチックなト短調の1楽章と、変ロ長調の美しい旋律のある緩徐楽章の2楽章、楽しくユーモラスなト長調の3楽章とがあって、チェロは数か所を除いてさほど難しくなく、楽しく弾ける。 楽譜はIMSLPにあるPetersのものを使った。

ピアノ四重奏曲といえばシューマンやブラームス…と思っていたけど、モーツァルトもすでにこんなに美しい曲を書いていたのかと思った。なんといってもこうしたシンプルで整っていて、それでいて美しい曲に触れると、心が洗われるような気がしてくるのだった。

今回参考にした演奏。1楽章Allegro 1:34~、2楽章Andante 12:17~、3楽章Rondo 19:18~

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