2016.09.15
Thu

タブレット楽譜でコンクール優勝

先日から注目していたルーマニアのジョルジェ・エネスク国際音楽コンクール・チェロ部門は13日、ファイナルが行われ、 アメリカで学ぶ17歳のZlatomir Fungくんが1位を取ったのだそう[公式HP]。

このFungくん、なんとファイナルではタブレット(iPad)の楽譜を置き、ペダルでページめくりをしながら演奏したのだそう! 演奏したのはエネスクの協奏交響曲Op.8という曲。
fung.jpg

このファイナルの様子はmedici.tvでオンデマンドで見られます。Fungくんの演奏は3人の内の3番目。右はその映像から。

CELLO: FINAL GEORGE ENESCU INTERNATIONAL COMPETITION [medici.tv]

コンクールのファイナルで、暗譜でなく楽譜を置くのは、仮に規定で許されるとしても、めずらしいことなのではないかと思います。 このファイナルに残った他の2人(エルガーとドボルザークの協奏曲)はもちろん暗譜で弾いていました。 Fungくんの場合、このコンクールの名前になっているエネスクの、演奏機会が少ない曲(このコンクールでは初めてとのこと)に挑戦した、という点がむしろ評価されたのでしょうか。 しかもその楽譜が、紙でなくタブレットの画面!

もしかしたらFungくんは「音楽コンクールでタブレットの楽譜を使って優勝した初めての演奏家」になるのではないでしょうか?

fung2.jpg [追記]
ルーマニアのテレビニュース番組の映像が大会のフェースブックにアップされ、この中に、優勝者のFungくんがインタビューに答えてタブレットに映ったエネスクの曲の楽譜を披露するシーンがありました。右はその映像から。

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