2015.11.10
Tue

ビオラ弾きが街を歩くと

世間にはビオラ・ジョークといって、ビオラ弾きに一番ひどいことを言ったジョークほどうけるという変なジョークがありますが、 これは「ビオラ弾きがニューヨークの街を10時間歩く間にどんなひどい言葉を掛けられるか」という(あくまで冗談の)ビデオ[Slippedisc経由]。

去年、女性がニューヨークの街を10時間歩く間にどれだけセクハラ的言葉を掛けられるかを記録して話題になり、数千万回再生された動画のパロディ。

「うわ、ビオラ弾きだ」「バイオリンが難しすぎたのかい?」...
Hey how do you stop a violist from drowning? ... You take your foot off her head!
[ねえ、おぼれたビオラ弾きを助けるにはどうするか知ってる?...踏みつけてる足を外してあげればいいのよ!」
Hey why are violists' fingers like lightning? ...'cause they never strike twice in the same place!
[ビオラ弾きの指とカミナリの似てるところ知ってる?...二度と同じ場所に落ちない!]
など、ひどい言われよう...

チェロの立場から言うと、ビオラとは音域も座る場所も隣同士なので仲良くしないといけないと思っているし、 特に私のまわりにいるビオラ弾きは、バイオリン経験もアンサンブル経験も長い人が多いし、内声部を受け持つ立場から音楽づくりにはうるさい人が多いので、上のようなビオラ・ジョークにはちょっとピンと来ないところがあります。どちらかというとこういうものは、ビオラ弾きが自虐ネタとして言っているだけなのではないか?と思っているのですが...

チェロ弾きが街を歩くとよく掛けられる言葉は?と考えたら、以前スティーブン・イッサーリスが着ていたTシャツを思い出しました。イッサーリスが主に空港のロビーでよく掛けられる言葉に先回りした答えが書いてあって、飽き飽きした会話をシャットアウトしようというもの。

Tシャツに書いてあることを訳すと

これはチェロです。ギターではありません。
はい。このために飛行機ではもう一席分チケットを買います。
いいえ。フルートにしておけば良かったとは思いません。
いいえ。私は不正はしていません。
[fiddle=フィドル,バイオリン on the fiddle = "不正をして金を儲ける"]
いいえ。あなたに一曲弾いて聴かせるつもりはありません。
いいえ。これをアゴの下に構えたりはしません。
いいえ。これは義理の母ではありません。

最後のは、よくわかりませんが、チェロケースを持って歩いているとよく言われる
「中にだれか人が入ってるんですか?(笑)」
…という問いに対する答えではないかと思われます。

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タグ : スティーブン・イッサーリス 

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