2015.10.24
(Sat)

マスタークラス2

日本チェロ協会主催の公開マスタークラスのシリーズ第2回。 今回の講師はベルリンフィルの奏者で「12人のチェリストたち」のメンバー、シュテファン・コンツ氏。 教育者というよりは第一線の奏者の立場から実技をまじえて指導する現場を見せてもらったという感じ。

小学生男子(!)のベートーベンのソナタ3番3楽章では主にフレーズのつながりと強弱を、 高校生女子のエルガーのチェロ協奏曲4楽章ではビブラートの変化のつけかたを、コンツ氏が自分の楽器で実践して見せると、生徒もすぐにそれまでとは違った音色で応えていた。

コンツ氏が話すときは英語で、通訳の方がついていたが、このようなスタイルだと通訳の方も口を挟むのが難しかっただろうと思う。

会場のサントリーホールの小ホールは、席にまだまだ余裕があり、貴重な機会なのにちょっともったいない感じがした。

後半は、ジュニアたちのアンサンブルでゴルターマン「セレナーデ」の指導。 チェロ四重奏のこの曲は、アマチュア仲間で集まったときにもよく弾く曲なので、コンツ氏の強弱のつけ方の指導は大いに参考になった。

ちょっと驚いたのは、コンツ氏はこの曲を今回初めて知ったという。 「ベルリンフィルの12人のチェリストたち」のメンバーがゴルターマンの「セレナーデ」を知らなかったとは!チェロアンサンブルではスタンダードナンバーと言える曲だと思っていたのに。

関連記事

コメントの投稿


非公開コメント

トラックバック