2015.10.04
(Sun)

香港地下鉄の楽器持ち込み抗議デモ

香港の地下鉄MTRで先日、チェロを持った音大生が乗車を拒否されたことに端を発した抗議デモが、3日土曜の夕方に行われたよう。参加を呼び掛けるフェースブックのページ(追記:5日には削除されてアクセスできなくなっていた)には3日朝までに4千人以上が「参加する」と表明していたので、どうなるんだろうと思いながら注目していました。 フェースブックの書き込みも、またこの様子を伝えるニュースもほとんどが中国語の中、今回の経緯を当初から英語で伝えていたSouth China Morning Postの4日の記事によると、

  • デモの行われた大囲(Tai Wai)駅に集まった参加者は約100人ほど。
  • 参加者はめいめいにチェロやギターやコントラバスなどの大きな楽器を持ち、何人かはその場で演奏を始めた。中にはバグパイプを演奏する者もいた。
  • 他には、抗議のプラカードを持って演説を始めたり、床に抗議のメッセージを書きつける者もいた。 これらの多くはいわゆる「水貨客」(parallel trader)──中国本土から香港に旅行客を装って来て大量の日用品や家電製品などを関税なしに運び出す利用者たち── の問題に抗議する者たちだった。
  • このデモを呼び掛けた音楽家の一人は、元々「楽器の持ち込み」問題のデモだったのに「水貨客」問題に抗議する住民たちに 「乗っ取られた」と感じた...

...と3日のデモは、必ずしもフェースブックでの4千人という数字を反映する規模でもなく、また必ずしも一体となったものでもなかったようです。

香港MTRは、各方面からの抗議を受けて、手荷物の持ち込み規定を見直し、13日までに見解を表明するそうです。

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タグ : チェロ事件簿 

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