2015.10.02
Fri

レッスン #287

2週続けてのレッスン。シュレーダー164番。セルヴェ(Adrien-François Servais, 1807-1866)の6つのカプリースOp.11[IMSLP]という曲集から1番。

セルヴェは「チェロのパガニーニ」と言われたほどのベルギーのチェロの名手で、作曲家としてチェロの作品も多数。若き日のパブロ・カザルスがブリュッセルに行った時、「セルヴェの後継者」と自負する高慢なチェロの教授の前で完璧に弾いて、言葉もないほどにやりこめた…というエピソードのとき、カザルスが弾いたのがセルヴェの「スパでの思い出」(Souvenir de Spa, Op.2)という曲。

また、セルヴェについてちょっと面白いのは、初めてエンドピンというものを使ったチェリストとしてもチェロの歴史に名を留めているのだそう。ベルギーにはいまだにセルヴェ協会という団体があるらしい。

このセルヴェのOp.11-1は、親指を使う高いポジションで減三和音のようなアルペジオを弾き続けるエチュード。 練習し始めた2日間くらいは音程を取るのが難しかったけど、技術的な要素が一貫しているので、楽譜の見た目よりは少し易しい。同じ“カプリース”でもピアッティのように聴いてもいい曲というより、生徒に教えるための“教育的”な曲という印象。きょうは中盤の8度のところまで。

10年越しで1曲ずつ順番にやってきたシュレーダーの教本(「170の基礎的な練習曲」)も残り少なくなってきて、残り7曲は、このセルヴェの6つのカプリースから2曲とピアッティの12のカプリースから5曲。もうここまで来たら「シュレーダーを170番まで全曲やる」ことがレッスンの重要な目標になってしまっているので、どんな曲が待っていようとやるしかない。

少し早いけど、シュレーダーの教本が終わった後どうするかという話にもちょっと及んだ。先生の口からはポッパーという名前も出たけど、どうするか。

ドボルザークの協奏曲3楽章を再び通し。相変わらずあぶなっかしいけど、通しただけでも胸が熱くなる。重音の音程をもう一度チェック。

ショパン「序奏と華麗なるポロネーズ」の序奏からポロネーズの最初のテーマ(練習番号F)まで。まだうまく弾けない技巧的なところもR子先生は「きちんと(楽譜が)読めてるじゃないですか」と楽観的。

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タグ : チェロレッスン 

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