2015.08.06
(Thu)

手術中の音楽に待った?

以前、手術中に音楽をかけるのが一般的になりつつあるという話[過去記事]がありましたが、 最新の研究で、手術中の音楽がかえって医療チームのコミュニケーションの妨げになっているケースがある、という結果がイギリスのインペリアル・カレッジで出たそうです [Telegraphなどより]。

この研究では、20例の手術を記録したビデオを詳細に分析した結果、音楽をかけていた手術の方が、看護士が医師の指示を聞き取れずに聞き返したり、苛立ちや緊張を示す言動が多く見られたとのこと。論文の著者は 「手術中の音楽はかけるべきか否か、かけるとしたらどんな音楽をどのくらいの音量でかけるか、医療チームの中でよく話し合う必要がある」と。

たしかにこのところ、手術中の音楽は医師の集中力を高める、という見方ばかりが多かった気がしますが、手術をする「チーム全体」にとって仕事がしやすいかどうかという眼(と耳)でちゃんと考えてもらいたいですね。

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