2015.05.28
Thu

ユジャ・ワンとフェデラー

7月に弾くことになっているブラームスのチェロソナタ1番を含むプログラムを、 ゴーティエ・カプソンユジャ・ワンとが弾くリサイタルが20日、パリで開かれたらしく、 そのもようは1週間限定で配信されていたのですが、 うっかりして聴き逃してしまって残念…。この日は他にシューマンの幻想小曲集、グリーグのチェロソナタ、アンコールにはラフマニノフのヴォーカリーズを弾いたとのこと。

しかもこの日、全仏オープン開幕前でパリに滞在していたテニスのロジャー・フェデラーも聴きに来ていたらしく、 リサイタル後のディナーで、ユジャ・ワンとフェデラーとのツーショット!

ユジャ・ワンは、数日前の16日にはベルリンフィルとの共演デビューもしているし(パーヴォ・ヤルヴィ指揮、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番 Digital Concert Hall)、 もうすっかり世界的なスターの一人ですね。

チェリストの立場から見たピアニストというのは、音も大きいし、チェロソナタと言ってもピアノのほうが活躍することが多いので、 “伴奏者”でありながら“支配者”でもあり、複雑な関係だと日頃感じているのですが、 ユジャ・ワンくらいのスターであれば、お客さんの視線はもっぱらそちらに集まるだろうから、チェリストとしての一歩引いた立ち位置が明確になり、かえってやりやすいのではないかという気が個人的にはします。

同じユジャ・ワンとゴーティエ・カプソンのコンビで、2年前のヴェルヴィエ音楽祭のときの演奏。

たしかこのとき譜めくりの女性との息が合わず、ユジャ・ワンが少しイラッとした表情を見せたシーンがありました[過去記事]。この曲でも少しそういうところがあります。

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タグ : ロジャー・フェデラー 

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