2015.03.28
(Sat)

リサイタルを聴く

チェリスト、マレク・シュパキエヴィッチ氏のリサイタルを27日、銀座の王子ホールで聴かせていただく。 シュパキエヴィッチ氏のことは存じ上げていなかったけれど、このブログをご覧になっていた関係者の方が招待してくださったのと(ありがとうございました)、この日のプログラムに興味が湧いて聴きに行かせてもらうことに。

この日の曲目は、ドボルザークのスラブ舞曲(シュパキエヴィッチ編)、ショパンのチェロソナタ、 後半がショスタコーヴィチのチェロソナタ、そしてピアソラのル・グラン・タンゴというもの。 一見、民族的にも時代的にも異質な曲が並んでいるようでいて、ポーランド生まれでアメリカ在住というシュパキエヴィッチ氏の演奏で実際に聴くと、一貫した流れがあるように感じられたし、ショスタコーヴィチのソナタの後で聴くグラン・タンゴもソナタに劣らないストーリーを持った曲に聴こえ、どの曲も面白く聴くことができた。

リサイタルの後援にはポーランド大使館の名もあり、客席は国際色豊かな印象。 聴衆にはもれなくショパンのソナタとブロッホ「シェロモ」が収録されたCDが配られるという気前の良さ。

また、この日のプログラムには、一つ一つの曲目解説(真嶋雄大氏)の他にシュパキエヴィッチ氏自身によるコメントも丁寧に書き添えられていて、氏の温かな人柄や曲への思い、聴きどころを知ることができ、いいことだと思った。※後日追記

アンコールでは「奇跡の一本松」のチェロを手に登場。氏は奥様が日本人ということで、日本への思いも特別なものがあるよう。何か日本の曲、それも桜にちなんだ曲も、開花の知らせのあったこの日なら“あり”かとちょっと予想したけど、哀愁漂うクライスラー「愛の悲しみ」とラフマニノフ「ヴォーカリーズ」の2曲。

関連記事

コメントの投稿


非公開コメント

トラックバック