2014.11.23
(Sun)

来年はシベ2

今年のオーケストラの定期演奏会は、それまで自分の演奏のこと以外にいろいろ気を取られて、やや疲れたというのはあった。 問題の大半は、どこのオーケストラでもよくある問題かも知れない。 今年の反省を来年に活かそうということでは皆一致しているので、来年はきっとよくなるに違いない。

自分の演奏のこと以外にあまり神経をすり減らすようでは楽しくない。しかし、思えばそれもオーケストラという「大きな音楽」を楽しむ以上避けて通れない「コスト」というものかも知れない。それらも全部ひっくるめて「音楽をする」ということなのかも知れない。そう思うようになった。 大きな音楽だけが音楽を楽しむ場ではないが、大きな音楽ならではの楽しみも喜びもある。

*** シベリウス:交響曲第2番 フィンランド放送交響楽団

来年の定期演奏会の曲は、シベリウスの交響曲第2番になった。 初めてこの曲を聴いてみると、音が分厚く、どこかまだつかみどころのない印象。 旋律が、どことなくイタリアの歌曲のようだと感じた(4楽章主題など)。 そう思って調べたら、シベリウスがイタリア滞在中に書いたのだそう。

北欧とイタリアというと、去年知ったことだけど、 間もなく来るクリスマスシーズン、北欧では12月13日の聖ルチア祭が重要な祝日で、 そのとき少女たちがロウソクを持って、なぜかあのナポリ民謡「サンタルチア」を歌うという話を思い出した。 北欧の人たちは、イタリアの暖かさと太陽に憧れ、心を寄せるのかも知れず、 シベリウスにもまたそういうところがあったのかも知れないと思った。

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タグ : オーケストラ 

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