2014.03.07
Fri

東京クヮルテットのストラディバリウスセットがハーゲン・クァルテットへ

ハーゲン弦楽四重奏団 - ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3番/第5番/第16番[SACD-Hybrid]

昨年までで活動を終えた東京クヮルテットが使っていた日本音楽財団所有のストラディヴァリウスセット「パガニーニ・セット」は、ハーゲン・クァルテットに貸与されることになったそうです[やくぺん先生うわの空 14.03.06 より]。

発表リリース。

Since summer of 2013, the Hagen Quartett has been performing on instruments made by Antonio Stradivari, known as the "Paganini" quartet, generously on loan by the Nippon Music Foundation. [Impresariat Simmenauer - News]

日本音楽財団の保有楽器紹介にも、すでにハーゲン・クァルテットの名前で紹介されていました。

ストラディヴァリウス「パガニーニ・クヮルテット」

1680年製ヴァイオリン「パガニーニ」
1727年製ヴァイオリン「パガニーニ」
1731年製ヴィオラ「パガニーニ」
1736年製チェロ「パガニーニ」

アントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)製作による楽器で構成されたクヮルテットは、世界で6セットの存在が知られている。このクヮルテットはその1つであり、19世紀の伝説的なヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニ(1782~1840)が所有していたことでも有名である。日本音楽財団は1994年にアメリカ・ワシントンD.C.のコーコラン美術館よりこのクヮルテットを購入した。同美術館にこのクヮルテットを寄贈した米国のアンナ・E・クラーク夫人の意志を受け継ぎ、当財団は4挺を常にセットとして四重奏団に貸与している。

長期貸与者
・1995年 9月 - 2013年7月東京クヮルテット
・2013年12月 - ハーゲン・クァルテット
[日本音楽財団 保有楽器]

貴重な名器の行き先が決まったのはよかったと思いますし、元々馴染みの深いハーゲン・クァルテットと日本の結びつきもより一層強くなりそうですね。

追記1:
また、このようにストラディバリウスだけのクヮルテットが、世界で6セットだけあるというのも今回初めて知りましたが、以前撮影中にネックが折れたスペイン王室保有のチェロもそうしたセットの1つだと読んだ記憶があります。それだけ貴重なものなんですね。

追記2:
ストラディバリウスの行方といえば、ロストロポーヴィチが弾いていたチェロ"デュポール"(1711年)はその後、誰かに引き継がれたという話を聞かないけれど、どうしたのだろう…と気になっています。

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