2013.12.25
(Wed)

チェロ、この一年

今年もいろいろ弾かせてもらった。2月には「チェロの日」に参加、3月と8月には室内楽の発表会、11月にはオーケストラの定期演奏会、12月には教室の発表会で弾いた。

曲は2月からベートーベンのチェロソナタ2番、4月からシューマン「アダージョとアレグロ」、 7月からはチャイコフスキー「ノクターン」をR子先生に教わり、シューマンとチャイコフスキーを12月の発表会で弾いた。 オーケストラではシューマンの交響曲第4番、ハイドンの104番など。室内楽ではボロディンの弦楽四重奏2番1楽章のほかたくさん。 チェロアンサンブルではブラジル風バッハ1番ほかたくさん。

今年、苦心したことといえば、音量・音質とビブラートを改善すること。 これは、いろいろな場で弾かせてもらう中で、聴衆というよりは一緒に弾く仲間をがっかりさせないために、自分に一番足りないことだと思って今も取り組んでいること。

少しは進歩したかも知れないと思うのは、多少難しい楽譜を見ても恐れなくなってきたこと。 難しいものは誰が弾いても難しい、練習さえすればある程度は弾けるようになる、というのがわかってきたからだと思う。

とはいえ、今練習中のブラジル風バッハの1番チェロの楽譜の難しさには参った。あまりにも弾けないようだと楽しくないので、参加を断念しようかと思ったくらい。 でも練習するうちに少しずつ弾けるようになってきたことで、自分の限界を少し押し広げられた気がする。

それからここ数年、アンサンブル能力というのか、いっしょに弾いている人のことを気にしながら弾くということが、少しずつわかるようになってきた気がする。 これは4年前からオーケストラと室内楽で指導をもらうようになったおかげだと思う。

今年でチェロを始めてちょうど10年。 10年やってみても何かを達成したというような実感や自信はあまりなく、かえって自分に足りないものが切実に意識されるようになった。 10年で得たものは確かにあると思うが、そのために費やしてしまったものもある。 特に45という年齢からの10年間のような時間は、人生で二度と繰り返すことができない(それはどんな歳でも同じじゃないか、と言われるかも知れないが)。

しかし、そんなふうに考えてみても仕方がなく、この10年はそういう10年だった、としか言いようがない。 そして自分にとってこの10年は、そう悪くはなかった、と思うのだ。

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