2013.09.04
(Wed)

練習を効率的にする10の簡単な方法

アメリカのラジオ局NPRのクラシック音楽ブログに「あなたの練習を効率的にする10の簡単な方法(10 Easy Ways To Optimize Your Music Practice)」という記事があって、面白いと思ったので抄訳してみました。

1. 練習場所を決めよう
リビングの隅でもどこでも決まった場所に行くことが、さあやろう、という心の準備になる。

2. 道具は全部手の届くところに置こう
ここでデヴィッド・フィンケル氏のチェロレッスンビデオシリーズにあったビデオの紹介。フィンケル氏の練習室。

忘れがちなのが、楽譜に書き込むための鉛筆と消しゴム。練習の途中で取りに行くようでは時間のムダ。

3. テクノロジーの助けを借りよう
チューナー、メトロノーム、時計。携帯のアプリでも足りる。

4. きょうやることを決めてから練習しよう
きょうは何を練習するんだっけ?次のレッスンまでにどうしなさいと先生に言われたっけ? ...練習の前にきょうのゴールは何か考えてみよう。

5. 運動のように練習を計画しよう
音階練習でウォームアップして、最後は慣れた曲でクールダウンするなど。

6. 長く、でなく賢く練習しよう
人が集中できる時間には限りがある。具体的な目標があれば短い時間で多くのことを達成できる。もし弾けないところが2小節あったら、5分あるいは10分だけ時間を決めて、ゆっくり弾いたり、逆から弾いたり、リズムを変えて弾いたり、もっと細かく区切ったりしてみよう。それでもだめなら明日またやろう。そうすると次やるときには前ほどは難しくなくなっているはず。

[このような練習方法についてはやはりデヴィッド・フィンケル氏のレッスンビデオシリーズにあり、前に触れたことがあります。]

7. いつも最初から練習するのはやめよう
上で言った通り、人が集中できる時間には限りがある。いつも弾いてうまくなった曲の出だしを弾くのは気持ちがいいかも知れないが、時間とエネルギーの浪費かも知れない。

8. 肉体的に追い込んでみよう
人は難しいことをやるとき同時に肉体的な負荷をかけると新しい神経回路が生じやすいことがわかっている。同じ箇所を片足立ちしながら、あるいは歩きながら弾いてみよう。

[チェロの場合は「片足立ち」や「歩きながら」は難しいでしょうが…。それで思いついたのですが、個人的な経験で、ふだんより硬くて座り心地の悪い椅子で弾いたときのことはよく覚えているような気がします(少し違うかな?)。]

9. 楽器がないときの練習もしてみよう
運動選手がイメージトレーニングをするのと同じように、楽器がないときにも楽譜を読んでみる。いつも楽譜を持ち歩いて、あいた時間にながめてみよう。

10. がんばったら自分にごほうびをあげよう
人はいいことがあったときの行動を習慣化しやすい。

[練習の後のビール、みたいなことですかね。]

原文: 10 Easy Ways To Optimize Your Music Practice [NPR Classical 13.09.03]

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タグ : デヴィッド・フィンケル 

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