2013.08.05
Mon

本番直前ボロディン合わせ

11日に発表会で弾く曲の中で最も時間をかけて準備してきた曲のひとつ、 ボロディンの弦楽四重奏曲第2番1楽章の合わせとS先生のレッスン。

なにしろこの曲はチェロのために書かれたと言ってもいいほど「チェロがおいしい」曲。 その曲を弾いて、なるほどいい曲だね(おーいお茶のCMでも流れているし…)と言ってもらえる──あいつが弾くと台無しだ、とは言われない── 程度には弾きたい、というのが今回の目標。

そのために冒頭の旋律がすべてというつもりで練習してきた。個人レッスンでR子先生のアドバイスを仰いだりもしたし、 何度も自分で録音してみたりもした。
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その結果、3ヶ月前とではずいぶん音もつながるようになったし、音程もあまりひどくは外さなくなり、「まし」になってきたように思う。 ただ、まだ録音を聴くと細かく急いだり淀んだりするところがある。 また、冒頭と同じ旋律でもオクターブ下や転調して弾くところで途端にぎこちなくなる (冒頭はすべてA線のポジションで取っているが、それ以外はどうしても移弦が発生するのでまた別の欠点が出る)。 正直なところ、録音を聴いてよくなっているように感じるのは単に「耳が慣れた」せいではないか? 「ぎこちない」という印象が正しいとして、あとどうしたら少しでも改善できるのか?よくわからなくなっていた。

S先生のレッスンは、旋律を弾く第1バイオリンとチェロよりは、裏に回ることの多い第2バイオリンとビオラに 対するアドバイスが中心になった。そこが、絵で喩えるなら背景であり下地だということのよう。

旋律の部分については、レッスンが終わってからS先生に相談してみた。 「弓の中から先を使うこと」(これはR子先生にも言われた)、 「ボウイングをつなげて練習をしてみてはどうかしら」(今は楽譜通りに切っているが、例えば1小節1ボウで弾いたり、アップから弾いたりしてみてはどうか)... といったアドバイスをもらった。

ちょっと面白かったのは、4人の話し合いの末、最後のTranquilloのところを、いかにも「大曲」のおしまいですというようにぐっとテンポを落とし、チェロにある2オクターブ半の上昇のフレーズもぐっと「ため」を入れていたところ、S先生は「ちょっとやりすぎ」。今回披露するのは1楽章だけとはいえ、あくまで4楽章ものの1楽章の終わりなのだから、ということのよう。 このあたり、趣味の問題もあるかも知れないが、曲のスケール感の理解、ということかも。

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タグ : カルテット 

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