2013.07.22
(Mon)

ブリテン「シンプル・シンフォニー」

アンサンブル発表会が近づいていることもあり、この週末2日間で延べ5箇所6組のアンサンブルを合わせ、うち3組で室内楽のS先生のレッスンを受けた。 このスケジュールが決まったときから相当覚悟していたが、このところ暑さが少し緩んだこと、場所がすべて区内で仲間が楽器ごと車に載せてくださったりしたこともあって、なんとか乗り切ることができた。 むろん参院選の投票は期日前にすませた。

レッスンを受けた組の1つで弾いたのが、ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)のシンプル・シンフォニーOp.4全楽章で、バイオリン4、ビオラ2、チェロ2にコントラバス1のグループ。ブリテンが10代のときに書いた習作的なピアノ曲をもとに20歳そこそこのとき弦楽オーケストラまたは弦楽四重奏のために書いた曲なのだそう。

3楽章「センチメンタル・サラバンド」は、ちょうど来年の2月に開催される、日本チェロ協会の第4回チェロの日でもチェロオーケストラの演奏曲になっていて、その編曲で弾くのも楽しみ(もう申込みました)。 BENJAMIN BRITTEN

The Masterpieces

この曲でS先生に言われたことは「それぞれの楽章の音色の違いを出して」「中間色でなく原色で」。甘美で楽譜づらは弾き易そうな3楽章も「だらり」とでなく「緊張感のある音で」などなど。 刻みひとつ取ってもドイツロマン派の音楽と同じように弾いてはつまらない、とも。

S先生の指導といえば「ブレスの入れかた」であったり「弓を使う位置や長さ」であったり、いつも(この日ほかのグループに対してもそうだったように)基本的具体的なアドバイスのことが多いので、こうした抽象的イメージ的なアドバイスから始まったことには戸惑いつつも新鮮だった。

レッスンの後で2番チェロのE子さん「ようするに、もっと思いっきって音を出さないとダメってことよ!」。 それはそうだし、もう一度楽譜に書かれた強弱記号に忠実に弾いてみようと思った。

YouTubeにあった演奏から編成が近いグループの3楽章。チェロの旋律が出てくるPoco piu tranquilloは2:37くらいから。

アンサンブルは組むひとによって色々だけど、個々の技術の上手い下手には必ずしもかかわらず、また曲の大小や知名度にも必ずしもかかわらず、「次はこうしてみよう」というやりとりが自然に生まれる関係だとやりがいがあって楽しい。本番は8月11日。

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