2013.05.15
(Wed)

中木健二さんリサイタル

14日、王子ホールにて中木健二さんのリサイタル。前半が「幻想小曲集」、「アダージョとアレグロ」、それに「民謡風の5つの小品」とシューマンで固め、後半がプーランクとドビュッシーのチェロソナタといずれも中木さんが活動の拠点を置くフランスの作品というプログラム。ピアノはフランスのエリック・ル・サージュさん。

プーランクのチェロソナタがいかにもフランス風に洒落た面白い曲だと感じた。客席にはプロからアマチュアまで、チェリストの姿多数。 ロビーのCD売り場に並んだのはル・サージュさんのCDだけで、中木さんのCDもあればいいのにと思った。

中木さんのチェロは、ちょうど自分でも「アダージョとアレグロ」を弾いているところなのでこの曲で言うと、 後半アレグロの明るく溌剌とした旋律を力強くぐいぐいと盛り上げいくところはもちろんのこと、 アダージョのゆったりと美しくどこか物憂げな旋律を奏でるとき、大いにその真骨頂が発揮されるように思った (ほんの少しでもあんな風に弾けたら!)。 そしてそれはアンコールのフォーレ「ロマンス」とシューマン「夕べの歌」の2曲でも大いに発揮され、 うっとりとした気分に浸ったまま銀座を後にしたのだった。

関連過去記事:
中木健二さんのロココ変奏曲 [11.03.24] (あの3.11の直後、演奏をアップしておられた)
中木健二さんとお話しする [11.07.05]

中木健二 一問一答 [王子ホールマガジン]

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