2013.05.09
(Thu)

右肩上がり

今月6日までの連休の期間中に起きた山の事故は全国で67件、死亡と行方不明の方が16人にも上ったとのこと[NHK]。 このニュースを伝えるNHK朝の番組で「近年、山の事故件数が右肩上がり」であるとの解説があって、ちょっと違和感を持った。「右肩上がり」というとまるでなにか「いいこと」のようではないか?

みぎかた‐あがり【右肩上がり】1 《グラフの線で右に向かって上がっていく形から》後になるほど数値が大きくなること。後になるほど状態がよくなること。右上がり。「業績が―に伸びる」「―の成長率」 2 文字の書き方で、水平ではなく右側をやや上げて書くこと。右上がり。[大辞泉]

この「後になるほど状態がよくなること」というのが、個人的な感覚に近い。 報道では確かに「よくないこと」にも「右肩上がり」を使う用例もあるようだが、どうなのだろうか。

山岳遭難が右肩上がりで増加している。[毎日新聞 13.01.21]

厚生労働省によると、全国の児相の相談対応件数は、00年の児童虐待防止法施行後も右肩上がりで、11年度は5万9862件と最多を更新した。 [読売新聞 13.04.23]

大相撲に「右肩上」という四股名の力士がいて[大嶽部屋]、現在東幕下30枚目。がんばってほしい。

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