2013.03.29
Fri

シューマンの「アダージョとアレグロ」

今年オーケストラで取り組んでいるのがシューマンの曲(交響曲第4番)ということもあって、少し意識的にシューマンの曲を聴くようにしていたところ、魅かれたのがチェロとピアノによる「アダージョとアレグロ」Op.70。美しいゆったりとした旋律の前半部と華やかな後半部とがあり、チェロの音域を幅広く使う。小品ながら聴き映えがするし、勉強になりそう…ということで、がぜん弾いてみたい曲に急浮上してきた。

ミュラー=ショットのシューマン ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)たまたま、タワーレコードで特価になっていたので買ったダニエル・ミュラー=ショットのCDの音色がとてもよかった(右のリンク先はアマゾン)。

ちょうど今、直近に迫った「本番」がなく、今習っているベートーベンのソナタ2番も先が見えてきた気がしてきたところ。

「アダージョとアレグロ」の難易度はASTAのシラバスではグレード10で、カサド「親愛なる言葉」などと同程度とされる。ただ個人的な印象では、「親愛-」よりも緩急や音域の幅が広いぶん難しく感じる。調性がA♭dur(♭4つ)というのもちょっととっつきにくい。

楽譜はIMC版を買ったが、IMSLPにもBreitkopf版がある。

リン・ハレルによる演奏。

実はこの「アダージョとアレグロ」、もともとチェロではなく、ホルンのために書かれた曲らしいですね。オケのホルンに聞いてみたところ、ホルンにとってもこの曲は、楽器の音域をいっぱいに使い、高い技巧を要する、重要なレパートリーの1つとのこと。彼によるとシューマンの曲はどれもホルンが「愛されている」と感じるのだそう(チェロがドボルザークに「愛されている」と感じるのと似ているだろうか)。

ついでに、チェロでよく演奏され、まかべさんも今度の発表会で弾く「幻想小曲集」Op.73も元々クラリネットのために作曲された曲なのだそうですね。

あとから気づいたのですが、5月、王子ホールに聴きに行く中木健二さんのリサイタルのプログラムにもこの「アダージョとアレグロ」がちゃんと入っていて、ますます楽しみになってきました。

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タグ : リン・ハレル 

コメント

NoTitle

偶然にも昨日南村潤さんのチェロリサイタルでのアンコールでシューマンの「アダージョとアレグロ」演奏されていました。「幻想小曲集」と「五つの民謡風小品」はプログラムに入っていました。
私も所属オケで昨年シューマンの3番を弾いて(ヴァイオリンで入ってます)から、ちょっとシューマンに惹かれていて、いつか「幻想・・」をと思っています。あと2年位はかかるかなあ。

2013/03/29 (Fri) 22:22 | 楽音 #- | URL | 編集

シューマン

> 楽音さん
ありがとうございます。そうですか、南村潤さんのリサイタル、調べてみたら28日大阪のイシハラホールであったんですね。やはりこの「アダージョとアレグロ」と「幻想小曲集」「五つの民謡風小品」はリサイタルやCDでいっしょに聴けることが多いようですね。
シューマンはテーマの繰り返しかたに特徴があるような気がして、弾いていて難しくも面白くもあり、そこにひきつけられるのかな、と思っています。これから少し勉強してみたいと思います。

2013/03/30 (Sat) 09:31 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

まかべ

あ、私の名前が!(笑)
いま最後の追い込み中ですが、幻想は思った以上に手強いです〜。アダージョとアレグロもいつか弾きたい曲の一つですが、さすがにしばらくシューマンはいいわ(笑)。yoshiさんの演奏、ぜひ聴いてみたいです。7月あたり、いかがですか〜?

2013/04/04 (Thu) 17:49 | #0ecWsDRU | URL | 編集

> まかべさん
いやあ、いまシューマンの話題に触れるなら、幻想小曲集→まかべさんに触れないわけにはいかないと思って…^^;
発表会本番がんばってくださいね。僕もこの曲披露できるくらいに仕上げたいと思っています。

2013/04/04 (Thu) 22:13 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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