2013.02.21
(Thu)

地獄のレッスン

チェロの巨匠たちを織り交ぜたジョーク。 英語がうまく訳せているかわかりませんが…。

Three cellists die and appear before St. Peter.
[3人のチェリストが亡くなり、聖ペテロの前に歩み出た。]
※聖ペテロは、天国に至る門の鍵を持っているとされている。

Cellist 1: I have led an exemplary life and studied with Rostropovich.
St. Peter: Go straight to hell!
[チェリスト1: わたしは模範的な一生を送り、ロストロポーヴィチ先生に習いました。
聖ペテロ: 地獄へ行け!]

Cellist 2: I have been very pious, still practice Piatti every day, and studied with Aldo Parisot.
St. Peter: Please go straight to hell.
[チェリスト2: わたしは敬虔な信者で、ピアッティを毎日さらい、アルド・パリゾ先生に習いました。
聖ペテロ: 地獄へ行きなさい。]

Cellist 3: I have nothing to say in my defence except that I studied with Janos Starker.
St. Peter: Please come right in, you’ve been through hell already.
[チェリスト3: わたしには何も言い訳できるようなことがありませんが、ただ一つ、ヤーノシュ・シュタルケル先生に習っていました。
聖ペテロ: おお、こちらに来なさい。あなたは地獄からやって来たのですね。]

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)シュタルケル(ヤーノシュ)

イギリスの音楽評論家ノーマン・レブレヒト氏が、米カーティス音楽院の元学部長、ロバート・フィッツパトリック氏から聞いた逸話(anecdote)としてブログに書いていた話。

シュタルケルのレッスンは地獄…ということなのですが、おかしいのはこれがシュタルケル自身が言ったジョークだということ。

つい先日お話をうかがった堤剛さんによると、シュタルケル先生の演奏は完璧で、演奏中の失敗のエピソードなんてないんじゃないか、とのことでしたが、 「いい音楽家になるには酒とタバコとピンポン…」など、お話は面白いかただったようですね。

***

上のブログでこのジョークが話題に出たのは、今ちょうど(日本ではスポーツの現場での体罰が問題になっていますが) イギリスでは音楽教育の現場でのハラスメント的行為が問題になっていて、その話題の流れもあったようですが、それはまた別の話…。

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タグ : シュタルケル  ロストロポーヴィチ 

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