2013.01.05
Sat

ロストロポーヴィチ・コンクールの行方?

日頃チェロに関するニュースがあるとチェックするようにはしているのですが、「あるはずのニュースがない」ことが気になることがあります。

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ムスティスラフ・ロストロポービチ いま気になっているのは、4年に1度開催され前回2009年には日本の宮田大さんが優勝した ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール[公式サイト] が、本来なら今年2013年に第10回開催だと思うのに、少なくともネットにはまだ何の開催要項・日程も発表されておらず、関連するニュースもまだないこと。

今年11月に開催される八王子の第3回カサド・コンクール[公式サイト]は、すでに開催要項・日程などが発表されています。両コンクールが加盟する国際音楽コンクール世界連盟のホームページにも、カサド・コンクールの日程は掲載されていますが、ロストロポーヴィチ・コンクールのそれは掲載されていません。

こうしたコンクールは、ごく限られた頂点にいる演奏家の人たちのもので、アマチュアとしてどこまで関心を持つかというと微妙なものがありますが、 やはりファンのひとりとしてどんな次代のスターが出てくるか気になるし、それも偉大なロストロポーヴィチの名を冠した権威ある大会、しかも前回、宮田大さんが優勝した大会ともなれば、その行方は大いに気になります。

この気がかりを裏打ちするのは、前回2009年の開催のとき、パリの財政上の理由から予算を削減されたというようなニュースがあったことで、これは推測ですが、ロストロポーヴィチはすでに2007年に亡くなっていることもあり、生前ゆかりがあったとはいえ、パリで開催し続ける意義がちょっと問われているのかも知れないという気がします。 代わりに母国ロシアのモスクワなど、他に開催する都市・運営母体の候補ならいくつもあるかも知れない (モスクワだとチャイコフスキー・コンクールとの関係をどうするかといった問題があるかも知れませんが)。

ロストロポーヴィチ・コンクールは、今後のよりよいかたちに向けた可能性を模索している最中ではないか?というのが外野にいる一人のファンとしての想像です。

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タグ : ロストロポーヴィチ  宮田大 

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