2012.12.23
Sun

チェロこの一年

今年一年を振り返ると、2月の発表会でシューベルトのアルペジオーネソナタ(1楽章)を弾いたことが、まず一番に記録しておきたい出来事。この曲が特別な名曲・難曲であることだけでなく、アマチュアではなかなか機会がありそうにないハープ伴奏だったこと、それから小さな発表会ながら初めて運営に携わったこともあって、それに恥じない演奏をしなければと大変なプレッシャーを感じた。本番の演奏は…できるだけのことはやった結果だった、としかいいようがない。

今年もう一つ大きかったのは、3年前から加えてもらっている地元のオーケストラで「一番前」で弾かせてもらうようになったこと。自分でいいのだろうかと不安を感じつつも、メンバーや指導の先生の支えのおかげでつとめることができた。支えてくれる人に応えられるよう、これまで以上に練習し、楽譜を読み込み、「大人から始めたから」などという言い訳をしないようつとめてきたつもり。11月の定期演奏会は、その1年のゴールという意味で忘れられないものになった。

思えばチェロを趣味として始めてからこれまで、自分ひとりが楽しめるようになれば十分で(それだって大変なことだ)、ひとと一緒に楽しめればそれに越したことはないけど、ひとの楽しみに「責任」を持つなんてことは、できるわけがないし、まっぴらだと思っていた。それが今年は、ひとの楽しみにもほんの少しだけ責任を引き受け、それでも楽しみながらつとめることができた、そのことにホッと胸をなで下ろしているところである。

....

2月に戻って、発表会のちょうど1週間前、「チェロの日」(サントリー小ホール)のリレー・コンサートで、新倉瞳さんのアルペジオーネソナタを聴いた。大先生方からアマチュアまでチェリストばかりが大勢見守る前でアルペジオーネソナタを弾く、若い新倉瞳さんのプレッシャーはいかばかりだろうか…と勝手に自分と重ね合わせながら聴いていた。演奏後、新倉瞳さんとお話することができたのも、今年のうれしい思い出のひとつ。

新倉瞳さんが案内するスイス・バーゼルのクリスマス風景。


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コメント

ぜーんぶ目撃?居合わせた?

この3つがyoshiさんの今年のチェロ3大ニュースだとすると、なーんと私は全ての場に居たことになります。
2月のソロも11月のオケの演奏もまだまだ記憶に新しく、どちらも素晴らしかったです。大人でデビューのチェロの先輩のyoshiさんの背中を追いかけて、私もがんばらなきゃと思います。
瞳さんの話になるとニコニコのyoshiさんもこれまた良しですね。

2012/12/23 (Sun) 18:55 | feli #mQop/nM. | URL | 編集

Re: ぜーんぶ目撃?居合わせた?

> feliさん
あ、たしかにどの場面もすべてfeliさんは見届けてくれていたことになりますね!
今年のまとめにはちょっと早かったけど、瞳さんのクリスマス動画を紹介したくて早々とアップしてしまいました(^^)。

2012/12/24 (Mon) 15:56 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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