2012.12.09
(Sun)

モスクワのフィンケル氏と弓毛の角度の問題

先日書いた弓毛の面の使い方について、100本の動画からなるCelloTalkシリーズのデヴィッド・フィンケル氏は何か言ってなかったかと思っていたら、ちょうどフィンケル氏はエマーソン弦楽四重奏団のチェロ奏者として最後のツアーでモスクワを訪問したようすをブログにアップしていました。

ロシアに入国するにあたって、先日のフランクフルト空港税関でバイオリンが押収された事件の影響で、音楽家たちの間にも気をつけようという空気が広がっているのをうかがわせる記述も。

... There have been recent stories of musicians not having had the proper paperwork and going through nightmares, so we were all well prepared. I am thankful every day that I have a crackerjack staff who takes care of most of the work for me; I don’t know how other musicians manage to find the time. ...

寒そうなモスクワで、故ロストロポーヴィチの銅像とお墓を訪れたようすも写真つきで[本文]。

ところで、CelloTalkシリーズをちょっと見直してみた限りでは、フィンケル氏は弓毛の面の角度について特に取り上げては話していないように思えました。代わりにフィンケル氏が時間をよく割いていたのが、弓の位置(元、中、先)の使い分け。

数々の動画を見ると、フィンケル氏は自然なボウイングをする「結果として」、あるていど弓毛の面を傾けているように見えました。ただし弓先に行ったときにも音の強さを保つために、弓毛の面をフラットに当てるテクニックについて、ドボルザークの協奏曲などを例に実演つきで話しているビデオがありました。

追記: コメントでたこすけさんが書いてくれたように、いきなりフィンケル氏の顔がアップで映るのでびっくりしないように注意!

関連記事

タグ : ロストロポーヴィチ  デヴィッド・フィンケル 

コメント

こんにちわ。
おお、まさにこれが見たかった!(笑)
ありがとうございます。
顔のアップがちょっとキツイですが・・・(苦笑)

2012/12/10 (Mon) 08:25 | たこすけ #- | URL | 編集

> たこすけさん
あ、たしかにいきなり顔のアップから始まるからびっくりしますね(^^;)。

2012/12/10 (Mon) 21:31 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

コメントの投稿


非公開コメント

トラックバック