2012.09.22
Sat

アンダーハンドのチェリスト

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ICS CelloChatで話題になっていたのですが、 オスモ・ヴァンスカ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏するマーラー交響曲第7番の動画で、チェロの第一列に、弓を通常の持ち方とは違って逆手というか、アンダーハンド・グリップで持つ奏者が! [右の画像は動画からキャプチャ]

どうやらこのチェロ奏者は、Jukka Rautasaloという同楽団の副首席奏者のひとりで、naxosにある経歴によるとバロックチェロとビオラ・ダ・ガンバを専門にしている奏者のようです。

バロックチェロといえば、ビルスマや鈴木秀美さんのことがまず思い浮かびますが、弓の持ち方は「オーバーハンド」。ビオラ・ダ・ガンバと同じ「アンダーハンド」でチェロを弾く奏者というと、クイケンくらいでしょうか[動画]。

それにしても、こうしてマーラーの交響曲も演奏するようなオーケストラの第一列で、アンダーハンドで弾くチェロ奏者はめずらしいのではないかと思います。

以前、左手に弓を持つ左利きのチェリストもいましたが、今回の例にしてもいずれもヨーロッパの「北のほう」で、こうした「ちょっと他と違ったひと」が出てきて組織の中でちゃんとポジションが得られるのは、何か風土的な特質でもあるのだろうか、とちょっと思いました。 バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) 鈴木秀美

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