2012.08.06
(Mon)

アンサンブル発表会

オーケストラ恒例のアンサンブル発表会。公会堂小ホールにて。

演奏順1番だったバイオリン2本とのトリオ(モーツァルトK.266)は手探りのスタート。 開演40分前になって楽譜を駅向こうの練習室に忘れて来たことに気づき、 暑い中もう一度往復したりして、心臓の鼓動も汗もまだおさまっていなかった。共演者には終わってから打ち明けた。

加えて、このホールで弾くのはかれこれ3度目でわかっていたはずなのに、隣の音が聞こえにくく感じてあわてた。 もう少し互いの椅子を近づけるべきだったか…などと思いながら弾いたら集中を欠いた。 ようやく少し調子が出てきたのは2楽章のメヌエットから。

フルート四重奏(K.285a)は、リラックスして演奏を楽しむことができた。 出だしのチェロの刻みでテンポが決まるから、と口酸っぱく舞台袖でまで言われ、初めだけ少し大きめに弾いた。あとは流れで。

グリーグ「ホルベルグ組曲」は、練習で不安だったパートが本番では意外と健闘し、代わりに一番信頼していたパートが4小節間落ちるという本番の醍醐味のようなハプニングがあったが、全体としては楽しく演奏を終えることができた。

思うに、誰でもがよくアンサンブルの本番で経験する失敗は、
「練習のときには思いつかなかったフィンガリングを突然思いつく」
「アイコンタクトしようとして楽譜から目を離したすきに楽譜のどこを弾いていたか見失う」
「カウントに自信がなくなり、出そびれる(あるいは、飛び出す)」
…といったところのよう。

最後のシベリウス「アンダンテ・フェスティーボ」を弾いているうちなんだか晴々とした気持になり、 時節柄、これがオリンピックの表彰式の演奏だったりしたらさぞ感動的だろう、などと思った。

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タグ : カルテット 

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