2012.07.25
(Wed)

「日本の面影」

120724_2005~0001ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を描いた朗読座の演劇「日本の面影」を六本木・俳優座で観てきました。ハーン役に草刈正雄、妻セツ役に紺野美沙子という配役。

ハーンが愛でた日本土着の文化や人の温和さや霊的なものと、西洋化・近代化していく明治の日本社会、さらにハーンの怪談の世界が劇中に描かれて、全体としてしっとりと落ち着いた、いい舞台でした。

松江に生まれ育った者として、ハーンにはそれなりに詳しいつもりだけど、その目から見ても著作や史実にかなり忠実だし、松江の方言もとても自然で、そのことからしても丁寧に作られた舞台であることが十分に察せられました。

元の脚本は山田太一で、以前NHKがハーン役に(ウェストサイド・ストーリーの)ジョージ・チャキリス、セツ役に壇ふみでドラマ化したのを見たことがありました(1984年)。

世代的には、草刈正雄、紺野美沙子のお二人がこういう役を舞台で演じるようになったというところにも、ちょっとした感慨。

紺野美沙子さんは、朗読の公演でチェロをパートナーに選ばれることが多く、9月には古川展生さんとの共演もあるそうです。

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コメント

NHKドラマ

お久しぶりです

そうですか、NHKのドラマをご覧になっていますか。何だかそちらに反応してしまいました。
チャキリスの「おせつー」と呼ぶ声が耳に残っているような気がしています。

Re: NHKドラマ

> 涼さん
おひさしぶりです!
今回の草刈正雄さんのハーンがなかなか良かったんですよ。少しとぼけた味で笑わせもするし、「耳なし芳一」のところでは凄味も感じました。

2012/07/26 (Thu) 20:57 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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