2012.03.21
(Wed)

ピアティゴルスキー・チェロ・フェスティバルが閉幕

ロサンゼルスで3月9日から10日間にわたって世界的チェリストたちが集まって開催された第1回ピアティゴルスキー・チェロ・フェスティバルが18日、110人のチェリストによるコンサートで閉幕したらしいです。その模様を伝えるニューヨークタイムズの記事。

Its Own Supporting Line: Another Festival for the Warm and Generous Cello [NYTimes 12.03.20]

18日のコンサートでは、マイスキーやイッサーリスらのソロ演奏の後、この2人を含む巨匠たち、ロサンゼルスフィルなどのチェリスト、地元の音大生など、合計110人ほどがウォルトディズニーホールのステージに乗り、「G線上のアリア」と現代の作曲家Christopher Rouseに委嘱されたRaptureduxという曲(Vc8パート)の2曲を演奏したとのこと。

記事では前半、どうしてチェリストはこのようなフェスティバルが定期的に開かれるほど互いに仲が良いのか?(チェリストにとってはさんざん語られる話題)について字数が割かれていますが…

ステージの壮観な写真は、ロサンゼルス・タイムズで見ることができます。これを見ると去年2月、サントリーホールで150人がチェロを弾いたチェロコングレスのことを思い出さずにはいられないわけですが、東京のチェロコングレスでは日本の第一人者のチェリストの方たちの他は(私も含む)大勢のアマチュアチェリストがステージを埋めたいっぽう、今回のロサンゼルスのフェスティバルでは音大生らが多かったようなのが、違いといえば違いでしょうか。

(見かけもサントリーホールとウォルトディズニーホールってそっくりだな、と思ったら、同じ日本の会社が設計しているんですね)

フェスティバルには日本から上村文乃さん[ブログ]がフランス・ヘルメルソン先生のマスタークラスに参加したようで、ニューヨークタイムズで賞賛されていました。

... Another brilliant student, Ayano Kamimura, 21, and Japanese, played Rachmaninoff beautifully, living every moment, and Mr. Helmerson hit just the right note in praising her temperament and helping her to sharpen ideas she had basically worked out for herself.
[... もう一人の才能あふれる学生、日本の上村文乃(21)は、ラフマニノフを美しく、終始生き生きと演奏し、これを聴いたヘルメルソン氏が彼女の情感を褒め、 彼女がすでにものにしている楽想をさらに磨くための助言をするにとどめたのは的確だった。※試訳 記事本文]
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タグ : ミッシャ・マイスキー  スティーブン・イッサーリス 

コメント

上村文乃さんは、先日のチェロの日の特別演奏で初めて聴きましたが、素晴らしかったですね。迫力があり、ただ者ではない感じがしました。

2012/03/23 (Fri) 18:58 | natasha #- | URL | 編集

> natashaさん
そうそう、上村さん、「チェロの日」の特別演奏で素晴らしい演奏を聴かせてくれたし、一緒にアンサンブルに加わってくれていましたね。ニューヨークタイムズの記事で褒められていて、なんだかうれしくなりました。

2012/03/24 (Sat) 14:33 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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