2012.02.09
Thu

「島根郷土かるた」が届いた

昨年末申し込んでいた復刻版「島根郷土かるた」が届きました。

「い 出雲大社に初詣で」に始まるいろはかるたで、島根の歴史や名所旧跡を称える句が昭和7年に発行された時のままノスタルジックで渋い色彩の絵札とともに。 120209_1754~0001

これを読み札と絵札、一枚ずつ手にとりながら眺めていると、生まれ育ったところにも知らなかったことがたくさんあることや(読み札の裏に解説がある)、80年という時の隔たりなどをしみじみと感じます。

題材は、島根県の出雲・石見・隠岐と3つの地方のバランスに配慮したよう。 松江関連では「へ ヘルン八雲は世界の文豪」(ラフカディオ・ハーン)、「つ 月の宍道湖 嫁が島」など。 「ま 松江大橋 白魚船」の絵札に描かれた風景は、さすがに今とはだいぶちがいます。

名所には出雲大社をはじめとした神社・仏閣にちなむものが多く10句。神話にちなむものも「を 大蛇退治の素戔嗚尊(すさのをのみこと)」など4句。「ほ 堀尾吉晴 千鳥城」(松江城)、「あ 尼子をしのぶ 月山城址」など武将や城跡にちなむものも。

意外に思われるかも知れませんが、世界遺産になった石見銀山のことは出てきません。当時は史跡としての認識・評価がそれほどでもなかったのかも。

時代を感じるものとしては、「し 新緑の木の間に高し JOTK」(ゼイ オー テイ ケイとルビ)。ちょうど昭和7年、床几山に開局したNHK松江放送局。それから、「わ 若槻閣下は島根の誇り」。この頃2度、首相をつとめた若槻礼二郎。120209_1759~0001

前に「出雲弁かるた」のときにも、「郷土かるた」といえば群馬の「上毛かるた」、と思い出しましたが上毛かるたは昭和22年発行ですから、この「島根郷土かるた」はもっと古いことになります。

かるたを眺めていたら、一枚一枚に描かれた場所をいつか訪ねてみたくなりました。

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