2012.02.09
(Thu)

アントノフのリサイタル

2007年のチャイコフスキーコンクールで優勝したセルゲイ・アントノフのリサイタル。 8日、日経ホールにて[公演情報]。

前半にブラームスのチェロソナタの2番ヘ長調。休憩後の後半にチャイコフスキー「カプリッチョ風小品」などで超絶技巧を見せつけたかと思うと、 「ヴォカリーズ」やチャイコフスキーの「ノクターン」をゆっくりと哀愁たっぷりに響かせて客席をしんとさせ、 最後はまた超絶技巧のポッパー「妖精の踊り」で拍手喝采…7曲を一度も舞台袖に下がることなく一気の演奏。

これだけのプログラムを、渾身の演奏というよりはクールに、完璧なテクニックで弾ききって、なお余裕があるといった風情。

拍手といえばブラームスのソナタ2番は4楽章もののところ、1楽章と3楽章の終わりにも拍手が起きたのは、 お客に曲の知識がなかったからというよりは、いい演奏に対する純粋な気持ちのあらわれと思え、自然に感じました。 ただ、ヴォカリーズとノクターンの後は、もうあと半呼吸ほどの静寂があったらもっとジンと来たかも、と個人的には思いましたが…

アンコールは、ガーシュインの前奏曲。そういえば彼は現在アメリカで活動しているらしいとも聞き、 今後このひとは(お客は当然まず「ロシアもの」を期待してしまうだろうけど)どういう方向に行くんだろう?とふと思いました。 最後に「ノクターン」をもう一度。

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コメント

び~っくり!

今! 読んでびっくり!
yoshiさん いらしたんですか?私も!
そのうち発表会で弾きたいショパンが目的でしたが 全部良かったですね。「ノクターンも弾きたい(笑)」って思ったらアンコールでも聴けて幸せでした。おっしゃるように余裕綽々のテクニック...プロの演奏家はもちろん皆さんそうなのでしょうけれど すごく感じさせましたね。
余韻...ほしかったですね。みんな私の斜め前にいたおぢさんのせいですよ!
今度 ご一緒したら声かけてくださいね~

2012/02/13 (Mon) 02:28 | Nao #K.HZW4cM | URL | 編集

Re: び~っくり!

> Naoさん
ありゃ、いらっしゃってたんですか?!お客さんがたくさんいたからでしょうか、お互い姿を見つけられませんでしたね(^^;)
ショパンの「序奏とポロネーズ」もよかったですね…あの曲を目標にされる方が多いですが、あんなに技巧的で難しい曲だったでしょうか?ジャンドロン編曲にもいろいろあるのかも知れませんが、ちょっとびっくりしました。

2012/02/13 (Mon) 20:55 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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