2011.08.01
(Mon)

週末のアンサンブル練習

日曜昼から夜まで、来週の発表会本番に向けてアンサンブル練習。

モーツァルトの弦楽四重奏「狩り」は、どうしても演奏の出来を左右しそうな要素が第1バイオリンに集中しがち。
4人の中では最も若い第1バイオリンのチエさんに負担をかけてしまっているのではないか、と申し訳なくなる。
弦楽四重奏といっても4人が「公平」「平等」ではない。
チェロとしてできることはするのだが、弾き終わっても3人に言うべき適切なコメントが浮かばず、いきおいバイオリンとビオラに発言を譲ることになる。
チェロという楽器の特性もあるかも知れないが、このへんはまだ演奏経験、アンサンブル経験が不足しているのだ。

休憩をはさんで今度はフルート四重奏(モーツァルトK298)。
1楽章はフルートがテーマを提示して、以下フルート、バイオリン、ビオラが順に変奏の旋律を弾く。
最後の第4変奏はというと、チェロに旋律はやって来ない。
代わりにフルートが再度テーマを吹き、チェロはその装飾を忙しく弾く。
実はここがチェロにとって最大の難関。
しかし演奏を聴いてみると、この部分のチェロの「手柄」がわかりづらい。
練習で失敗してもほとんどスルーされるのは、3人のやさしさか、それとも気づかれていないだけか。
この部分をさらって来たので、大分良くなったと思う(だれにもコメントされなかったが)。

アンサンブルでチェロはどうも二の次、三の次にされ、隠れた努力が気づかれぬまま終わることが多い。

他のグループの練習を見学したあと、ヴィヴァルディ「調和の霊感」RV550。
ヴィヴァルディ:協奏曲集 調和の霊感 [Blu-spec CD] イタリア合奏団 4楽章、4人のバイオリンと代わるがわる対決するチェロのソロは、「良くなった」とバイオリンに褒められた。
「音が大きくなったよね」…それだけかと拍子抜けしたが、そうなるまでにはスコアを読み、バイオリンの旋律をピアノで叩き、ボウイングを変え…と色々やったみたのだ。

指導のS先生が、チェロがテンポが遅れそうになるのは決まって
「裏拍から始まる長音符をアップボウで弾いたとき弓を長く使い過ぎてるから」
と見事に指摘してくれて、さすがにきちんと見ていてくれている、とうれしくなった。

帰りに皆でビール。
たまたま隣のテーブルで飲んでいた女性は、有名なバイオリニストの方だったらしい。
バイオリン弾きの仲間が気づいていて、店を出てから教えてくれた。
店にいるときに教えてくれれば良かったのに!

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タグ : カルテット 

コメント

コメントを譲るの分かります

こんにちは。 他の楽器とのアンサンブルになると、私もついコメントを譲ってしまいます。
おとなしく(笑)弾いている事が多いです。
やっぱり、メロディ系の方が、こうしたい、ああしたいっていう要望が出やすいのでは?

2011/08/05 (Fri) 15:21 | そらおと #- | URL | 編集

チェロの立ち位置

えー、そらおとさんがおとなしく....?(^^;)あれですね、音が合ってないとか「現状認識」までは言えるんですけど、じゃあどうしたらいいかという「解決策」なんかは技術や役割の違いがあってチェロからは難しいですね。むしろ「こうしてほしい」という「方向性」みたいなものが言えるようになったらいいんでしょうね。

2011/08/05 (Fri) 22:28 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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