2010.08.19
Thu

シンコペーションと裏拍

シンコペーションの練習 [日曜チェロ弾き無伴奏日記 ダンベルドアさん]

これは僕も日頃から苦手に感じている問題。でも、チェロだけではなく、バイオリン・ビオラなどにもある「症状」のような気がします。もしかしたら中年以上の楽器奏者に共通の問題(「拍無い症」byフルハウスさん)かも知れない。初心者特有の問題かというと、けっこう年数の長い人にもいる。

問題はシンコペーションだけにとどまらず、「裏拍」全般にあるような気がします。たとえば「付点音符の長さが保てず突っ込む」といった症状。 テンポがゆっくりなら正確に刻めても、速くなると刻めなくなる。

解決法としては、R子先生もオケのY先生もダンベルドアさんの書かれているように「口で歌ってみること」といいます。「スタータ」「ターツタ」など。
「口で歌えれば弾けるはず」「弾けないのは、口で歌えるほど頭に入っていないから」という理屈で、たしかにほとんどのケースはこれで治る。

しかし、バイオリンのS先生はそれに加えて「ボウイングの問題」と考えているよう。 つまり「口で歌えても弓がついていってない」こともある、という考え。
S先生は常日頃バイオリンにしてもチェロにしてもエチュード集が左手指使いの熟達を中心に作られていることを指摘しておられ、右手のボウイングのためのエチュード集が必要という考えらしい。

そんなS先生がアドバイスしてくれるのは、やはりメトロノームを使って、初めはゆっくり、弓のどこを使うか考えながら、 右手だけで弾いてみる、ということなのですが。

そんなわけで「裏拍問題」はみんなに共通の、しかもけっこう根深い問題じゃないかと思ってます。
少なくともそう思うことで、リズムがきちんと刻めないときのあの情けない思いを、 「なに、単にまだ訓練が足りないだけの問題さ」と明るく前向きに転化できそうな気がするので。

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コメント

ボーイング

ボーイングの問題ではもうひとつ思い出しました。
弓と同じ方向に体を引っ張られないということです。二人で向かい合って手を突っ張りあってよろけて足を踏み出したら負け,という遊びがあります。その時手は出すけど体をだすといなされたときにバランスを崩してしまいます。それと同じで弓は動かしても体の重心はむしろ反対の方にバランスをとる気持ちで弾きます。同じ方向に体が行くと,いつのまにか裏打ちが頭打ちになってしまうそうです。

2010/08/20 (Fri) 00:34 | ダンベルドア #JalddpaA | URL | 編集

Re: ボーイング

> ダンベルドアさん
> 弓と同じ方向に体を引っ張られない

あー、なるほど。体が一緒に流れると遅れるからでしょうか。体はあくまで強拍を刻もうとするからでしょうか。なんとなくわかります。

2010/08/20 (Fri) 20:45 | yoshi #mQop/nM. | URL | 編集

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2010.08.20 (Fri) 00:24 | 日曜無伴奏チェロ日記