2017.07.16
(Sun)

飛び入り

開催中のウィンブルドン、往年の選手たちによるエキシビションマッチでのハプニング。

キム・クライシュテルス選手(2012年引退、34歳)がサーブをどこに打つか声に出してパートナーにたずねると、客席から「ボディ・サーブ!」とヤジを飛ばした男性に「じゃあ、あなたが立ってみなさいよ」と応酬。ところが男性はウィンブルドンのコートで決まりの白いウェアを着ていない…

クライシュテルス選手、はじけすぎ…

この試合に映っている、白いキャップを逆さにかぶっているのが、1985年に19歳で引退したアンドレア・イエーガー選手(52)だというのが個人的にはツボでした。引退後、小児がん患者たちをサポートする団体を立ち上げ、10年前に修道女に。もちろんかつての長いおさげ髪の姿ではありませんが、元気そうな姿が、意外なシーンで見られてよかったです。

2017.06.30
(Fri)

ウィンブルドン2017ドロー

3日から始まる全英選手権ウィンブルドンドローが発表。男子シングルスのシード選手の配置は:

マレー v バブリンカ
ナダル v (チリッチ v 錦織)
ラオニッチ v フェデラー
ティーム v ジョコビッチ

第9シードの錦織選手の予想される対戦相手は、1回戦チェキナート(イタリア,105位)→2回戦ベネトーor予選勝者→3回戦バウティスタ・アグート→4回戦チリッチ...という流れ。

錦織選手はケガの影響もあって第8シードまでに入ることは逃したけど、ドローを見ると結果的にはそう悪くない、というところ。4回戦の相手が、去年リタイアしたときと同じチリッチだというのが因縁。

タグ : 錦織圭 

2017.06.06
(Tue)

全仏ベスト8

錦織選手が全仏4回戦でベルダスコに0-6 6-4 6-4 6-0で勝ってベスト8!

錦織選手は第1セットから明らかに体の不安を抱えていて、いいところなく0-6。 第2セットは、先にブレークされることがあればその時点で棄権するのではないかと思われたほど元気がなく、見ているのがつらかった。 でもここから、無理をせず「できることだけをやる」ことにしたのが良かったように見えた。ミスの多いフォアでは無理をしない一方、バックハンドでは強く打てていた。

苦境にあるとき、自分の最高のパフォーマンスを目指すのでなく、今できることだけをやっているといい結果になることがある、ということか。

ベルダスコはいつ棄権するかも知れない錦織選手を相手にやりにくそうだった。 強い風もあって安全に勝とうとしたのがかえって自分の調子を落とし、第3セットでも切り換えられなかった。

これで男子ベスト8の顔触れは:
(マレー v 錦織)
(バブリンカ v チリッチ)
(ラオニッチブスタ v ナダル)
(ティーム v ジョコビッチ)
シードを守れなかったのはラオニッチだけのほぼ順当な顔ぶれ。

錦織選手は依然として体の不安を抱えているに違いないけど、この中の一人にまだ残っていることがどれだけ大きいか!

ナダルの調子が良さそう。他には、最近実力をつけてきているティームがこわい。

[8日追記] 錦織選手は準々決勝マレーに6-2 1-6 6-7 1-6で敗退。出だしはめずらしく良かった。マレーの粘りを打ち破る前に集中力のスタミナが切れた、という印象。今回の状態を考えれば今大会よくやった、というところかも。
[後日追記] この大会、ナダルが決勝のバブリンカ戦も含め1セットも落とさない強さを見せつけて今大会10度目の優勝をおさめた。

タグ : 錦織圭 

2017.05.26
(Fri)

全仏オープン2017ドロー

来週から始まる全仏オープンドローが発表。第8シードの錦織圭選手は、第1シードのマレーのブロック。

シードが勝ち上がると:
(マレー v (A.ズベレフ v 錦織))
(バブリンカ v チリッチ)
(ラオニッチ v ナダル)
(ティーム v ジョコビッチ)

錦織選手に予想される対戦相手は、1回戦コキナキス、2回戦シャルディかアルボット、3回戦クエリーときて、 ベスト8に入るために4回戦で予想されるのが、先週ローマ大会で優勝して勢いに乗るアレキサンダー・ズベレフ(20)。

ズベレフ選手はランキングでも10位と錦織選手をおびやかす存在になってきているから、この4回戦が大一番で、故障明けであることも考えると、これに勝ってベスト8に入ればよしとしなければいけないかも知れない… 錦織選手はこれを書いている時点で前哨戦のジュネーブ大会で準決勝の対戦中。ここで自信と感覚を取り戻せているかどうか。

もしベスト8に入れば、マレーもジョコビッチもいま一つの調子だから、そこからは期待していいかも知れません。

タグ : 錦織圭 

2017.03.19
(Sun)

バックハンド・ボーイズ

フェデラー、ハース、ディミトロフの3選手が大会の合間に、シカゴの"Hard to Say I'm Sorry"(素直になれなくて,1982年)を熱唱。 3人とも今では少数派の片手バックハンドだから「バックハンド・ボーイズ」。

途中、ジョコビッチが友情出演しているのがおかしい。

この大会、錦織圭選手は準々決勝でソック選手に敗れ、準決勝でフェデラーとの対戦はならず…フェデラーがこんなことをしている余裕があることを思うと、まだまだ、ですね。

でもこれ、声は確かに3人の声ですが、この3人が今年の1月に歌ったときにはひどかったはず。 短期間にこんなに歌がうまくなるものか?それとも技術の力を借りればこんなふうに録音できてしまうものなのか?…以下が今年1月のフェデラーのツイート(音量に注意)。


タグ : ロジャー・フェデラー 

2017.03.08
(Wed)

BNPパリバ・マスターズのドロー

四大大会に次ぐグレードの今年最初の大会、9日から始まるBNP Paribasオープン(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ)のドローが発表。 この大会はGAORAのほかNHKがBSで中継するよう。

ランキング5位の錦織圭選手は第4シードで、シード勢が勝ち上がると:

マレー v ツォンガ
バブリンカ v ティーム
チリッチ v 錦織
(ナダル v フェデラー) v ジョコビッチ

錦織選手は2回戦からの登場で、予想される相手は、エバンス→ミュラー→プイユ(orクエリー)ときて準々決勝でチリッチ(orディミトロフ)に勝てばベスト4というところ。

5位の錦織選手が第4シードになったのは、ラオニッチが2月にハムストリングを傷めて欠場するため。全豪決勝を戦ったナダルとフェデラーはまだランキングが上がらずジョコビッチのブロック。錦織選手が勝ち上がればこの3人の内の勝者1人を待ち受けることになる。上位4シードに入ると準決勝まで上位選手と当たらないのは大きいことが、こうして実際にドローになってみると実感できる。

[後日追記] 錦織選手はエバンス→ミュラー→ヤングに勝ってベスト8に入ったものの準々決勝でソック選手に敗れた。優勝はフェデラー。

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2017.01.30
(Mon)

フェデラー全豪優勝

真夏のオーストラリアで行われた全豪オープン男子単決勝は、ロジャー・フェデラー(35)とラファエル・ナダル(30)と言う、誰も予想できなかったような組み合わせになった。 長くトップに君臨しながら、最近は緩やかな下降線にあった二人だったから、どちらにも勝たせてあげたかったが、フェデラーがフルセットの激闘の末制した。

驚いたのは、決勝がベテランの「懐メロ対決」などではなく、往年のライバル対決にも劣らない世界最高レベルのラリーの応酬だったこと。二人共決勝まで勝ち上がって5セットでこのクオリティを保てる体力・技術があるところがすごい。

ファイナルセット、試合開始3時間を過ぎた大詰めでの26本のラリー。

この二人の決勝になった一番の要因は、第1,2シードのマレーとジョコビッチが早いラウンドで伏兵に足をすくわれたことにもよるが、もうひとつの要因は、若手との対戦の中で徐々に自信をつけてしまったことにもあるように思う。 言ってみれば、フェデラーを目覚めさせてしまったのは4回戦の錦織圭選手、ナダルを目覚めさせてしまったのは3回戦のズベレフ弟と準々決勝のラオニッチだった。

フェデラーとナダルが復活して、今年のテニス界がどうなるのかわからなくなってきた。 マレーとジョコビッチは必ず盛り返してくるし、ベスト4に入ったディミトロフはついに自分に自信を持ち始めたように見える。これでデルポトロが復帰してきたらさらにややこしい…

個人的には錦織選手に一度でいいから四大大会のタイトルを取らせてあげたいとずっと思っているのだが、錦織選手にとって2017年は、力は充実してきたものの、ますます厳しいシーズンになることは間違いない。

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2016.10.26
(Wed)

カメラのレンズにサインをする理由

テニスの中継で、勝った選手がカメラのレンズに──もちろん直接にではなく透明のアクリル板に── サインをするのが広がって、最近ではプロ野球でも見るようになりましたが、あれはどこから始まったのか?… ツイッターでこの疑問を見て、思い出したので。

同じ疑問について、テニスの大きなスポンサー企業BNP Paribaが運営するテニス情報サイト We Are Tennis に2013年の記事がありました。

But where does the idea of signing the camera at the end of the match come from? (“それにしても試合後にカメラにサインするのはどこから来ているのか?”) [WeAreTennis 2013.05.29]

この記事にあるテレビ関係者の証言によると、いつが最初かははっきりしないものの2000年代初め、遅くとも2002年には、フランスのテレビ局がローランギャロスの全仏選手権を中継するにあたり、国際映像の終わりを各局に知らせる合図に、ちょうど映画のエンディングの字幕のように、勝った選手に画面にサインをしてもらうようにした、ということでした。

四大大会の中継は昔からWOWOWで見ていますが、全仏の国際映像はいつもカメラワークが凝っているので、そういう演出をすることもいかにもありそうだし、時期的にもそうだったかも知れないと思います。上の記事では90年代にフランスの別の大会でテストしたというから、"最初"となると少しさかのぼるかも知れない。

日本の質問サイトなどに、95年の全米でモニカ・セレス選手がやったとしている方がいましたが、根拠がないのでちょっと信用できません。

日本で広がったのは、まちがいなく錦織圭選手の活躍が注目されるようになったからでしょう。 プロ野球の選手が、あのサインをするとき「"ニシコリ"していいの?」と言っているのをテレビで見たことがあります。

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2016.10.03
(Mon)

好きなスポーツ選手1位

錦織圭選手(26)が小中学生の「好きなスポーツ選手」の第1位になったのだそう。株式会社バンダイがこの8月、小中学生900人を対象に実施した調査で「好きなスポーツ選手」を選んでもらったところ、第1位が錦織圭選手、2位が浅田真央選手、3位が羽生結弦選手という結果に。

「小中学生のスポーツに関する意識調査」 結果 [株式会社バンダイ プレスリリース PDF 16.09.26] スマッシュ 2016年 10 月号 [雑誌]

野球のイチロー選手が6位、大谷翔平選手が9位、体操の内村航平選手とサッカーの本田圭佑選手が7位というから、こうしたスター達よりもテニスの錦織選手が「上」というのが、すごいことだと思うと同時に、時代の移り変わりを感じます。

錦織選手は今週から楽天ジャパンオープンに出場。母国で第1シードでの出場なので、応援もプレッシャーも大きいと思いますが、がんばって欲しいです。

[追記] 錦織選手は大会2回戦で「臀部の軽い肉離れ」を起こしてリタイア…好調そうに見えただけに残念。

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2016.09.08
(Thu)

錦織、全米ベスト4!

錦織圭選手が全米準々決勝で世界ランキング2位のマレーを1-6 6-4 4-6 6-1 7-5で破ってベスト4!

錦織選手が四大大会でベスト4に入ったのは、決勝まで進んだおととしの全米以来2年ぶりですが、 おととしジョコビッチを破っての決勝進出が、ケガから復帰したばかりの「無欲」の快進撃だったのに対して、 今回は確かな実力と経験値の成果という気がします。

実は、準々決勝の前夜「今回は勝てそうな気がする」とツイッターに書き込んでいました。 これまでのマレーとの対戦を見て来て、マレー対策の経験値が溜まってきているような感じがなんとなくしていたからです。体調も良さそう、相性のいい全米…というのもあったかも知れません。

試合が始まった3時から、試合が終わった7時までずっと観戦してしまいました。 流れが何度も行ったり来たりして、見ている方があきらめそうになる試合でした。

準決勝の相手はデルポトロを破ったランキング3位のバブリンカ。勝てば決勝はたぶん世界ナンバー1のジョコビッチ。 奇しくも2年前の全米で破っている相手ですが、ここからの結果はどうあれ、 ここまでですでに2年前の準優勝とはまた違った意義の、大きな成果を上げていると言えると思います。

[10日追記] 準決勝はバブリンカに6-4 5-7 4-6 2-6で逆転負け。高温多湿のコンディションの中、マレー戦の疲労が出たと分析されていた…。

[12日追記] バブリンカは決勝でもジョコビッチを6-7 6-4 7-5 6-3の逆転で破り全米初優勝。

タグ : 錦織圭 

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