2017.09.12
(Tue)

指揮するロボット

イタリア・ピサの歌劇場で、プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」を指揮するのはロボット…

[New Atlas経由ABB]

このロボットは、スイスに本社を置くABBグループが開発したYumiというロボットで、今週ピサで行われているロボット関係の国際展示会でその指揮ぶりを披露することになっているのだそう。 yumi_robot.jpg

指揮をするだけなら、2008年にホンダのASIMOがデトロイト交響楽団を指揮した(その場にヨーヨー・マもいた)ことがありますが[過去記事]、このYumiは「リードスルー(lead-through)・プログラミング」という技術によって、特別な知識がない人でも動作を教えられるようになったところが進んでいるのだそうです。

[追記] 12日の本番の映像。歌うのはアンドレア・ボチェッリで、ヴェルディの歌劇「リゴレット」の"La Donna e'Mobile"(女心の歌)。目の不自由なボチェッリとロボットとで合わせるのには、実は苦労があったかも。

2017.07.10
(Mon)

歌うチェリスト

先月から話題になっていた動画。シューベルト「魔王」をチェロで弾き始めたと思ったら…

ナサニエル・ピアースさんという、チェリストでテノール歌手でもあるひとだそうです。

この人のことを思い出しました。イギリスのサイモン・ウォルフィッシュさんでプッチーニ「ラ・ボエーム」のデュエットをチェロと歌とで。(どの曲かまではわかりませんでした第4幕冒頭、ロドルフォとマルチェロが、お互いの別れた恋人を思って歌う二重唱"O Mimì, tu più non torni"「ああミミ、君はもう戻ってこない」という曲だとコメントで教えて頂きました。感謝!)

チェロでも、声でも歌えるのは、うらやましいです。

2017.07.03
(Mon)

チェロを弾くあやつり人形

イギリスでストリート・パフォーマーがチェロを弾くあやつり人形を使うようすを、先月末たまたま旅行で訪れたアメリカの女性が動画に撮ってFacebookに投稿したところ、あっという間に広がり、数日間で百万回以上も再生されて評判になったのだそう。

このストリート・パフォーマーは、Ettenoiram とだけ名乗るひとで(マリオネットの綴りの逆)、イギリス各地を旅して街角に立っているほか、フェースブックインスタグラムでも訪れた街での"演奏"のようすを投稿していました。自分で作った人形が本物のチェリストのように見えるよう、実際にチェロを習ったりもしたのだそうです[ClassicFMより]。どうりでこのように大きく柔らかなビブラートがかけられるわけですね…

2017.06.26
(Mon)

空飛ぶチェリスト

フランスのパラグライダーのインストラクター、アンリ・モンテル氏が、パラグライダーの魅力を広めるために、空の上でチェロ…

先週21日にFacebookにアップされたこの動画を、あのジャン=ギアン・ケラスが「いいね」していたので知りました。

モンテル氏は去年も、パラグライダーに乗りながらギターを弾く動画をアップしていましたが、その視聴回数をすでに軽く超えているから、こちらのほうがインパクトが大きいかも。

2017.05.28
(Sun)

犬がチェロ

毎回、人のように動く犬、耳につく歌で気になるCMを流している日清紡の企業CM。バッハのプレリュードかと思ったら…

今月からオンエアされているもののよう[日清紡ニュースリリース]。 バンドネオンの別バージョンも。

なぜ犬がチェロ?何のCM?そもそも何の会社?…と、見た人に疑問に思ってもらえれば成功、というCM。

タグ : CMのチェロ 

2017.05.16
(Tue)

デビスカップよりもエキサイティング

このところエリザベート王妃国際音楽コンクールのネタが多くなっていますが、これはF1バージョンに続いて2本目のPR動画。 「デビスカップ決勝戦のようにエキサイティング…」

映し出されているのはおそらく、コンクールが開催されているベルギーが決勝に進んだテニスの世界国別対抗のデビスカップ2015年決勝戦で、こちら側がベルギーのダヴィド・ゴファン選手、向こう側がイギリスのマレー選手ですね。ゴファン選手はこのところ強くなってきていて、錦織選手のランキングに迫る勢い。

そういえばこのコンクール、一次ラウンド参加者70人に地元ベルギーのチェリストは一人も選ばれなかったはずですが、それでも盛り上げようとアイデアを凝らしていますね。

[追記] ボブスレー・バージョンも。

2017.05.02
(Tue)

「走るビオラ」がフルマラソン挑戦

viola-costume.jpg

先日、ビオラのコスプレでハーフマラソンを1時間19分台と速いタイムで完走したイギリスの音大生は、おととい30日にバーミンガムで開催された10キロレースにも同じビオラのコスプレで出場。約8千人の参加者中45位、36分32秒の好タイムでまたしても完走したそうです。その目立つルックスから地元のメディアなどにも取り上げられていました。

彼の目的は、アフリカの子どもたちに音楽教育の機会を提供するプロジェクトへの募金を呼びかけること。 専用のツイッターフェースブックのアカウントも作っていました。

10キロレースの前に公開された予告動画。

その彼は、今年10月のバーミンガム国際マラソンでいよいよフルマラソンに挑戦して「楽器の扮装によるフルマラソン完走」のギネス世界記録を目指すことを表明。それまでの歩みは、地元テレビ局が密着取材することになっているそうです。

これまでの成績を見ると、彼はフルマラソンも3時間を切る好タイムで完走するのは間違いなさそうに思え、音大生・音楽家としては世界的に見てもトップクラスのランナーではないかと思いますが、果たして音楽とマラソンの練習の両立ができるのか、なんだか心配になってきました…

チェリストでランナーといえば先日、フルマラソンを完走したその日にドボコンを弾いたかたの話がありましたね。

2017.04.04
(Tue)

ビオラのコスプレでマラソン新記録

イギリス・バーミンガムの音楽院でビオラを学ぶ学生が2日、リバプールで行われたマラソン大会にビオラのコスプレで出場し、ハーフマラソンを1時間19分32秒と、これまでの「楽器の扮装でのハーフマラソン完走」の世界記録を7分以上更新する世界新記録で完走したそうです[theStradより]。 viola-costume.jpg

1時間19分台というのは、市民ランナーとしては相当速いほうだと言っていいんだろうと思います。ちなみに、猫ひろしのハーフマラソンの記録は1時間13分46秒だそうです(2015年)。

しかし、「楽器の扮装でのマラソン」の記録なんていうものがあるのは知りませんでした。

これなら、あの東京マラソンでフルマラソンをチェロのコスプレで完走したかたも申請できるんじゃ…

2017.04.02
(Sun)

ヨーヨー・マと首席チェロ奏者が乱闘...

4月1日、ヒューストン交響楽団が発表したところによると、世界的チェリストのヨーヨー・マと同楽団が今年2月に共演した際、同楽団の首席チェロ奏者ブリントン・アヴリル=スミス氏とヨーヨー・マとが乱闘に及んでいたことがわかった…

yoyoma-smith.jpg

原因は、ヨーヨー・マの使うモンタニアーナ1733年のチェロ "Petunia"をめぐる「三角関係」で、 スミス氏が楽屋にあった"Petunia"と自分の楽器をこっそり入れ替えたことにヨーヨー・マが気づいて口論に… スミス氏は後に謝罪し、チェロはヨーヨー・マのもとに返された…とのこと。 ヒューストン交響楽団の公式発表はこちら

ヒューストン交響楽団、なかなかやりますね。

(※追記: Petuniaというとヨーヨー・マが1999年、ニューヨークでタクシーに忘れて有名になったチェロでもありますね)

スミス氏の名誉のために、彼の演奏でポンセ「エストレリータ」。ハイフェッツのバイオリン編曲(Fis-dur)に忠実に弾いていると思われます。

タグ : ヨーヨー・マ  チェロ事件簿 

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