2017.03.08
Wed

BNPパリバ・マスターズのドロー

四大大会に次ぐグレードの今年最初の大会、9日から始まるBNP Paribasオープン(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ)のドローが発表。 この大会はGAORAのほかNHKがBSで中継するよう。

ランキング5位の錦織圭選手は第4シードで、シード勢が勝ち上がると:

マレー v ツォンガ
バブリンカ v ティーム
チリッチ v 錦織
(ナダル v フェデラー) v ジョコビッチ

錦織選手は2回戦からの登場で、予想される相手は、エバンス→ミュラー→プイユ(orクエリー)ときて準々決勝でチリッチ(orディミトロフ)に勝てばベスト4というところ。

5位の錦織選手が第4シードになったのは、ラオニッチが2月にハムストリングを傷めて欠場するため。全豪決勝を戦ったナダルとフェデラーはまだランキングが上がらずジョコビッチのブロック。錦織選手が勝ち上がればこの3人の内の勝者1人を待ち受けることになる。上位4シードに入ると準決勝まで上位選手と当たらないのは大きいことが、こうして実際にドローになってみると実感できる。

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2017.01.30
Mon

フェデラー全豪優勝

真夏のオーストラリアで行われた全豪オープン男子単決勝は、ロジャー・フェデラー(35)とラファエル・ナダル(30)と言う、誰も予想できなかったような組み合わせになった。 長くトップに君臨しながら、最近は緩やかな下降線にあった二人だったから、どちらにも勝たせてあげたかったが、フェデラーがフルセットの激闘の末制した。

驚いたのは、決勝がベテランの「懐メロ対決」などではなく、往年のライバル対決にも劣らない世界最高レベルのラリーの応酬だったこと。二人共決勝まで勝ち上がって5セットでこのクオリティを保てる体力・技術があるところがすごい。

ファイナルセット、試合開始3時間を過ぎた大詰めでの26本のラリー。

この二人の決勝になった一番の要因は、第1,2シードのマレーとジョコビッチが早いラウンドで伏兵に足をすくわれたことにもよるが、もうひとつの要因は、若手との対戦の中で徐々に自信をつけてしまったことにもあるように思う。 言ってみれば、フェデラーを目覚めさせてしまったのは4回戦の錦織圭選手、ナダルを目覚めさせてしまったのは3回戦のズベレフ弟と準々決勝のラオニッチだった。

フェデラーとナダルが復活して、今年のテニス界がどうなるのかわからなくなってきた。 マレーとジョコビッチは必ず盛り返してくるし、ベスト4に入ったディミトロフはついに自分に自信を持ち始めたように見える。これでデルポトロが復帰してきたらさらにややこしい…

個人的には錦織選手に一度でいいから四大大会のタイトルを取らせてあげたいとずっと思っているのだが、錦織選手にとって2017年は、力は充実してきたものの、ますます厳しいシーズンになることは間違いない。

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2016.10.26
Wed

カメラのレンズにサインをする理由

テニスの中継で、勝った選手がカメラのレンズに──もちろん直接にではなく透明のアクリル板に── サインをするのが広がって、最近ではプロ野球でも見るようになりましたが、あれはどこから始まったのか?… ツイッターでこの疑問を見て、思い出したので。

同じ疑問について、テニスの大きなスポンサー企業BNP Paribaが運営するテニス情報サイト We Are Tennis に2013年の記事がありました。

But where does the idea of signing the camera at the end of the match come from? (“それにしても試合後にカメラにサインするのはどこから来ているのか?”) [WeAreTennis 2013.05.29]

この記事にあるテレビ関係者の証言によると、いつが最初かははっきりしないものの2000年代初め、遅くとも2002年には、フランスのテレビ局がローランギャロスの全仏選手権を中継するにあたり、国際映像の終わりを各局に知らせる合図に、ちょうど映画のエンディングの字幕のように、勝った選手に画面にサインをしてもらうようにした、ということでした。

四大大会の中継は昔からWOWOWで見ていますが、全仏の国際映像はいつもカメラワークが凝っているので、そういう演出をすることもいかにもありそうだし、時期的にもそうだったかも知れないと思います。上の記事では90年代にフランスの別の大会でテストしたというから、"最初"となると少しさかのぼるかも知れない。

日本の質問サイトなどに、95年の全米でモニカ・セレス選手がやったとしている方がいましたが、根拠がないのでちょっと信用できません。

日本で広がったのは、まちがいなく錦織圭選手の活躍が注目されるようになったからでしょう。 プロ野球の選手が、あのサインをするとき「"ニシコリ"していいの?」と言っているのをテレビで見たことがあります。

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2016.10.03
Mon

好きなスポーツ選手1位

錦織圭選手(26)が小中学生の「好きなスポーツ選手」の第1位になったのだそう。株式会社バンダイがこの8月、小中学生900人を対象に実施した調査で「好きなスポーツ選手」を選んでもらったところ、第1位が錦織圭選手、2位が浅田真央選手、3位が羽生結弦選手という結果に。

「小中学生のスポーツに関する意識調査」 結果 [株式会社バンダイ プレスリリース PDF 16.09.26] スマッシュ 2016年 10 月号 [雑誌]

野球のイチロー選手が6位、大谷翔平選手が9位、体操の内村航平選手とサッカーの本田圭佑選手が7位というから、こうしたスター達よりもテニスの錦織選手が「上」というのが、すごいことだと思うと同時に、時代の移り変わりを感じます。

錦織選手は今週から楽天ジャパンオープンに出場。母国で第1シードでの出場なので、応援もプレッシャーも大きいと思いますが、がんばって欲しいです。

[追記] 錦織選手は大会2回戦で「臀部の軽い肉離れ」を起こしてリタイア…好調そうに見えただけに残念。

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2016.09.08
Thu

錦織、全米ベスト4!

錦織圭選手が全米準々決勝で世界ランキング2位のマレーを1-6 6-4 4-6 6-1 7-5で破ってベスト4!

錦織選手が四大大会でベスト4に入ったのは、決勝まで進んだおととしの全米以来2年ぶりですが、 おととしジョコビッチを破っての決勝進出が、ケガから復帰したばかりの「無欲」の快進撃だったのに対して、 今回は確かな実力と経験値の成果という気がします。

実は、準々決勝の前夜「今回は勝てそうな気がする」とツイッターに書き込んでいました。 これまでのマレーとの対戦を見て来て、マレー対策の経験値が溜まってきているような感じがなんとなくしていたからです。体調も良さそう、相性のいい全米…というのもあったかも知れません。

試合が始まった3時から、試合が終わった7時までずっと観戦してしまいました。 流れが何度も行ったり来たりして、見ている方があきらめそうになる試合でした。

準決勝の相手はデルポトロを破ったランキング3位のバブリンカ。勝てば決勝はたぶん世界ナンバー1のジョコビッチ。 奇しくも2年前の全米で破っている相手ですが、ここからの結果はどうあれ、 ここまでですでに2年前の準優勝とはまた違った意義の、大きな成果を上げていると言えると思います。

[10日追記] 準決勝はバブリンカに6-4 5-7 4-6 2-6で逆転負け。高温多湿のコンディションの中、マレー戦の疲労が出たと分析されていた…。

[12日追記] バブリンカは決勝でもジョコビッチを6-7 6-4 7-5 6-3の逆転で破り全米初優勝。

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2016.08.16
Tue

錦織、銅メダル

リオ五輪の男子テニスで錦織圭選手が、準決勝でマレーに敗れはしたものの、三位決定戦でナダルを破って銅メダルという結果を残し、あわせて体の故障がなかったことに、ほっと安堵したというのが正直なところ。

通常の大会と違ってランキングにも反映されず、ボールボーイの動きの悪さにも表れたような運営のあぶなっかしさは感じたものの、ふだんテニスを見ない人にも注目され賞賛されている様子を見聞きすると、やはり国を背負ったオリンピックに出場することは大きいと感じた。 錦織選手自身も他の競技を見たり、選手村の生活を満喫していたようなのはよかった。

恐れていたのは、もしウィンブルドンでのようなこと(故障のため4回戦チリッチ戦途中で棄権)があった場合で、4年に1度のオリンピックなのだから最後まで闘うべきだ、というような声が起こったりしないか?ということだった。そういうことにならなくて本当に、本当によかった。

今回の大きな山は準々決勝のモンフィス戦だったが、最終セットのタイブレーク6-3のマッチポイントからモンフィスが取り切れず、特に6-5のサーブでダブルファーストをして結果的にダブルフォールトしたのは、これまで何度も接戦を演じながら一度も錦織選手に勝てていない焦りというものだったか。

準決勝のマレーの壁は厚かったが、以前ほどの差はないと感じた。錦織選手のサーブは、以前ほど速さは追及しなくなったようだが、それでよくなった。 三位決定戦のナダルには、ラリーで主導権を取れていたので、第2セット5-2から逆転されたとき以外は安心して見ていられた。 第3セットの前のトイレットブレークは、ナダルの側からすると早く再開したいところだったろうが、もちろんルールの範囲内だし、ナダルもよく長いルーチン動作で相手を待たせるので、あまり人のことは言えないだろうと思った。

今週からはもうシンシナティで大会、今月末には全米が始まる。それまでにどこかで少し休養して欲しいところ。


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2016.08.11
Thu

錦織の読み

テニスの錦織圭選手のおかげで島根県に多い「錦織」の姓と「にしこり」という読みは有名になったけど、 この「錦織」という姓の読みについて、朝日新聞に詳しい記事が出ていたので。

錦織って何と読む? 五輪に2人、異なる読み方 島根 [朝日 16.08.11]

きっかけは、開催中のリオデジャネイロ五輪に島根県からテニスの錦織(にしこり)圭選手、女子ホッケーの錦織(にしこおり)えみ選手、 2人が出場していること。

錦織姓の多い島根では、学校や職場に「錦織さん」が複数人いて、それぞれ読みが違うのはよくあること。だいたい初めて会ったときに確認していると思う。 上の記事で、島根県知事が会見で一瞬間違えたというのも無理ない話。

…錦織は島根に多い姓で、出雲市平田町出身の映画監督・錦織良成さんは「ニシコオリ」。読みは他にもあり、出雲市出身のオペラ歌手錦織健さんや少年隊の錦織一清さん(県外出身)は「ニシキオリ」。「ニシゴオリ」「ニシゴリ」の読み方もある。

錦織姓は古代に大陸から渡ってきた錦の織物を作る集団が始まりとされる。島根での起源については、今も錦織姓が多い旧加茂町(雲南市)の町誌に記述がある。…[中略]

錦織姓について調べたことがあるという県職員の錦織(にしこおり)稔之さん(45)によると、「ニシコリ」は松江に、「ニシコオリ」は出雲や加茂など松江より西側に多い。「全国名字大辞典」(東京堂出版)によれば、島根では8割以上が「ニシコオリ」で、同じく錦織姓の多い千葉県では「ニシキオリ」が一般的だという。

オペラ歌手の錦織(にしきおり)健さんも本名は「ニシコオリ」。なかなかきちんと読んでもらえなかったことから、読みやすい「ニシキオリ」にして活動している。…
[全文]

[追記] 後日オリンピックを観戦していて、女子レスリング75kg級の渡利璃穏(わたりりお)選手も松江市出身だということがわかった。渡利選手は惜しくも1回戦で敗れたけど、錦織選手以外にもがんばっている島根県の選手が多いのはうれしい。

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2016.08.05
Fri

リオ五輪テニス・ドロー

リオ五輪で錦織選手が出場するテニス男子シングルスのドローが発表。シード上位8人の配置は:

ジョコビッチ v ツォンガ
ナダル v ゴファン
モンフィス v 錦織
フェレール v マレー

[ドローのPDFはリンク先のDownloadsというところから]

フェデラーとバブリンカ(ともにスイス)が欠場するため第4シードになった錦織選手は、1回戦ラモス=ヴィノラス(スペイン)、2回戦ミルマン(オーストリア)かベランキス(リトアニア)、3回戦に予想されるコールシュライバー(ドイツ)に勝てばベスト8。

準々決勝モンフィス(フランス)かチリッチ(クロアチア)はどちらが来ても強敵ですが、なんとかベスト4に残ってマレー(イギリス)とメダルを賭けて対決して欲しいところ。

ただ、やはり心配なのは体の故障で、オリンピックという舞台であるために、もしものことがあっても無理をしてしまうのではないか?と、そのことが一番気になります。8月末にはすぐ全米オープンがあります。ぜひ無事に乗り切って欲しいと願うばかりです。

[追記] マレーはイギリス選手団の開会式での旗手に選ばれたとのこと!ナダルもスペインの旗手をつとめるが決まっており、テニスからは女子のウォズニアッキ(デンマーク)と合わせておそらく3人。前回ロンドン五輪では8人(ナダルの欠場で7人)が選ばれてました。

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2016.06.24
Fri

ウィンブルドン2016ドロー

EU離脱が決まった朝、来週から始まる全英ウィンブルドンのドローが発表…。男子シングルスの上位シードが勝ち上がると:

ジョコビッチ v ラオニッチ
フェデラー(orモンフィス) v 錦織
ティエム (orベルディヒ) v バブリンカ
ガスケ v マレー

錦織選手の1回戦はサーブの速いグロス。順調に行けば4回戦でチリッチかカルロビッチだから速いサーブへの対応がカギになりそう。フェデラー対錦織選手の準々決勝を見たいところではあるけど、どうなるか…。ナダルは欠場。

[追記] 錦織選手は、4回戦チリッチ戦の途中で、故障のため棄権…

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2016.05.20
Fri

全仏2016ドロー

来週から始まる全仏ドローがきょう20日決定。男子単のシード上位8人の配置は:

ジョコビッチ v ベルディヒ
ナダル v ツォンガ
バブリンカ v ラオニッチ
マレー v 錦織

フェデラー、モンフィスは欠場。

第5シードの錦織選手はマレーのブロック。

そのマレーに当たる準々決勝に進むためには1回戦ボレッリ、2回戦ベッカーかクズネツォフ、3回戦ベルダスコ、4回戦キリオスかガスケ(またしても!)…に勝たなければいけないから中々大変。

[追記] 錦織選手は4回戦でガスケに4-6, 2-6, 6-4, 2-6で敗退。ローマ、マドリードで続けてガスケを破ったときのような攻撃ができなかったのは、雨模様で重くなったボールのせいもあるかも知れないし、ベルダスコの大当たりでフルセットにもつれた3回戦の疲れもあったかも知れない…。優勝はジョコビッチが初の優勝で、生涯グランドスラム達成。

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