2017.03.04
(Sat)

ららら♪クラシックに宮田大さん

きのう3日、水戸芸術館での宮田大さんのリサイタルに行った友だちから知ったのですが、このリサイタル本編もすばらしいものだった上に、アンコールにポンセ「エストレリータ」[過去記事]を弾いてくれたとのこと。

宮田大さん、3月11日放送のNHK「ららら♪クラシック」で、この「エストレリータ(小さな星)」を弾いているのだそうです!

ららら♪クラシック「胸がキュンとなる名曲集」 [NHK 3月11日土曜 Eテレ 21:30 再放送木曜10:25]

司会の加羽沢美濃さんのピアノということなので、少し前に名曲アルバムで江口心一さんのチェロで流れたのと同じ編曲だと思いますが、宮田大さんのチェロとピアノとが語り合うような、すばらしい演奏が聴けることと思います。もちろん録画予約して見ようと思います。

[追記03.10: 番組リンク先の予告動画で演奏がほんの少し聴けるようになっていました。]

タグ : 宮田大 

2016.05.06
(Fri)

「徹子の部屋」に宮田大さんが出演

チェリストの宮田大さんが5月17日(火)の「徹子の部屋」[テレビ朝日]に出演されるそうです。

すでに番組の収録があったことは、宮田大さんのFacebookページで黒柳徹子さんとのツーショットの写真とともにお知らせがあったので知っていましたが、きょう同じFacebookページで放送予定日のお知らせがあったもの。宮田さんからどんな話が聞けるのか楽しみですし、これでまた宮田大さんのことを新たに知ってファンになる人が増えることでしょう。

「徹子の部屋」にチェリストが出演したというと、2009年の堤剛さんの出演が記憶に新しいところですが、1976年の開始から40周年を迎えた「徹子の部屋」のこと、たくさんのゲストの中にはチェリストも多数含まれているのではないかと思っていたら、あのヨーヨー・マも「徹子の部屋」に出演していたらしいことを知りました!

1983年、ヨーヨー・マ2度目の来日のときで、リンクはしませんがこのときの貴重な音声をYouTubeにアップしておられた方がいるので聞いてみると、このとき黒柳徹子さんはヨーヨー・マのことを
若手のチェリストとしては世界でナンバーワンと言われていらっしゃる…」
と紹介しているのです。33年前、28歳のヨーヨー・マの声が初々しい。

『徹子の部屋』40周年Anniversary Book (ぴあMOOK) チェリストでは他にもロストロポーヴィチ、マイスキーらも出演したことがあるようです。 昨年刊行された番組の40周年記念本には、これまでの全ゲストのリストが載っているらしいので、これを見ればより詳しく確認できるのだろうと思います(やってませんけど)。

ヨーヨー・マが出演したときに演奏したのは、バッハの無伴奏組曲3番のブーレ。堤剛さんも3番のブーレでした。 宮田さんが何を弾いてくれるのかまだわかりませんが、勝手に予想すると、やはり「3番ブーレの伝統」を引き継ぐんじゃないでしょうか? そうでなければ去年、同じテレビ朝日の「報道ステーション」に出演したときに弾いた「リベルタンゴ」のチェロ独奏も良かった。 番組を考えると「文楽」とかではないと思いますが…

ヨーヨー・マとほぼ同じ歳で「徹子の部屋」に出演する29歳の宮田大さんが、何を語り何を弾いてくれるのか楽しみです。

[5.14追記] 番組HPに掲載された予告。

5月17日(火) ※解説放送
チェリスト 宮田大(みやた だい)
世界が認める! イケメンチェリスト宮田大
世界的コンクール「ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール」で、日本人初優勝の快挙を遂げ、今、世界から注目される若手チェリスト宮田大さん。3歳から音楽教師の両親のもとチェロを始め、高校生の頃 世界のマエストロ小澤征爾さんと出会った。そして、小澤さんのある一言が、プロの演奏家を目指すきっかけになったと語る。今回は、素晴らしい演奏と共に、楽器チェロを、じっくりと面白く解説していただく。 

なお、解説放送とは、副音声による解説も加わる放送、ということのよう。

[5.17追記] 放送見ました。前半は宮田さんによるチェロという楽器の解説。昨年の「徹子の部屋」クラシック・コンサートでの演奏ビデオ(ポッパー「ハンガリー狂詩曲」)。黒柳徹子さんは昔チェロを弾いてみようと思い立ち、楽器を借りてみたことはあるものの、持ち運ぼうにも山手線目黒駅での乗り換えが大変、音を出すのも大変で、あくる日楽器を返してしまったらしい。後半は幼少の頃からの練習の思い出、小澤征爾さんに「自由に弾いていいんだよ」と言われた話など。宮田さんがスタジオで演奏したのは、バッハの無伴奏組曲1番プレリュードでした。再放送は5月28日(土)12:00からBS朝日で。

タグ : 宮田大  ヨーヨー・マ 

2016.03.23
(Wed)

「チェロの日」のいろいろ

「チェロの日」2日目、リハーサルが終わって本番前の1時間ほどの間、参加者が倉田澄子先生と宮田大さん師弟に直接お話が聞けるゼミナール。 「チェロの日」では毎回こうしたセミナー形式のイベントもあるのが楽しみなのですが、今回ゲストがこのお二人とわかったのは数日前のことで、びっくりしました。

お二人の話は、出会いからレッスンの思い出話、演奏家・音楽家としての考え方など、どの言葉も貴重で、その全てをメモすることはできませんでしたが、中でも印象に残ったのは、出したい音のイメージを持って、その音を探す、というお話。 倉田先生は、練習のときまず満足のいく音が出るまで開放弦のロングトーンを弾くということをおっしゃっていたし、 宮田さんもどう弾きたいかのイメージを持つこと、擬音語で歌ってみる、といったことをおっしゃっていました。

お二人共、一つ一つのエピソードを話す言葉から素晴らしい人柄が溢れていて、この二人が師弟として出会ったことが一つの奇跡なのではないかと思えました。 お二人のお話を聴いてすぐコンサート本番のあるブルーローズに入った参加者は皆、少し特別な気持ちでチェロを手に取ったのではないかと思います。

***

話は戻って、初日のコンサート。ブラームスのソナタ2番を弾いた黒川実咲さんは、以前聴かせてもらった時よりずっと大人っぽくなって堂々とした演奏。 後で懇親会でお話させていただいたら、やっぱりまだ可愛らしい娘さんといった風情で、演奏のときとギャップがあるのがまた魅力だと思いました。

髙木慶太さんはバンドネオン(鈴木崇朗さん)と二人だけで、ピアソラとバッハを組み合わせたプログラム。 チェロとバンドネオンだけでバッハを聴くと、バンドネオンが小さな教会の足踏みオルガンのような懐かしく親密な空間の響き。 でも、この日一番熱狂的な拍手を集めたのは、ピアソラの「ル・グラン・タンゴ」の熱演。 髙木慶太さんはオーケストラでも室内楽でもマルチに活躍していますが、おそらく日頃から「『好きにやっていいよ』と言われたらこんなことやってやろう」と思っておられるんだろうということが、客席にいるこちらにも伝わってくる痛快な演奏でした。

(なお、黒川実咲さんも「ル・グラン・タンゴ」はレパートリーに入れていて、今回の候補に考えていたけれど髙木慶太さんと「かぶって」しまったのでブラームスにした、という話を本人にうかがいました、って言っていいのかな?… 黒川実咲さんの「ル・グラン・タンゴ」も聴いてみたい!)

Ave Maria (アヴェ・マリア)堀了介&堀沙也香 堀了介先生と堀沙也香さんの父娘デュオは、親しみやすい曲のプログラムで、多くは右のCDに所収。 一緒に聞いたチェリスト仲間は皆、自分も弾いて堀先生(か沙也香さん)になりきってみることを妄想したのではないかと思います。

***

「チェリストの集い」を指揮・指導して下さった山本祐ノ介さんは、今年は少し厳しくなったねという声。 第6回と回を重ねて「ようやく厳しく言ってもらえるレベルになったということだよ」という声も。

メインのヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ第1番」は4年連続。 この曲が弾きたくて参加したというチェリストもたくさんいて、中には4年間毎年違ったパートを希望してついに「グランドスラム」を達成した人も(私は3と1)。

今後もこの曲を弾き続けるのかどうかわからないけれど、チェロが大勢集まったコンサートのメインに据えられるだけのスケールの曲が他にあるか?というと中々難しく、クレンゲル「賛歌」やカザルスの「サルダナ」他、何曲かはあるけど、そうたくさんはない。 編曲ものなら色々な可能性があるけど、やはりチェロのために書かれたオリジナル曲を大事にしたい、という思いもあるでしょう。

世界各国にチェロ協会(Society)やチェリストが多数集まるイベントはたくさんあって、このブログでも見つけると時々話題にしていますが、プロや音大生ではないアマチュアがこれだけの数集まってブラジル風バッハほどの曲を弾くのはあまり見たことがありません。こんなところは日本のアマチュア・チェリストの真面目さ、勤勉さかも。

そのイベントのために作曲された委嘱作品というケースもよく見かけます[過去記事]。 たとえば若い小林幸太郎さんのような方が、チェロがたくさん集まったときに弾く「チェリストのチェリストによるチェロのための曲」を書いてくれたら、ぜひ弾きたいと思ったりもします。

タグ : チェロの日  宮田大 

2016.03.12
(Sat)

東京チェロアンサンブルVol.8

160311.jpg

金曜日、レッスンの後、紀尾井ホールで東京チェロアンサンブルのコンサート。

宮田大さん、新倉瞳さんらこの世代のチェリストたちが集まったのを初めて聴かせてもらったのは、たしか皆まだ学生だったか卒業したかという頃だったはずで、 それが10年近くたった今でもこうして、仲間同士の打ち解けた雰囲気はそのままに、高度なアンサンブルを聴かせてくれるのが客席にいるこちらも本当に楽しい。 自分にとってはちょうどチェロに目覚めた時期が、この世代が次々とプロデビューした時期と重なるので、とくに応援したくなるのかも知れない。 すでにそれぞれの場で活躍しているメンバーばかり、忙しい中この顔ぶれがよく集まれたものだと思うけど、これからも時々こうして揃ったところを見せて欲しい。

5年目の3.11ということで、拍手なしの「G線上のアリア」で幕を開けたコンサートは「イタリアとフランス」をテーマにしたふだんあまり聴くことのない新鮮なプログラムで、「大人」の雰囲気。 曲目毎にパートを入れ替わり、それぞれの違った音色を聴かせてもらえる楽しみを堪能した。 最後の「ボレロ」は、10番に座った髙木慶太さんから宮田さん、新倉さん…と順に全員が、あの旋律を音域と音色を変えて奏で、クライマックスに向けて盛り上がる、という鮮やかな編曲(小林幸太郎さん)。

アンコールは、ミシェル・ルグランの「キャラバンの到着」。テレビCMなどでもよく聞く曲で、これを全員で楽しそうに、最後は演奏しながら歌まで歌い出したので、会場も大いに盛り上がった。歌ではドボコンの後のソリスト・アンコールでも歌ってしまう新倉瞳さんの声に一日の長があったかも?

東京チェロアンサンブル vol.8
2016年3月11日(金) 開演:19時 [紀尾井ホール]
出演者: 荒井結子,清水詩織,髙木慶太,中 実穂,新倉 瞳,堀 沙也香,宮田 大,三宅依子,宮坂拡志,横山 桂
曲目: J.S.バッハ:G線上のアリア,コレット:不死鳥,ヴィヴァルディ:コンチェルト・グロッソOp.3-11,ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」より 序曲,タンスマン:4本のチェロのための二章,フォーレ:パヴァーヌ,ラヴェル:ボレロ

タグ : 宮田大 

2015.06.17
(Wed)

宮田大さんが報道ステーションに

宮田 大/チェロ 一會(いちえ)集

チェリスト宮田大さんの最新情報をチェックしている方はすでにご存知でしょうが、宮田大さんが19日金曜日の「報道ステーション」(テレビ朝日21:54~)に生出演して演奏するそうです。

これ、宮田大さんのFacebookにも公式サイトにも、それ以上の詳細は書いてなかったので、何時頃に登場して何を弾くのか、まあ当日のお楽しみ、ということなんでしょう。報道番組ですから、当日になって初めて決まることもあるでしょうし…。

勝手に期待も込めて予想すると、トークを挟んで小品を2曲という感じでしょうか?無伴奏曲もいいですが、このところのスケジュールからすると、ピアノはずっとコンビを組んでいるジュリアン・ジェルネさんが弾いてくれそうな気がします。2曲が無理なら1曲でも、ノーカットで…。まさか、天気予報のバックで弾いておしまい、ということにはならないで欲しいのですが…

[19日追記] 見ました。スタジオでなく栃木県・那須町の竹林で、ピアソラ「リベルタンゴ」の独奏!

古館キャスター「竹林の中にたたずむ若手チェロ奏者の第一人者、宮田大さん…。なぜチェロという楽器が愛されるのか?…それはチェロという楽器が人の声に最も近い音域を持つからだ、という説もあるそうです。だから人の心を“泡立たせ”もするのか?…」。

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2014.11.25
(Tue)

3階席から宮田大さんを聴く

宮田大さんが読売日本交響楽団とエルガーのチェロ協奏曲を弾くコンサート。指揮・尾高忠明さんと宮田大さんとのエルガーを聴くのはこれで何度目か。今回の席は、遥か下を見下ろす芸術劇場の3階席後方。それでも微かな音までもがよく聴こえた。

自分がもしあそこで弾いたら、ここでどんなふうに聴こえるだろうか?そもそもここまで音が届くだろうか?…

ソリストアンコールがヘンデルのブーレ。鈴木のチェロ指導曲集の第2巻にもあるこの曲は、聴けば何だか懐かしい歌のようにも聴こえるけれど、アンコールに弾くという発想は中々ないのではないかと思った。一昨日の公演のアンコールはバッハの組曲3番ブーレだったそう。

後半はエルガーの未完の交響曲第3番。読響は存じ上げている奏者の方が勢揃いの厚い陣容だった。

第171回東京芸術劇場マチネーシリーズ
2014年11月24日(月・休) 14:00開演
会場:東京芸術劇場
指揮=尾高 忠明
チェロ=宮田 大
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調作品85
エルガー:交響曲第3番(ペイン補完)作品88

[追記]
宮田大さんがこのとき使っていた楽器はストラディバリウスだったことを後で知った。宮田さんの公式サイトでも使用楽器のところが更新されていた。

... 2014年10月より上野製薬株式会社から貸与されている1698年製ストラディヴァリウス"Cholmondeley"を使用している。[宮田大オフィシャルサイトより]

この楽器は、1988年にサザビーズで120万ドルで落札され(落札者は匿名)、当時、楽器のオークションとしては世界最高額の記録だったことがニュースになっていた[AP 1988.06.23]。Cholmondeleyの名は19世紀半ばに所有していたMarquess of Cholmondeley[tʃʌmli]、チャムリー侯爵に由来するらしい。

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2014.03.23
(Sun)

NHKクラシック倶楽部に宮田大さん

宮田大さんの演奏ということで以前からチェックはしていたのですが、曲目にちょうどいま練習しているフォーレ「エレジー」があって、びっくりしました。メンデルスゾーンのソナタ2番も。あす24日月曜の早朝の放送。

クラシック倶楽部 [NHK]

[BSプレミアム] 3月24日(月) 午前6時00分~6時55分
クラシック倶楽部  北海道北見市公開収録 宮田大 チェロ・リサイタル
[2014年2月1日 北見芸術文化ホール]

「エレジー 作品24」 (作曲)フォーレ、(チェロ)宮田大、(ピアノ)ジュリアン・ジェルネ
「BUNRAKU」 (作曲)黛敏郎、(チェロ)宮田大、(ピアノ)ジュリアン・ジェルネ
「チェロ・ソナタ第2番ニ長調作品58」 (作曲)メンデルスゾーン、(チェロ)宮田大、(ピアノ)ジュリアン・ジェルネ
FIRST 宮田大

録画予約完了!

タグ : 宮田大 

2013.02.23
(Sat)

天空のチェリスト

この動画、せっかく宮田大さんが今年の元旦、スカイツリーの上で演奏を披露した様子が映っているのに、みんな見てなさすぎじゃないでしょうか?アップされてもう50日近く経つのに再生回数がたったの51回って…せっかくなので貼っておきますね。

ハープの伴奏で、カッチーニ「アヴェマリア」、エルガー「愛の挨拶」、ファリャスペイン民謡から、久石譲「ハウルの動く城」から人生のメリーゴーランド、槙原敬之「世界に一つだけの花」など。

追記:
これを書いてから3日ほどで再生回数は200回を越えた。ここからだけでなくFacebookなどでシェアされた先で見た人も多いだろうけど、まあここで紹介した効果はあったかな?

追記13/03/19: 動画が新たにアップし直されたらしく、再生回数はリセットされた。

タグ : 宮田大 

2013.01.05
(Sat)

ロストロポーヴィチ・コンクールの行方?

日頃チェロに関するニュースがあるとチェックするようにはしているのですが、「あるはずのニュースがない」ことが気になることがあります。

Complete Decca Recording [CD, Import, From UK]
ムスティスラフ・ロストロポービチ いま気になっているのは、4年に1度開催され前回2009年には日本の宮田大さんが優勝した ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール[公式サイト] が、本来なら今年2013年に第10回開催だと思うのに、少なくともネットにはまだ何の開催要項・日程も発表されておらず、関連するニュースもまだないこと。

今年11月に開催される八王子の第3回カサド・コンクール[公式サイト]は、すでに開催要項・日程などが発表されています。両コンクールが加盟する国際音楽コンクール世界連盟のホームページにも、カサド・コンクールの日程は掲載されていますが、ロストロポーヴィチ・コンクールのそれは掲載されていません。

こうしたコンクールは、ごく限られた頂点にいる演奏家の人たちのもので、アマチュアとしてどこまで関心を持つかというと微妙なものがありますが、 やはりファンのひとりとしてどんな次代のスターが出てくるか気になるし、それも偉大なロストロポーヴィチの名を冠した権威ある大会、しかも前回、宮田大さんが優勝した大会ともなれば、その行方は大いに気になります。

この気がかりを裏打ちするのは、前回2009年の開催のとき、パリの財政上の理由から予算を削減されたというようなニュースがあったことで、これは推測ですが、ロストロポーヴィチはすでに2007年に亡くなっていることもあり、生前ゆかりがあったとはいえ、パリで開催し続ける意義がちょっと問われているのかも知れないという気がします。 代わりに母国ロシアのモスクワなど、他に開催する都市・運営母体の候補ならいくつもあるかも知れない (モスクワだとチャイコフスキー・コンクールとの関係をどうするかといった問題があるかも知れませんが)。

ロストロポーヴィチ・コンクールは、今後のよりよいかたちに向けた可能性を模索している最中ではないか?というのが外野にいる一人のファンとしての想像です。

タグ : ロストロポーヴィチ  宮田大 

2012.06.28
(Thu)

エルガー@オペラシティ

宮田大さんがエルガーのチェロ協奏曲を弾くコンサートを聴きに行ってきました。東京シティフィルハーモニック管弦楽団の定期公演で指揮は尾高忠明さん。後半はエルガー交響曲第1番という、エルガーづくし。

宮田さんの演奏は期待した通りで、完璧なテクニックはもちろん、哀愁を帯びた旋律と、密やかに弾くときの音色が特に印象に残りました。聴衆から熱狂的な拍手をうけてアンコールは、無伴奏で「鳥の歌」。これには会場がしんと長く静まり返り、やがてまた大拍手。

帰りに連れとビールを飲みながら、もっと贅沢を言うならば、宮田さんが感情的にせよ何にせよ「乱れた」ところも聴いてみたい、なんて勝手なことも話しました。

オペラシティと東京シティフィルは初めてでしたが、楽団員がなんだか楽しそうなのが印象的。開演前のロビーコンサートで、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」(この楽譜はサラサーテ6月号に載っているらしい)を弾いてくれたのも、個人的にはうれしい趣向でした。

追記:
この日の東京近郊はチェロの「特異日」だったらしく、この公演のほか、越谷市民ホールではベルリンフィル12人のチェリストたちが、紀尾井ホールではマリオ・ブルネロがソロ・リサイタル[はるみさん]、サントリーホールではガブリエル・リプキンがドボルザークの協奏曲を弾いて、チェロ友だちもそれぞれに散っていたよう。

タグ : 宮田大 

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