2017.06.15
Thu

ヨハネス・モーザーのエルガー・チェロ協奏曲

ドイツ生まれのチェリスト、ヨハネス・モーザー(38)が今月2日、ポーランドのワルシャワで弾いたエルガーのチェロ協奏曲全曲の動画がYouTubeで見られるようになっていました。オーケストラは、ヤツェク・カスプシク指揮のワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団。この日6月2日は、エドワード・エルガー(1857-1934)の160回目の誕生日だったのだそう!

最後の5分ほどはアンコールのバッハの組曲1番サラバンド。

そういえば、先日エリザベート王妃コンクールが終わったばかりですが、ヨハネス・モーザーもチャイコフスキーコンクールで1位なしの2位になった人で(2002年)、そのとき「これでチェリストとしてのキャリアが開ける」と思ったら何も変わらず、その後いろいろな指揮者に会ってもらって売り込んだら、ようやくオーケストラとの共演が増えた、という話をインタビューでしていたのを思い出しました。

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2017.04.23
Sun

ヨハネス・モーザーのハイドン・チェロ協奏曲第1番

ヨハネス・モーザーが今月13日、イギリスのグラスゴーで弾いたハイドンのチェロ協奏曲第1番ハ長調が BBCのオンデマンド放送で聴けるようになっていました。

BBC SSO - Blacher, Haydn and Brahms [BBC Radio3]

クリストフ・ケーニッヒ指揮のBBCスコティッシュ交響楽団の公演のもようをBBCが17日に放送したもの。番組の公開期間は17日から1ヶ月間。 ヨハネス・モーザーのアンコールは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番サラバンド。この日のメインはブラームスの交響曲第1番。

この一週間前もBBCでロココ変奏曲を弾いたばかりのヨハネス・モーザーですが、さすが世界で最も忙しいチェリスト第5位、というところ。

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2017.04.10
Mon

ヨハネス・モーザーのロココ変奏曲ライブ演奏

ヨハネス・モーザーが先週5日、チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」を弾いたコンサートの模様が、BBC Radio3のオンデマンド放送で聴けるようになっていました。 現地5日、イギリス南部の街プールで開かれたボーンマス交響楽団(指揮キリル・カラビツ)の公演で、BBC Radio3でライブ放送されたもの。1ヶ月間はオンデマンドで聴けるようです。

Bournemouth Symphony Orchestra - Schubert, Tchaikovsky, Mendelssohn [BBC Radio3] Elgar/Tchaikovsky: Cello Concerto

ヨハネス・モーザーの「ロココ風の主題による変奏曲」の紹介と演奏は、番組開始30分頃から30分間くらい。 ヨハネス・モーザーはこの演奏でも、また最近リリースしたCDでも、よく演奏されるフィッツェンハーゲン版ではなく原典版で演奏していますが、その理由は要するに「好みの問題」と言っているよう。

アンコールは同じチャイコフスキーのノクターンOp.19-4のチェロとオーケストラ編曲版。これも美しいです。

[ヨハネス・モーザーの当日のツイートで知りました。]

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2016.05.03
Tue

指揮者と「白鳥」

ヨハネス・モーザーが先週、スペイン・ビルバオのビルバオ交響楽団とドボルザークのチェロ協奏曲を演奏したときのこと。ソリスト・アンコールのサン=サーンス「白鳥」で、なんと指揮者がハープで伴奏!

[ヨハネス・モーザーのツイートより]

実はこの指揮者エリック・ニールセン氏は、ハープをジュリアード音楽院で学び、ベルリンフィルのアカデミーでも弾いていたハープ奏者だったのだそう。こんなアンコールが聴けた聴衆は大満足だったことでしょう。

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2015.12.20
Sun

チェロ目線

今年、ドボルザークとラロの協奏曲のCDを出したヨハネス・モーザーのプロモーション動画。

モーザーの使っているガルネリのチェロ(Andrea Guarneri,1694年作)がイタリアなまりの英語の女性の声でモーザーのCD録音風景を紹介してくれるという設定。 Dvorak/Lalo: Cello Concertos

モーザーがチェロと一緒に世界を飛び回り、その合間を縫ってトイレでも練習する様子はなんだかおかしい…。 最後の30秒間くらいに映っている、モーザーが頭につけたカメラから見るドボコンを弾く様子は、中々見ることがないアングルですよね。

そういえばアンドレアという名前は女性の名前と思っていましたが、Andrea Guarneriは男性なので、どうしてだろう?と調べてみると、イタリアではAndreaが男の名前としてポピュラーで、最新の2014年に生まれた男の子の名前ランキングでもフランチェスコ、アレッサンドロ、ロレンツォに次いでアンドレアが4番目に多い名前なのだそう[ISTAT:イタリア国立統計研究所]。

上の動画でチェロの"アンドレア"が女性の声なのは、イタリア以外では"アンドレア"は女性に多いし、なんとなく"チェロは女性"というイメージだと思ったのでしょう。※後日加筆

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2015.11.18
Wed

ヨハネス・モーザーもコンチェルトで弦を切る

なんだかこのところ本番中に弦が切れる話に敏感なせいか、よく目と耳に入ってくるのですが、ヨハネス・モーザーが14日、アメリカでクリーヴランド管弦楽団とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番を演奏中、1楽章でC線が切れてしまったのだそうです。

モーザー自身のフェースブックページと見ていた人のコメントによると、モーザーは1楽章の後、オーケストラの首席チェロ奏者Mark Kosower氏のチェロと交換し、2楽章以降も完璧に演奏したとのことです。Kosower氏は他の団員の楽器を借りたよう。モーザーのチェロは1694年のガルネリ(Andrea Guarneri)、Kosower氏のチェロはモダンのもの。[※追記]

ヨハネス・モーザーがツイッターに投稿した写真:


Dvorak/Lalo: Cello Concertos

この前からこの話題をいろいろなチェロ仲間と話しているのですが、アマチュアで「本番中に弦が切れた」という経験をしたことがある人は、相当経験が長い人でも案外いないものだなという印象を持ちました。やはりプロならではということでしょうか。

独奏者の弦が切れたと言えば、チェロでなくバイオリンですが、五嶋みどりさんが14歳のときバーンスタイン指揮の下で1度ならず2度も弦を切りながらオーケストラの奏者の楽器を取って弾き切った話が有名ですね。

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2015.03.09
Mon

ヨハネス・モーザーのドボコン

昨年あたりから注目するようになったドイツのチェリスト、ヨハネス・モーザーがおとといの7日、 イギリスのマンチェスターでドボルザークのチェロ協奏曲を弾いたBBC Radio3ライブ放送がインターネットで聴けるようになっていました。

BBC Philharmonic - Elgar, Dvorak, Tchaikovsky [BBC Radio3 15.03.07]

3月7日、マンチェスターのブリッジ・ウォーターホールでのBBCフィルハーモニックの公演で、指揮はJuanjo Mena。 この日のプログラムはエルガーの弦楽セレナーデ、2曲目がドボルザークのチェロ協奏曲(アンコールはなし)。 インターバルの後、チャイコフスキーの交響曲第6番。公開期間は1ヶ月。

ヨハネス・モーザーは昨年5月に来日してN響と共演するなどしていました。

本番直前のモーザーのツイートで知りました。


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2015.02.01
Sun

ヨハネス・モーザーとボストン交響楽団のサン=サーンス協奏曲

先日インタビューのことを書いたヨハネス・モーザーが1月24日、ボストン交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲を弾いた公演が ボストンのラジオ局WGBHのサイトで聴けるようになっていました[オーケストラオンデマンドより]。 音声だけですが、音質は悪くない気がしましたし、公開期間は(たぶん)1年間でゆっくり聴けると思います。

CLASSICAL MUSIC/99.5 THE BOSTON SYMPHONY ORCHESTRA IN CONCERT [WGBH]

January 24, 2015
Johannes Moser, cello
Ken-David Masur, conductor
BERLIOZ - Le Corsaire Overture 「海賊」序曲
SAINT-SAENS - Cello Concerto No. 1
RIMSKY-KORSAKOV - Scheherazade

この公演前のボストン交響楽団のツイート。


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2015.01.27
Tue

ヨハネス・モーザーのインタビュー

ドイツのチェリスト、ヨハネス・モーザー(35)のインタビューがアメリカのチェロ情報サイトOpuscelloに出ていました。

In Conversation with Johannes Moser [Opus Cello 15.01.23]

Opuscelloはボストン交響楽団のチェロセクションのメンバーがおととし立ち上げたサイトで、ボストン交響楽団と共演したチェリストにインタビューしたり、ボストン・チェロ・カルテットで演奏した楽譜をオンライン販売したりしているサイト。ヨハネス・モーザーは23日にボストン交響楽団と共演しているので(サン=サーンスのチェロ協奏曲)その折にインタビューしたのでしょう。

インタビューは英語で、内容はチェロを始めたきっかけ(父親がチェリスト)に始まって多岐に。

へえっと思ったのは、2002年の第12回チャイコフスキーコンクールで1位なしの2位になったとき(このときの4位に石坂団十郎さん、 またピアノ部門では上原彩子さんが1位、ヴァイオリン部門で川久保賜紀さんが1位なしの2位) 「これでチェリストとしてのキャリアが開ける」と思ったら何も変わらなかった、 変わったのはその後、指揮者に電話してオーディションしてもらうことを30人くらいに対してしたら(!)オーケストラと共演が増えた、という話でした。そういうものなんですね…。

憧れるチェリストとしてロストロポーヴィチやハインリッヒ・シフの他に、10代の頃にはまった(drug)のがダニイル・シャフランだったのだそう。シャフランのビブラートに憧れるチェリストは多いですね。

また、先日のチェロ12重奏のクレンゲル「ヒムヌス」を一人で弾いた動画の裏話もしていて、Abletonというソフトから出す音をイヤホンで聴きながら合わせた、 暗譜で弾いているように見えるが実は譜面台を置いていて(だからメガネをかけている)動画の編集で消した、 収録は朝8時から夜10時まで、編集には3週間かかった…という裏話を明かしていました。

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2014.11.01
Sat

ひとりヒムヌス

ドイツのチェリスト、ヨハネス・モーザーが、11月23日にフランクフルトでアマチュア・チェリスト12人といっしょにコンサートを開くという話を以前書きましたが、そのときも演奏予定のクレンゲル「ヒムヌス(Hymnus; 賛歌)」Op.57、チェロ12重奏の曲をヨハネス・モーザーひとりで演奏。

この美しい曲は、私も何度か加わって弾かせてもらったことがありますが、練習に12パート全員が揃うのがなかなか難しかったりしました。ひとりで全パート弾いてしまえばそういう問題はないでしょうけど、時間が掛かったでしょうね…

タグ : ヨハネス・モーザー 

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