2017.07.31
(Mon)

トルルス・モルク@ヴェルビエ音楽祭

トルルス・モルクがきのう30日、スイスのヴェルビエ音楽祭で弾いた演奏会がmedici.tvで見られるようになっていました。

Truls Mørk and Kirill Gerstein perform Brahms, Janáček, and Prokofiev [medici.tv]

現地30日にヴェルビエ教会で行われた1時間半ほどのコンサートで、ピアノはキリル・ゲルシュタイン。曲目はブラームスのチェロソナタ1番、ヤナーチェクの「おとぎ話」、プロコフィエフのチェロソナタ1番。オンデマンド映像の公開期間は今年11月6日まで。視聴中にメールアドレスの登録を求められるかも知れませんが、登録は無料。下記のmedici.tvのツイートより。

実は同じきのう30日、ヴェルビエの別の会場の公演では、ミッシャ・マイスキーがピアノのエフゲニー・キーシンらと、私がきのう弾いたのと同じモーツァルトのピアノ四重奏曲第1番K.478を弾いていたと知ってなんだかうれしかったのですが、こちらの映像・録音は(まだ)見つかりませんでした。

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2017.01.25
(Wed)

トルルス・モルクのエルガー2017

ノルウェーのチェリスト、トルルス・モルク(55)が22日の日曜日、アムステルダムのコンセルトヘボウで弾いたエルガーのチェロ協奏曲の演奏が、オランダの放送局AVROTROSのYouTubeチャンネルで全楽章見られるようになっていました。オーケストラはノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮はイギリスのエドワード・ガードナー。

モルクは、出だしの重音をアップから弾いてますね…

同じモルクの演奏でも2014年8月、BBCプロムス[過去記事・映像あり]ではダウンダウン…で弾き始めていましたから、その後、考えを変えたのでしょうか?…

[追記] モルクが2016年3月15日、ドイツ・ケルンで演奏したエルガーのチェロ協奏曲の動画も後になって見つけた(ジェームス・ガフィガン指揮のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団)。すでにこのときも冒頭をアップから弾き始めていた。

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2016.08.26
(Fri)

トルルス・モルクが休演

Cello Concertos Truls Mork

イギリスのBBCプロムスで25日、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番を弾く予定だったノルウェーのチェリスト、トルルス・モルク(55)が、当日になって「病気」のため休演。代わりにロシアのアレクセイ・スタドラーがソリストをつとめて公演は行われたそうです。

病気の詳細はわかりませんが、スティーブン・イッサーリスはもう少し事情を知っているのか「高熱にやられて気の毒なモルク」とツイート。

トルルス・モルクは、2009年から2010年にかけて感染症が原因で演奏活動を休んだり、 復帰後もスキー中のケガで休演したりといったことがあり、すばらしいチェリストなのに不運が相次ぐチェリスト、ということで以前から気になっていました。

昨年10月来日してN響と共演した(R.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」)ときには問題なかったようですが、 今年に入って6月のノルウェーでのハイドンのチェロ協奏曲第1番の公演は、やはり病気を理由に休演になり、 アルバン・ゲルハルトが代演していました。

トルルス・モルクの今後が心配です。

(しかし、急遽休演というときでも代演する人が見つかるものなんですね。日頃から横のつながりがだいじ、ということでしょうか…)

25日、ロイヤル・アルバートホールでアレクセイ・スタドラーが急遽代演したショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番の演奏はこちらの20分過ぎから。 アンコールはバッハの無伴奏組曲2番プレリュードサラバンド[コメントで指摘いただいて訂正。感謝!]。演奏はヴァシリー・ペトレンコ指揮のロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。

[追記] スタドラーは当日午後2時半にベルリン発、3時半ロンドン・ヒースロー着の飛行機に乗り、そのまま会場のロイヤル・アルバート・ホールに入り、リハーサルした後、7時半からの本番に臨んだのだそう[スタドラーのフェースブック, Slippediscなどより]。正に綱渡り…。

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2016.06.09
(Thu)

トルルス・モルクのエルガー

5月に開催されたピアティゴルスキー国際チェロフェスティバルのひとつで、トルルス・モルク(1961-)がロサンゼルス・フィルとエルガーのチェロ協奏曲を弾いた演奏会が、ロサンゼルスのラジオ局KUSCのオンデマンド放送で聴けます。5月14日にウォルト・ディズニー・ホールで開かれた演奏会で指揮はレナード・スラトキン。

SoCal Sunday Night: LA Phil in Concert [kusc.org]

先日5日の放送で期限は12日いっぱいまで。プレイボタンは少しスクロールしたところに。

曲目はロッシーニのウィリアム・テル序曲のあと、トルルス・モルクのエルガーのチェロ協奏曲は開始12分くらいから。 後半はベルリオーズの幻想交響曲。

1曲目のウィリアム・テル序曲が、一般にはあの勇ましい行進曲ばかりが有名ですが、 冒頭部分がチェロ5人による美しいアンサンブル(コントラバスとティンパニが加わる)になっていることを初めて知りました。 ピアティゴルスキー・チェロフェスティバルの一環ということを意識した選曲だったのかも知れないと思いました。

トルルス・モルクのエルガーといえば、2014年のBBCプロムスでのこの演奏がYouTubeで見られるので、練習している間よく見ました。

タグ : トルルス・モルク 

2015.07.29
(Wed)

ヴェルビエ音楽祭

今年もスイスのリゾート、ヴェルビエで開かれているヴェルビエ音楽祭のコンサートが順次、medici.tvで視聴できるようになっていました。

チェリストでは、28日にミッシャ・マイスキーが演奏したサン=サーンスのチェロ協奏曲[このリンク先の後半]。アンコールはそのままオーケストラをバックにサン=サーンスの「白鳥」!

同じ28日にヴェルビエ教会で行われていたトルルス・モルクリサイタルでは、ベートーベンのチェロソナタ4番、シューマンの幻想小曲集、ショパンのチェロソナタ、アンコールにシベリウス「ロマンス」。[追記] モルクは31日のコンサートにも出演し、シューマンのチェロ協奏曲を演奏。アンコールはバッハの組曲2番サラバンド。

また、同じヴェルビエ教会で24日に行われたエドガー・モローリサイタルもありました。 こちらの曲は、ブラームスのチェロソナタ1番、シューマン「アダージョとアレグロ」、プーランクのチェロソナタ、ショパン「序奏と華麗なるポロネーズ」、アンコールがフォーレ「夢のあとに」。

このヴェルビエ音楽祭、夏のリゾート地で音楽家たちが皆リラックスしていて、気持ちよさそうなんですよね。下はマイスキーのインタビュー。

タグ : ミッシャ・マイスキー  トルルス・モルク 

2014.08.20
(Wed)

モルクのエルガー協奏曲@プロムス

イギリスのBBCプロムスで昨日19日、トルルス・モルクが弾いたエルガーのチェロ協奏曲がBBC Radio3で聴けるようになっていました。期間は4週間だから9月の中旬まで。

Prom 44 (part 1): Berlioz - Symphonie fantastique [BBC Radio3] Cello Concerto / Cello Symphony [CD, Import] Truls Mork

指揮はアンドリュー・デイビス、演奏はメルボルン交響楽団。19日火曜日夜、ロンドンのアルバート・ホールでの演奏。

R.シュトラウスの交響詩ドンファンに続いて、26分頃からモルクが登場して、エルガーのチェロ協奏曲。盛大な拍手に応えて58分過ぎからモルクがソリスト・アンコールに弾いたのは、ブリテンの無伴奏チェロ組曲から。後半はベルリオーズの幻想交響曲。

BBCプロムスの100年を越す歴史の中で、最も多く演奏されているチェロ協奏曲は「ドボコン」でなくエルガーだという話は、以前書いたとおり。

[追記: 後日公開された抜粋映像。]

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2014.04.07
(Mon)

トルルス・モルクのハイドンinロンドン

2月にスキー中にケガを負ったと伝えられていたノルウェーのチェリスト、トルルス・モルクが元気に復帰したよう。 先週の4日、ロンドンでのハイドンのチェロ協奏曲第1番ハ長調の演奏が、BBC Radio3で1週間だけオンデマンドで聴けるようになっていました。

Royal Concertgebouw Orchestra - Live from the Barbican [BBC Radio3]

マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のバービカン・ホールでの公演で、ホールの写真の左側にあるプレイボタンを押すと聴ける全体で2時間51分ほどの番組のうち、最初の5分過ぎからハイドンのチェロ協奏曲。満場の拍手に応えて32分過ぎからソリスト・アンコールでバッハ無伴奏の2番サラバンド。 後半のプログラムはブルックナーの交響曲第7番。

Greatest Cello Concertos期間が過ぎたりして聴けなかった方は、右の協奏曲集CD[amazon]でどうぞ。

タグ : トルルス・モルク 

2014.02.15
(Sat)

トルルス・モルクがスキーで怪我

チェリストのトルルス・モルクは、今月の21日にニューヨークのカーネギーホールでのフィラデルフィア管弦楽団の公演にソリストとして出演する予定だったところ(ヤニック・ネゼ=セガン指揮、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番)スキー中の肩の怪我のため出演できなくなり、代わりのソリストはヨハネス・モーザーがつとめることになったそうです[SlippedDisc経由カーネギーホール発表]。

Please note that cellist Truls Mørk has withdrawn from this performance due to an injury to his shoulder as a result of a skiing accident.
Cello Suites Bwv 1007-1012 [CD, Import]Truls Mork

怪我の回復には「数週間」かかる見込みだそう[Broadway World]。

トルルス・モルクというとどうしても数年前、病気でしばらく公演を休まなければいけなかったことを思い出してしまうのですが、今回はスキー中の怪我… 早く回復されますように。

タグ : チェロ事件簿  トルルス・モルク  ヨハネス・モーザー 

2011.11.12
(Sat)

トルルス・モルクが航空機内チェロの持ち込み禁止に抗議

ノルウェーの航空会社ノルウェー・エアシャトルは、チェロの客室内持ち込みを「安全上の理由」から(通常よくあるように余分の席を取って置くことも)この11月1日から禁止する方針にしていたところ、 トルルス・モルクをはじめとする国内の音楽家たちの抗議を受けて「チェロの機内持ち込みが及ぼす安全上のリスク」につき監督官庁に確認する当面の間、延期しているのだそう。モルクはこれが実施されるならノルウェーから出ていくとすら言っているらしいです[Gramophone via @okaka_1968さん]。 Cello Concertos

ここ数年、機内持ち込みに関してはバイオリンやビオラなどもチェロと同様に扱われることに議論と注目が集まっていたように思いますが、チェロの機内持ち込み自体を禁止するという話が出てきたのは知る限りでは初めてで、困りますね。

(それとは別に、このニュースでトルルス・モルクが元気なことを知って、ちょっと安心したのですが)

追記: 英Stradの記事もコメントで教えて頂きました(感謝)。航空会社側が当局の回答を待っているという事実関係には違いがないようなのですが、記事ではモルクらが航空会社の方針をたった4日で撤回(reverse)させた、チェリストが勝った(win)、とあります。

タグ : チェロ事件簿  トルルス・モルク 

2011.01.27
(Thu)

トルルス・モルクが復帰

おととし4月来日中に病気で公演中止になってから病気療養中だったノルウェーのチェロ奏者、トルルス・モルク(49)が、26日オスロフィルハーモニーの公演でドボルザークのチェロ協奏曲を演奏し、約2年ぶりの復帰を果たしたそうです。

Truls Mørk tilbake på topp [NRK 11.01.27 ノルウェー語] 演奏動画が1分ほど。

‘Historic comeback’ for Truls Mørk[Views and News from Norway 11.01.27 英語] Dvorak/Tchaikovsky: Cello Concerto, Truls Mork

モルクはリハビリを乗り越えて昨年11月から演奏活動を開始していたものの、いずれもノルウェー国外の短いプログラムで、今回が母国での復帰後初公演。モルクが入場すると聴衆からは長い拍手が送られたということです。

なお、27日の同じプログラムの公演のもようはウェブでもライブで(日本時間28日午前3:25~5:30ですが)中継されるようです[ウェブラジオでクラシック音楽ライブ]。

タグ : トルルス・モルク 

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