2017.03.24
Fri

レッスン #321

ポッパー27番。速いスピカート。速くなければ難しくはないのだけれど…4分音符70くらい。 最後2段のC-G線の8度は少しテンポを落として。

ロココ変奏曲。やはり初めに通し。なんと、今ごろになって第1変奏8小節目で音を1つ間違えて弾いていることを指摘された。いつから間違えて覚えてしまっていたのだろう…

また、その流れで9小節目、ローズ編IMC版のパート譜でダブルシャープが1つ欠けているミスプリントがあることに気づいた(スコアにはついている)。今まで何か月もこの楽譜と向き合ってきたはずなのに、何を見ていたのだろう…とちょっと情けなかった。

第1変奏出だしの移弦は大げさなくらいはっきり。第2変奏の上りを何度も。 第7変奏のテンポを刻むR子先生の靴音で、もうブーツの季節ではなくなっていることに気づいた。

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2017.03.17
Fri

レッスン #320

ポッパー26番。再び長いスラーで細かいシフト、親指ポジションの4の指、移弦…。これは21~24番と一連のシリーズのように思われた。 1-1のように細かく指をすべらせたり、同じ音で指を繰り替えたりする動きが独特。テンポは8分音符70くらい。

この26番が終わって、このポッパーが40番まで終わってしまったら、その先をどうしましょう?…という話になる。 自分としてはシュレーダー、ポッパーとやってきて、エチュードのないレッスンというのも考えられない。もっと言えば、エチュードの課題のない日々の練習もどうしたらいいかわからない。 R子先生に見てもらえるのなら、もっと基本的な教本に戻っても(R子先生「いえいえ…」と首を振る)、 あるいはもっと"鬼のような"教本でも(R子先生「ピシピシ…」とムチを打つ振りをする)かまわないのですが…とお話しする。 この先のエチュードをどうするかが、しばらく先までの検討課題(何かないでしょうかね…)。

ブラームスのピアノ四重奏3番3楽章の冒頭16小節。初め1小節の4つの音のビブラート、何度か出てくるGisの音程、頂点のHのビブラート、音の太さの持続…。最後にR子先生がピアノをつけてくれる。

ロココ変奏曲。初めからピアノ付きで1,2,3,7変奏を通し。比較的単純なはずの第2変奏の上りが意外とワナ。

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2017.02.24
Fri

レッスン #319

ポッパー25番。付点リズム系をダウン-アップで弾く独特のエチュード。音程もさることながら、よくこういうときリズムが甘くなって3連符のようになってしまったりするので、そうなっていないかチェックしてもらって、マルをもらう。

楽譜には弓先(nearest to the point of the bow)で弾くようにと注意書きがしてあるが、これだと移弦やフォルテが難しい、 中弓あたりでも仕方がないですよね…となった。

最近合わせているブラームスのピアノ四重奏第3番Op.60の3楽章冒頭のチェロソロ16小節を聴いてもらって、アドバイスをもらう。ブレスすること、初めの1音(Gis)を何度も。

チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」。1度通した後、きょうは第2変奏と第7変奏。 第7変奏からフィナーレは、これまで弾いたことがないほどの快活なテンポになった。 R子先生の伴奏が上手くなっていたので、もう一度スコアをチェックしておかないと。

今日が初めてのプレミアムフライデーとやら。渋谷の街はいつもの金曜日との違いは、よくわからなかった。

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2017.02.10
Fri

レッスン #318

ポッパー24番。長いスラーでのシフト、ハーモニクス、親指ポジションの4の指、重音…といろいろ。これは21番から続く長いスラーのシリーズで一番難しかった。 13小節のドには♯が、75小節のラにはナチュラルがつくべきミスプリントと思われる。

R子先生「難しいのに力が入らなくなりましたね」。そうだとするとうれしい。

それにしても、これくらい込み入った楽譜になると、細かい指番号に視力がついていかなくなってきた。

ロココ変奏曲。主題から第1,2,3,7変奏の順で通し。新しくフィッツェンハーゲン/ローズ編の楽譜(IMC)にして2週間でようやく慣れてきたところ。とはいえ速い第7変奏の上りではつっかえた。

第3変奏をたいそう褒めていただけた。2つの楽譜のスラーやボウイングがずいぶん違っていたので、自分なりに考えて決めてきたつもり。

第7変奏をもう一度。R子先生がいつものようにピアノを叩きながら、ブーツの底で16分休符をコツコツと刻む音が聴こえてくると調子が出てくる。

高い所でのスピカートがうまくいかないと「…弓はそこ?」。音の鳴りにくい高い所になると、弓が中から元寄りになって、よけいに弓が暴れていたようだった。

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2017.01.27
Fri

レッスン #317

ようやく今年初レッスン。

ポッパー23番。長いスラーで大きく跳躍したり、ニジニジと半音階的にシフトしたり、後半ページには8度も。 R子先生が「すごい!そこらへんのコンチェルトより難しいのに」と言って褒めてくださる (「そこらへんの」とは「どのへん」なのかはよくわからないが)。 後半ページ5段目の、親指ポジションの小指と移弦にはちょっと苦労した。

最近気に入っているポンセ「エストレリータ」という曲のお話をする。カサド編の楽譜をお見せしながら。 「いまちょっと弾いてみましょうか」と言って、先生がピアノをつけて下さる。 とても余韻の残る美しい曲だけど、短いのでそれ以上深めようという話にはならず。「アンコールにとっておきましょうか」。 rococo_rose.jpg

ロココ変奏曲。これまで全曲を一通り弾かせてもらったところで、今後はフィッツェンハーゲン版の楽譜で第1~第3変奏と第7変奏に絞って見て頂くことにする。 これだとより集中して練習できるし、合わせて10分前後に収まる。つながりにも問題なさそう。主題に繰り返しがあって(原曲版にはない)2度弾けるし、ゆったりとした第3変奏も弾ける…というわけ。

今日のところはまだ原曲版のパート譜を見ながら、上の変奏順で通し。

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2017.01.12
Thu

レッスン中止

本来なら、あす13日が今年最初のレッスンの予定だったところ、一身上の都合で中止とさせていただくことにした。

13年を過ぎたR子先生の月2回のレッスンは、これまで一度も欠かしたことがなく、かなり前から決めていた日程の変更や振り替えをのぞいて──一度だけ止むを得ず延期になったのに2011年3月11日があったが──中止とさせてもらうのはこれが初めてのこと。

それだけレッスンの時間をこれまで大事にしてきたし、結果的にそれを守ることができたのは幸運もあった。またR子先生もレッスンの時間を大事にしてくれているのは、すごいことだと思う。

しかし、まあ、今回はそれだけ止むを得ない事情ということ。今月下旬のレッスンには予定通りうかがえる見込み。ここにも来週には帰ってきます。

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2016.12.16
Fri

レッスン #316

寒風の中、今年最後のレッスン。

ポッパー22番。長いスラーで上から下まで。どうやら前回の21番からこの先24番までは長いスラーのシリーズのよう。左手のピチカート、低いポジションの親指など、独特の動きあり。旋律が、なんだか五音音階の民謡調。

かなり左手が忙しくても長いスラーが保てたけど、後半ページのフラジオレットの上り1箇所だけは、さすがに弓を返した。

前半ページ4段目の10小節の高いCの指番号に0がついているのは、ポッパー先生の勘違いかと思われる(C#ならフラジオレットで鳴るのだが)。奇妙なのは、次の23番にも同じように高いC(20小節)に0がついているところがあるのだ…

ロココ変奏曲。やはり主題から弾き始めて、第2変奏から第6変奏まで、音程を中心に細かく。やはり難関は速い第4変奏(フィッツェンハーゲン版の第7変奏)。テンポを上げようとすると移弦が乱れる。

来年はこの曲を、いくつかの変奏の抜粋でいいから何かしらの本番で弾くことをひとつの目標にしようと思う。そう言ったらR子先生「おー、がんばって!」。

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2016.12.03
Sat

レッスン #315

2日夜、レッスン。ポッパー21番。長いスラーでシフトしながら、指板の無い高いところから低いポジションでの親指まで。

ロココ変奏曲。第8変奏(フィッツェンハーゲン版ではカットされてしまった、オリジナル版ならではの部分)からコーダまで。テンポはやはりゆっくり、16分音符で100ちょっと。 第8変奏ではめまぐるしく跳躍があり、それでもたまたま音程が当たってしまったので先生にはあまり理解されなかったけど、音程をとるのに苦労した。 コーダの8度の連続がなんとかこなせたのはポッパー効果か。

冒頭に戻って、主題から細かく。主題の3小節目アウフタクトのAを押さえるか開放弦にするか迷う、 という話から先日のブルネロのマスタークラスを聴講したお話をする。 跳躍前の音をだいじに、というのはR子先生がよくおっしゃることでもある。 2つの弾き方を交互に試してみて、開放弦で始める響きもなかなかいいですね…となった。きょうは第1変奏まで。

この後、渋谷から表参道に移動して、松江時代の同窓生たちと忘年会。

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2016.11.18
Fri

レッスン #314

ポッパー20番。ト短調の深刻な旋律。「ポッパー先生、どうかしたんでしょうか?」「さあ、どうしちゃったんでしょう…」。 後半の高い所の重音に苦労したけど、それに比べれば前半の8度が易しく感じられるほど。ドボコン1楽章の8度の上りも攻略できそうな気がする。

ロココ変奏曲の譜読みの確認の続き。第4変奏(Allegro Vivo,フィッツェンハーゲン版の第7変奏)はゆっくり、16分音符でメトロノーム100くらい。これでも名曲の難所を弾いたという満足感はあるけど、これでよしとしていいとも思えない。

第5変奏(同第4変奏)は上りのスケールの指使いを統一したところが工夫。ゆったりとした旋律が美しい第7変奏(同第3変奏)は気持ち良く弾けた。次回は第8変奏とフィナーレ。

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2016.11.04
Fri

レッスン #313

popper19.png ポッパー19番。 "Lohengrin Study"という副題がつけられていて、冒頭1小節をワーグナー「ローエングリン」第3幕のチェロの速いパッセージからとっているのが面白い。

実際の「ローエングリン」の楽譜[IMSLP]を見てみると、第3幕3場の冒頭で、トランペットのファンファーレの裏でほぼ2ページに渡って、右のような速い3連符を刻み続ける弦楽器群が、まるで疾走する騎馬隊のようなのだ。

この19番でも2ページ続く3連符を、あるていどの速さを意識して練習したけど、あまり繰り返すと深い角度の移弦が多いためか手首が痛む気配を感じたので、毎日少しずつ弾き、根を詰め過ぎないようにした。メトロノーム50から始めて、60より少し速いくらいまで。 チェロ チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲 作品33 [原曲版]

チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」の第1回。主題から第3変奏まで。

第1変奏、第2変奏とも難しいところがあるけど、藤原真理さん校訂のオリジナル版楽譜(全音)の指使いが、もちろんその通りとはいかないものの、大いに参考になった。やはり、全く知らない先生が書かれた指使いより、どんなふうにチェロを弾き、どれくらいの体格で、どんなふうに話される方かを知っているほうが、楽譜から伝わってくるものが違う。

ニ短調の第3変奏(フィッツェンハーゲン版では第6変奏)の前のカデンツァの一節[譜例はIMSLP Muzgizから]。
rococo_cad.png
ここは指を滑らせて、弓を弾ませるらしいことまではわかっていたのだが、そのやりかたをしばらく…

その少し前の F-D#-G# のように読める重音は、前後からして、Dにナチュラルがつくべきミスプリントではないか?と思った。

次回は第4変奏以降。ここしばらく譜読みしていて、オリジナル版であろうとフィッツェンハーゲン版であろうと、名曲には違いがなく、そんなことはどちらでもいいことのように思えてきた。

ただひとつ、主題の旋律は繰り返して二度弾きたいと思った(フィッツェンハーゲン版には繰り返しがあり、オリジナル版にはない)。

***

11月に入って、R子先生のレッスンは満13年が経過した。

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