2017.03.24
Fri

レッスン #321

ポッパー27番。速いスピカート。速くなければ難しくはないのだけれど…4分音符70くらい。 最後2段のC-G線の8度は少しテンポを落として。

ロココ変奏曲。やはり初めに通し。なんと、今ごろになって第1変奏8小節目で音を1つ間違えて弾いていることを指摘された。いつから間違えて覚えてしまっていたのだろう…

また、その流れで9小節目、ローズ編IMC版のパート譜でダブルシャープが1つ欠けているミスプリントがあることに気づいた(スコアにはついている)。今まで何か月もこの楽譜と向き合ってきたはずなのに、何を見ていたのだろう…とちょっと情けなかった。

第1変奏出だしの移弦は大げさなくらいはっきり。第2変奏の上りを何度も。 第7変奏のテンポを刻むR子先生の靴音で、もうブーツの季節ではなくなっていることに気づいた。

タグ : チェロレッスン 

2017.03.24
Fri

山陰PR動画が評判

山陰地方をPRした3分半ほどの動画が、今月初めに公開されてから数百万回再生されるほどの評判だと聞きました[irorio.jp]。島根・鳥取両県の自然・文化・風景を、ドローン使った空撮を含む美しい4K映像で、ただ見てもらうだけの動画。

再生中に字幕機能をオンにすると、地名が表示されるようになっています(日本語と英語)。それ以上はあれこれ説明なし。「縁(えん)の道~山陰~」プロジェクトの制作だそう。

思えば山陰について話すとき、歴史や文化があるから、ついいろいろ説明しなければ、知ってもらわなければ…と思ってしまうのですが、このような映像を見てもらえれば、たくさんの言葉はいらないのかも知れませんね。

2017.03.23
Thu

エリザベート王妃国際音楽コンクール2017チェロ部門

5月8日からベルギーのブリュッセルで行われるエリザベート王妃国際音楽コンクール2017[公式サイト] で今年初めて開催されるチェロ部門の参加者70名と、審査員の名前が発表されていました。

日本からも7名の方(二重国籍2名含む)が参加するようなので、がんばってほしいです。 このコンクール、これまでピアノやバイオリンの部門で日本人が入賞するとニュースになったりしていたので、注目されることでしょう。

審査員には、ゴーティエ・カプソン、ミッシャ・マイスキー、トルルス・モルク、アントニオ・メネセス、ピーター・ウィスペルウェイ、 ジャン・ワン、フランス・ヘルメルソン、ダヴィド・ゲリンガス…らビッグネームがずらり! これは相当力が入ったコンクールと言っていいのではないでしょうか。

コンクールは、第1ラウンド-セミファイナル-ファイナルとあって、ファイナルではオーケストラをバックに参加者の選んだ協奏曲のほか、大会が委嘱した未発表作品を弾くことになっているのが特徴的。 また、第1ラウンドではピアノ伴奏曲のほか、大会側が指定したチェロ奏者の伴奏でボッケリーニのチェロソナタを弾くことが課題になっていて、これはあまり他のコンクールにはないことなんじゃないか?…と思いました。

このコンクール、今どきのコンクールですから当然ライブストリーミング中継もあると思います。情報は公式サイトの他、フェースブックツイッターでも。

2017.03.22
Wed

楽器ケースに入れるもの

バイオリンの情報サイトViolin Channelに、バイオリンのパールマン、チェロのイッサーリスら弦楽器奏者30人余りに楽器ケースの中に入れているものをたずねてみた、という記事が載っていました。→“What Essentials Do You Keep in Your Instrument Case?” [Violin Channel 17.03.16]

これによると、楽器と弓(複数)、松脂、スペアの弦…までは当然ですが、以下多かった順に挙げると、まずミュート。これは練習用ミュートも。旅先のホテルで練習することも多いプロならではでしょうか。それに爪切り鉛筆、あとは楽器や弦を拭く布、楽譜、ダンピットなど加湿器具、家族の写真、常備薬…など。

パスポートを楽器ケースに入れているという人も複数いました。旅先でも楽器ケースさえ取られなければ生きていける…ということでしょうか。 あまり考えたくないことですが、万一盗難や紛失といったとき、身元の分かるもの(名刺1枚でも)が入っていると発見の助けになるということはあるかも知れません。

逆に、だれも挙げている人がいなくて意外だったのがチューナーとメトロノーム。いらないんでしょうか。

これで思い出したのですが、以前、エマーソン弦楽四重奏団のチェロ奏者(当時)、デヴィッド・フィンケル氏が彼の動画シリーズでチェロケースの中身を披露してくれていました。 フィンケル氏のチェロケースにはチューナー、メトロノーム、それに練習を区切るためのタイマーまで。

タグ : チェロ道具  デヴィッド・フィンケル 

2017.03.19
Sun

バックハンド・ボーイズ

フェデラー、ハース、ディミトロフの3選手が大会の合間に、シカゴの"Hard to Say I'm Sorry"(素直になれなくて,1982年)を熱唱。 3人とも今では少数派の片手バックハンドだから「バックハンド・ボーイズ」。

途中、ジョコビッチが友情出演しているのがおかしい。

この大会、錦織圭選手は準々決勝でソック選手に敗れ、準決勝でフェデラーとの対戦はならず…フェデラーがこんなことをしている余裕があることを思うと、まだまだ、ですね。

でもこれ、声は確かに3人の声ですが、この3人が今年の1月に歌ったときにはひどかったはず。 短期間にこんなに歌がうまくなるものか?それとも技術の力を借りればこんなふうに録音できてしまうものなのか?…以下が今年1月のフェデラーのツイート(音量に注意)。


タグ : ロジャー・フェデラー 

2017.03.18
Sat

クラシック音楽館

あす19日(日)夜9時から放送のNHK Eテレ「クラシック音楽館」で、N響の楽員紹介コーナーにチェロの藤村俊介さんが登場するそうです。コンサートプラスではN響メンバーのチェロ・カルテット、ラ・クァルティーナによる演奏も。

番組HPで予告されているクァルティーナの演奏曲は、ガルデルのタンゴ「首の差で」。 ハバネラ~チェロ小品集~ 藤村俊介

藤村さんのインタビューは、プライベートの趣味のお話が聞けるということで、どんな収録のようすだったかは、ポンセ「エストレリータ」が流れる藤村さんの公式サイトのMessageのコーナーで(Flashプレイヤー要)。なかなか面白いお話になりそうです。

2017.03.17
Fri

レッスン #320

ポッパー26番。再び長いスラーで細かいシフト、親指ポジションの4の指、移弦…。これは21~24番と一連のシリーズのように思われた。 1-1のように細かく指をすべらせたり、同じ音で指を繰り替えたりする動きが独特。テンポは8分音符70くらい。

この26番が終わって、このポッパーが40番まで終わってしまったら、その先をどうしましょう?…という話になる。 自分としてはシュレーダー、ポッパーとやってきて、エチュードのないレッスンというのも考えられない。もっと言えば、エチュードの課題のない日々の練習もどうしたらいいかわからない。 R子先生に見てもらえるのなら、もっと基本的な教本に戻っても(R子先生「いえいえ…」と首を振る)、 あるいはもっと"鬼のような"教本でも(R子先生「ピシピシ…」とムチを打つ振りをする)かまわないのですが…とお話しする。 この先のエチュードをどうするかが、しばらく先までの検討課題(何かないでしょうかね…)。

ブラームスのピアノ四重奏3番3楽章の冒頭16小節。初め1小節の4つの音のビブラート、何度か出てくるGisの音程、頂点のHのビブラート、音の太さの持続…。最後にR子先生がピアノをつけてくれる。

ロココ変奏曲。初めからピアノ付きで1,2,3,7変奏を通し。比較的単純なはずの第2変奏の上りが意外とワナ。

タグ : チェロレッスン 

2017.03.17
Fri

マラソンとドボコンを一日で

アメリカのアイオワ大学で教えるチェリスト、アンソニー・アルノーニ氏は昨年9月17日、フルマラソンを完走したその日にドボルザークのチェロ協奏曲のソリストとして演奏する快挙を達成したのだそうで、 米Strings誌のサイトにアルノーニ氏がその日のことを回顧するコラムが載っていました。

アルノーニ氏の正確な年齢がわかりませんが、プロとして30年、とありますから50代というところでしょうか。 元々熱心なマラソンランナーでもあったところ、米ノースダコタ州の地方オーケストラ、ビスマーク・マンダン交響楽団でドボコンを弾くことになったちょうどその日に、 同じ街でビスマーク・マラソンという大会が行われることを知って、この「マラソン+ドボコン」の挑戦を思い立ったのだそうです。 「ドボコンを弾いたチェリストはたくさんいても、マラソンの後に弾くなんてことは、ヨーヨー・マでもしたことがないはずだ!」

朝7時半からのマラソンは4時間を切るタイムでゴールし、シャワーと食事と仮眠をとって、夜7時半からのコンサートでは、 マラソンで出たエンドルフィンはそのままに、足の痛みは忘れ、家族や友人たちのことを思いながらドボコンを弾き切ったのだそうです。

確かに、フルマラソンとドボコンの両方を達成したチェリストは他にいないでしょう。これを超えるならフルマラソンの後にバッハ無伴奏組曲全曲とか?…

2017.03.16
Thu

ヨバノ・ヨバンケ

ずっと前に評判になった、チェロ1本をふたりで弾くデュオ演奏。

6年前にYouTubeにアップされたこの動画がClassicFMのフェースブックページにあらためてアップされたところ、コメント欄が少し荒れていたので何事かと思ったら、"Jovano Jovanke"というこの曲が"Macedonian love song"(マケドニアの求愛の歌)と紹介されていることに対する反発でした。

確かにこの曲についてWikipediaには"Macedonian folk song"と書かれているのですが、 マケドニアというのは、現在のマケドニア共和国だけでなく、歴史的にはブルガリア、ギリシャ、アルバニア、 コソボ、セルビアなどの一部を含む、国境や言語、民族などが複雑に入り組んだ地域全体のことを指すので、この曲に愛着のある人にとっては(国名の)「マケドニア」と限定されることに抵抗があるようです。 反発している人は「ブルガリアの民謡だ」と主張していました。 「(古い)マケドニア地域の民謡」と言えばいいのかも知れません。

この曲の歌詞は、Jovanoという名の娘(英語ではJoan, Joanna. Jovankeは指小辞)に恋する若者が、親の反対で彼女に会えないことを嘆く内容。7/8拍子の不思議なリズム。 この演奏はソッリマの編曲

上で演奏している二人ともチェロを学ぶ学生で、6年経った現在、女性のほうはボストンのニューイングランド音楽院、 男性のほうはパリにいて、今は離れ離れでそれぞれの道を歩んでいるようです…(余計なお世話ですが)

2017.03.15
Wed

「カルテット」の演技指導したチェリスト

放映中で最終回を残すのみとなったTBSのドラマ「カルテット」で満島ひかりさん演じるチェリストの演技指導をしているチェリスト、上地さくら(うえち-)さんが沖縄タイムスで紹介されていました。

クラシック・テレビ・舞台と幅広く活躍 満島ひかりら俳優に演技指導も [Yahoo!News経由沖縄タイムス]

そういえば、満島ひかりさんも上地さくらさんも同じ沖縄県出身。 カルテット DVD-BOX(オリジナルコースター4枚セット)

このドラマ、初回からずっと、登場人物の交わす会話に引き込まれながら見ているのですが、 4人が演奏するシーンでは特にチェロの満島ひかりさんがちゃんとブレスをする姿がすばらしいと思っていて、これは満島ひかりさんの演技力もあるでしょうが、指導をされた方の功績も大きいだろうと思っていました。

ドラマの中での弦楽四重奏は実際に幅広いジャンルで活動しているクァルテットパパスだというのも、 番組公式サイトでクレジットされているのですでによく知られたところ。

クラシック界でやっていくだけではない、自分独自の居場所を模索する姿は、ドラマの中のカルテットドーナツホールと重なって見える部分もあります。

タグ : ドラマのチェロ 

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