2016.10.01
(Sat)

音楽王

新妻聖子さんが30日放送の「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」(テレビ朝日系列)に出場して3連覇!

去年の9月12月に連覇しての3回目の出場。今回は新たな逸材に負かされるシナリオかもと思いましたが、1回戦セリーヌ・ディオンの My Heart Will Go On、2回戦は秦基博の「ひまわりの約束」、そして決勝ではMISAの Everythingで何と100点満点をたたき出して優勝!Everythingは聖子さんの歌で聴いてみたいナンバーの1つでした。

100点という点を出してしまうと、この番組のためには良かったのかどうかわかりませんが、聖子さんはもう「殿堂入り」ということでいいのではないでしょうか…

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この祈り ~ The Prayer ~ Single, Maxi
新妻聖子 ちょうど今週発売された新妻聖子さんのCD。セリーヌ・ディオンとアンドレア・ボチェッリのデュオでヒットした"The Prayer"(この祈り)と「ラ・マンチャの男」の歌い上げっぷりが痛快。

タグ : 新妻聖子 

2016.09.23
(Fri)

チェロで巡礼がドキュメンタリー映画に

2年ほど前、アメリカのチェリストが、スペインのキリスト教巡礼の道として有名な世界遺産「サンティアゴの道」(El Camino de Santiago)をチェロをかついで歩き、バッハを弾くという話をしましたが、 そのときのドキュメンタリー映画"Strangers on the Earth" が、29日から始まるカナダのバンクーバー国際映画祭に出品されてプレミア上映されるそうです。下がその予告編。

このチェリスト、Dane Johansen氏は、その後今年からクリーブランド管弦楽団のチェロセクションに安住の地を見つけたよう。

バンクーバー国際映画祭には世界各国から300以上の映画が出品され、日本からは「おくりびと」の本木雅弘さんの久しぶりの主演映画「永い言い訳」など、 ドキュメンタリー部門には東日本大震災後の復興を追った「東北の新月」など、多数が出品されるそうです。

2016.09.22
(Thu)

アルバン・ゲルハルトのインタビュー

ドイツのチェリスト、アルバン・ゲルハルトへのロンドン・チェロ協会の今年8月のインタビュー。ずいぶん熱っぽく語っていますが、これはロンドン・チェロ協会のCello Clubという10代の若いチェリストたちに向けていることも意識しているからだろうと思います。

初めてチェロ・アンサンブルをしたのは?─10代の頃、クレンゲル「讃歌」(Hymnus)を弾いたとき。10代の頃の最もすばらしい音楽的経験のひとつ。音がこう、ブーンと…

チェロ・アンサンブルのすばらしさとは?─チェロ・アンサンブルは不安定(versatile)だけど、うまくいくと弦楽四重奏よりずっと強力だし音域の幅が広い。バランスを取って、よく考えて、周りの音をよく聴くようにすれば、すばらしい音楽になる。

技術的に上達するための一番の秘訣は?─基本が一番大事。ボウイングも左手も基本練習に時間をかけてゆっくりのテンポで練習すること…

音楽的に上達するための一番の秘訣は?─演奏家の録音を聴くのをやめて、自分でスコアを読むこと…

どのようにして自分のアイデアを演奏に入れたら?─バッハなどベートーベン以前の音楽にはアイデアを入れる余地があるが、 ロマン派以降の音楽はすべては楽譜に書いてある。ほら、ドボコン冒頭の4つめの音に変なクレッシェンドをつけるチェリストがいるけど、そんなことは書いてないんだ!…などなど。

タグ : アルバン・ゲルハルト 

2016.09.21
(Wed)

ヨーヨー・マのドキュメンタリー映画の日本公開が決定

ちょうど今来日しているヨーヨー・マと、彼が2000年に結成したシルクロード・アンサンブルに密着したドキュメンタリー映画"The Music of Strangers"(2015,過去記事)が、日本でも来年3月公開されることになったそうです。邦題は、なんだか旅行会社のツアー名みたいですが、「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」。

ドキュメンタリー映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』来年3月公開決定 [CDJournal 16.09.17]

本作では、音楽界のトップ・スターを影で支えてきた“バックシンガー”に焦点を合わせた『バックコーラスの歌姫たち』(2013年)でアカデミー賞・長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督がヨーヨー・マに密着。幼少期の貴重な映像や本人へのインタビューをはじめ、親交の深いジョン・ウィリアムズ(作曲家 / 指揮者)、タン・ドゥン(作曲家)、ボビー・マクファーリン(ジャズ・シンガー)らの証言、「J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007」「オリヴィエ・メシアン: 世の終わりのための四重奏曲」「サン=サーンス: 組曲《動物の謝肉祭》より白鳥」などの演奏シーン、音楽仲間たちとのセッションなどから、アグレッシヴな彼の軌跡・生き様を辿る内容となっています。また、ヨーヨー・マが2000年に立ち上げ、日本ではNHK「新シルクロード」(2005年)のテーマ曲を演奏した“シルクロード・アンサンブル”のメンバーにもフォーカスし、伝統と現在の音楽がクロスオーヴァーする様子をフィーチャーしています。

上映はBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座など全国公開だそう。

予告編。

タグ : ヨーヨー・マ 

2016.09.17
(Sat)

ブルボンの新CMにバッハ

お菓子のブルボンの桐谷美玲さんが登場する新しいCMで、バッハの無伴奏チェロ組曲6番プレリュードが…

演奏は、チェリストの玉川克さんだそう。ご本人のツイートで知りました。

この15秒の短いCMでもハッとさせられますが、もう少し長く演奏を聴くには、1分間のメイキング映像で。

タグ : CMのチェロ 

2016.09.16
(Fri)

レッスン #310

ポッパー16番capriccioso(奇想曲風に)という、散り散りでわかりにくい旋律の中で、高い音から低い音に急降下したときの音程が意外とワナ。 1番、11番とちょっと似ている。

ブルッフ「コル・ニドライ」の第1回。まずは1度通し。出だし(9小節)はp だけどespressivoだから強めに、 21小節は「びっくりするくらい」フォルテで…

あとはR子先生、伴奏ピアニストのモードに入って、appassionato (47小節)あたりからぐいぐい煽ってくる。ニ長調に変わってからは、今日はうまく合わなかった。

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この曲の由来については、以前ちょっと書いた→「コル・ニドライ」の秘密

タグ : チェロレッスン 

2016.09.15
(Thu)

タブレット楽譜でコンクール優勝

先日から注目していたルーマニアのジョルジェ・エネスク国際音楽コンクール・チェロ部門は13日、ファイナルが行われ、 アメリカで学ぶ17歳のZlatomir Fungくんが1位を取ったのだそう[公式HP]。

このFungくん、なんとファイナルではタブレット(iPad)の楽譜を置き、ペダルでページめくりをしながら演奏したのだそう! 演奏したのはエネスクの協奏交響曲Op.8という曲。
fung.jpg

このファイナルの様子はmedici.tvでオンデマンドで見られます。Fungくんの演奏は3人の内の3番目。右はその映像から。

CELLO: FINAL GEORGE ENESCU INTERNATIONAL COMPETITION [medici.tv]

コンクールのファイナルで、暗譜でなく楽譜を置くのは、仮に規定で許されるとしても、めずらしいことなのではないかと思います。 このファイナルに残った他の2人(エルガーとドボルザークの協奏曲)はもちろん暗譜で弾いていました。 Fungくんの場合、このコンクールの名前になっているエネスクの、演奏機会が少ない曲(このコンクールでは初めてとのこと)に挑戦した、という点がむしろ評価されたのでしょうか。 しかもその楽譜が、紙でなくタブレットの画面!

もしかしたらFungくんは「音楽コンクールでタブレットの楽譜を使って優勝した初めての演奏家」になるのではないでしょうか?

fung2.jpg [追記]
ルーマニアのテレビニュース番組の映像が大会のフェースブックにアップされ、この中に、優勝者のFungくんがインタビューに答えてタブレットに映ったエネスクの曲の楽譜を披露するシーンがありました。右はその映像から。

2016.09.12
(Mon)

デトロイト交響楽団がアマオケを結成

アメリカ有数のオーケストラの1つ、デトロイト交響楽団(DSO)は、大人のアマチュア演奏家のためのオーケストラ、Detroit Symphony Community Orchestra (DSCO)を結成するそうで、現在団員を募集中だそうです [DSO News Room 16.09.09 Slippedisc経由]。

今回募集するのは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽器奏者で「経験2年以上が望ましい」というくらいの条件、 第1回のリハーサルは来月10月11日午後7時からだそうです。

このことを伝えるAPのニュースによれば、プロのオーケストラがこのようにアマオケを結成するのは初めてとのこと。

たしかに、プロのオーケストラがアマチュア演奏家と交流したり指導したりするイベントなら以前にもありましたが[過去記事]、今回のようにアマチュア・オーケストラとして組織され、名前だけでも「デトロイト響」の一員になれるのは、地元のアマチュア演奏家にとって画期的なことではないかと思います。

2016.09.11
(Sun)

ARDコンクール弦楽四重奏部門

ドイツで開かれているミュンヘンARD国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で、日本から参加のカルテット・アマービレが第3位に入賞したそうです。

カルテット・アマービレは桐朋学園の4人が結成したカルテットで、ヴァイオリンの篠原悠那さん、北田千尋さん、ヴィオラの中恵菜さん、そしてチェロが笹沼樹さんという4人。 カルテット・アマービレはあわせて委嘱現代曲の優れた解釈に与えられる特別賞も受賞したそうです[コンクールFacebookより]。

各参加者の演奏のオンデマンド映像はこちらから[ドイツ・バイエルン放送]。

カルテット・アマービレの演奏は、8日のセミファイナルがこちら。10日のファイナルの演奏はこちらとYouTubeにも(バルトークの弦楽四重奏曲第4番と29:30頃からシューベルト「死と乙女」)。

タグ : カルテット 

2016.09.08
(Thu)

錦織、全米ベスト4!

錦織圭選手が全米準々決勝で世界ランキング2位のマレーを1-6 6-4 4-6 6-1 7-5で破ってベスト4!

錦織選手が四大大会でベスト4に入ったのは、決勝まで進んだおととしの全米以来2年ぶりですが、 おととしジョコビッチを破っての決勝進出が、ケガから復帰したばかりの「無欲」の快進撃だったのに対して、 今回は確かな実力と経験値の成果という気がします。

実は、準々決勝の前夜「今回は勝てそうな気がする」とツイッターに書き込んでいました。 これまでのマレーとの対戦を見て来て、マレー対策の経験値が溜まってきているような感じがなんとなくしていたからです。体調も良さそう、相性のいい全米…というのもあったかも知れません。

試合が始まった3時から、試合が終わった7時までずっと観戦してしまいました。 流れが何度も行ったり来たりして、見ている方があきらめそうになる試合でした。

準決勝の相手はデルポトロを破ったランキング3位のバブリンカ。勝てば決勝はたぶん世界ナンバー1のジョコビッチ。 奇しくも2年前の全米で破っている相手ですが、ここからの結果はどうあれ、 ここまでですでに2年前の準優勝とはまた違った意義の、大きな成果を上げていると言えると思います。

[10日追記] 準決勝はバブリンカに6-4 5-7 4-6 2-6で逆転負け。高温多湿のコンディションの中、マレー戦の疲労が出たと分析されていた…。

[12日追記] バブリンカは決勝でもジョコビッチを6-7 6-4 7-5 6-3の逆転で破り全米初優勝。

タグ : 錦織圭 

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