善福寺手帳

ぜんぷくじてちょう

記事

エルガーがチェロ協奏曲を書いた邸宅

エルガーが晩年にチェロ協奏曲を書いたとされる邸宅が現在、売りに出されているのだそう[Daily Mail 14.07.18 写真も]。エルガーがチェロ協奏曲などを作曲した音楽室が、現在はなんと室内プールになっている!

テームズ川のほとりに暖かそうな陽光を受けて立つ4,840平方フィート(450平方メートル)、5ベッドルーム、というのは大邸宅というほどではないかも知れませんが、十分に快適そう。お値段、225万ポンド(約3億8,800万円)というのは、お買い得かも知れません。

ただ、エルガーのチェロ協奏曲のような悲嘆に満ちた曲は、風の吹きすさぶイギリスの荒野の風景の中で作曲されたに違いない、と僕と同じようなイメージを持っていた人には、ちょっとイメージに合わないかも… エルガー : チェロ協奏曲
ジャン=ギアン・ケラス (

今週の練習

ピアッティで右手に痛みを感じるようになって、練習を少しセーブ。

曲は、ボッケリーニのチェロ協奏曲の2,3楽章。 レナード・ローズ編IMCの楽譜は、ボウイングにしろフィンガリングにしろよくできている。 あるいは、自分の技量やクセに合っているのかも知れない。 初めは自分なりに変えてみていたフィンガリングも、結局ローズ先生の弾き方に戻ってくる。

3楽章は、難しさは超がつくほどではないけど、なかなか技巧的。 親指を幅広く使い、しかも頻繁に動く。 根を詰めると親指が痛んでくるので、これも少しセーブしながら。

手の痛みのせいでそのときやりたい練習にブレーキをかけると、その日の練習をやったという感じがしない。 そんなわけでいまひとつ気持が乗ってこない。

8月のアンサンブル発表会本番で弾く4組6曲。個人で練習するところはだいたい決まりきってくる。 これが終わると11月の定期演奏会。

その先の目標が今のところないのが、最近いまひとつ気持が乗ってこない原因のもうひとつ。 実は門下の小さな発表会が知らないところで企画されていたらしいのだが、日程的に参加できない日にすでに決まっていた。 なんだかな、である。

山崎伸子さんのドボコン

日本を代表するチェロ奏者の一人であり、指導者として多くの有望若手チェロ奏者を育てている山崎伸子先生の演奏が視聴できるようになっていました。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲より [テレビマンユニオン チャンネル Twitter経由]

2013年9月13日杉並公会堂での公演の抜粋で、指揮は山田和樹さん、演奏は日本フィルハーモニー交響楽団。抜粋ですが、山崎先生の手元がよく見えるアングルからの収録になっています。

山崎先生は日本チェロ協会のイベントにも欠かさず来てくださり、プロアマ分け隔てなく気さくに声を掛けてくださいます。このビデオを見ても思うのですが、山崎先生に教わったら「体格が小さいから」「手が小さいから」などという言い訳は全く意味がないと痛感させられるでしょうね。

*コメントをチラッ

ユース・オーケストラ

アメリカのナショナル・ユース・オーケストラの"12人のチェリストたち"が演奏。

このオーケストラは、毎年全米からオーディションで選ばれた16歳から19歳までの若い音楽家たちが夏休みを利用して集まるオーケストラで、これから8月まで全米でコンサートツアーの予定だそう。

このオーケストラの各パートが、それぞれ工夫を凝らしたユーモラスなパート紹介ビデオを作っていて [YouTubeプレイリスト]、これがチェロパートの紹介。チェロパートだけは「小芝居」なし、かっこいい演奏だけで真っ向勝負しているところが爽やかです。

病院でフラッシュモブ

イスラエルのエルサレム音楽院の学生たちが市内の病院で歌と演奏。

[Slippediscより]

そういえばエルサレム音楽院は去年も別の病院でフラッシュモブをやっていました。

今回のは、冒頭のチェロを弾くシーンなど、多少「作った」感じが否めませんが、まあ志は良しということで。

あのひともまだチェロを

バイオリニストで歌も歌う水谷美月さんがYouTubeのチャンネルでチェロに挑戦中。

5月下旬に始まったときから注目しているから、そろそろ2カ月。レッスンはほぼ週1回のペース。 8月21日、南青山マンダラでのご自身のバースデー・ライブで特訓の成果を披露されるそうです。

これは第6回のレッスン。3ヶ月で弾くことを目標にしているカザルス「鳥の歌」。

レッスンではこの後ビブラートをつける練習に入ったよう。

正直言って、マルチな才能を発揮されている水谷美月さんのこと、 チェロも軽々とこなしてしまって「なあんだ」ということになるのではないかと思って見ていましたが、 結構苦労されていて、いいぐあいにハラハラの展開になってきた気がします。

ただ、「鳥の歌」の音がすでにゆっくりでも取れているのはさすがで、ふつうの人はチェロを始めて2ヶ月でこうはいかないでしょう。

チェロの難しさについて水谷さんは、チェロはバイオリンよりも筋力が必要と感じる、 ということをこの後の動画の質問コーナーで答えてくれていました(実は私の送ったメールも取り上げてくれました)。

女王陛下のチェリスト

イギリス陸軍音楽隊のチェリストが腕前を披露…

イギリス陸軍音楽隊では、今年4月女王陛下の承認により250年の歴史で初めて弦楽合奏団を編成することにしたのだそうです。 任務は儀式や晩餐会で演奏することなど。 現在、団員を募集中だそう。詳しくはイギリス陸軍音楽隊のサイトへ。

昨年暮れ、アメリカ空軍音楽隊が壮大なフラッシュモブをやったときにも最前列で空軍所属のチェリストやバイオリニストが活躍していたのを思い出しました。

祈り~未来への歌声 海上自衛隊東京音楽隊,三宅由佳莉 日本の自衛隊の各音楽隊も音楽を専門に勉強した人を採用していてレベルが高いと聞きますが、チェリストやバイオリニストは──少なくともそれを専門にしている方は──まだいないのではないかと思いますが、どうでしょう。

Greatest Video Game Music(それにしても、こういう話をするとどうしても以前見つけたゲーム音楽のCDジャケットを思い出してしまうのですが…)

レッスン #257

シュレーダー147番、重音の多いピアッティのカプリース4番。 このところこの曲が気に入って、こればかり練習してきたけど、曲の難しさは如何ともしがたく、中間部まで。 スラーも弾きにくいところは切って、テンポもゆっくり(メトロノーム50くらい)。 出だしの三度の音程が決まると、その後は比較的うまくいく。

それよりも、このところこの曲を弾いていて、重音を押さえる左手のほうでなく、右手の人差し指が痛むようになった。 「ズザン」と重音を弾くとき、頻繁に弓先を押さえるからだと思う。何か弾き方に問題があるのだろうかと思って先生に聞いたら 「そりゃ、右手が痛くもなりますよ」。このような曲は、あまり根を詰めず、手を傷めない程度に練習することだそう。

初見弾き260番後半の2回目。高いところで次々ポジションが動く。あらかじめ指板図を紙に書いて、 近くの「地理」を頭に入れておくと、全くの初見よりは弾きやすいことに最近気がついた。

ボッケリーニの協奏曲2楽章。ト短調の緩徐楽章。いきなり通し。 高いポジションから降りてきたときのファの音程。フォルテの音量。 次回も2楽章。3楽章も譜読みしておくこと。

ソッリマと100人のチェロ@ブダペスト

イタリアのチェロ奏者、ジョバンニ・ソッリマ率いる「100人のチェリスト」が5日、ハンガリーのブダペストで現地の参加者も加えてコンサートを開いたそう。会場はブダペストの聖イシュトバーン大聖堂前。イタリアに詳しいチェロ友だちから教えてもらいました(感謝)。

そのときの様子がYouTubeにアップされていました。ソッリマはあいかわらずの、はじけっぷり。

イタリアからの参加者は、往復交通費は自腹ながら、現地のイタリア文化会館・大使館の協力のもと3日間の食事・宿が提供されたのだとか。楽しそう!

キプロスで火祭りの踊り

地中海に浮かぶ島国キプロスのキプロス交響楽団が街に出て、ファリャ「火祭りの踊り」とリムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」をサプライズ演奏。

いまちょうど行われているサッカーのワールドカップにひっかけた演出は、時節をちゃんと意識しているし、よく見るとユニフォームの背中がその国の作曲家の名前になっているなど、なかなか凝っています。小さな国のオーケストラながら、なかなかやるな…。


Menu

最近の記事

プロフィール

yoshi/吉岡

  • Author:yoshi/吉岡
  • プロフィール。東京都杉並区善福寺より、あたりを見回す。

ブログ検索

RSSフィード

月別アーカイブ

お知らせ