2015.06.30
Tue

ヨーヨー・マの新アルバム

ヨーヨー・マの新しいアルバムが今年9月リリースされるそうです。 長年コンビを組むピアノのキャスリン・ストットとの新録音で、"Songs from the Arc of Life"(人生の軌跡の歌)と題して、よく親しまれている19曲の小品集。収録曲は:

バッハ/グノー アヴェ・マリア
ブラームス 子守歌
ドボルザーク 母の教え給いし歌
フォーレ パピヨン
ゲーゼ タンゴ・ジェラシー
シューマン 民謡風の5つの小品より"I. Vanitas vanitatum"
シベリウス それは夢か
フォーレ 夢のあとに
エルガー 愛のあいさつ
ガーシュイン プレリュードNo.1
デリウス ロマンス
クライスラー ジプシーの女(La Gitana)
ソッリマ Il bell'Antonio, Tema III
サン=サーンス 白鳥
グリーグ The Wounded Heart (from Elegiac Melodies)
チャイコフスキー 感傷的なワルツ
メシアン 世の終わりのための四重奏曲より"Louange a l'eternite de Jesus"
ドビュッシー 美しき夕暮れ
シューベルト アヴェ・マリア
[米SONYからのリリース PR Newswire 15.06.29より]

タイトルにある arc は“弧”ですが、アヴェ・マリアで始まりアヴェ・マリアで終わる、人生の始まりから終わりまで、ということでしょうか。

キャスリン・ストットのツイートで知りました。キャスリン・ストットは今年3月末頃、ヨーヨー・マとのレコーディング中であることをツイートしていました。

そういえば、ヨーヨー・マは今年60歳──日本風に言えば“還暦”──を迎えることになりますね。

タグ : ヨーヨー・マ 

2015.06.26
Fri

ウィンブルドン2015ドロー

Number(ナンバー)880号 錦織圭 待ってろ、ウィンブルドン

29日から始まる全英ウィンブルドンのドローが発表[大会公式サイト]。 第5シードの錦織選手はジョコビッチのブロック...シード勢が勝ち上がった場合のベスト8は:

ジョコビッチ v 錦織
バブリンカ v ラオニッチ
マレー v (フェレール or ナダル)
ベルディヒ v フェデラー

錦織選手の1回戦はボレッリ(イタリア、29歳、56位)で、たぶん29日のNo.1コート第2試合(日本時間23時頃)。勝ち上がって4回戦に予想されるイズナーかチリッチが難敵。これに勝てばベスト8。

前の大会で左足を痛め、出場も危ぶまれた錦織選手には、今回あまり多くを期待しないほうがいいかも(…と、そういう調子で決勝まで勝ち上がったのが、昨年の全米だったわけですが)。

タグ : 錦織圭 

2015.06.26
Fri

チャイコフスキー・コンクール2015決勝進出者

チャイコフスキー・コンクールの決勝進出者が発表されていました。

Cello, piano, violin and voice: finals and 2nd round results! [medici.tv]

公式サイトのCONTESTANTSのページが、出場者の写真をクリックすると経歴が見ることもできて見やすいかも。

チェロ部門の決勝進出者6人では、実績のある顔ぶれの中に一人だけオランダの17歳ローゼマンが入っているのに、おおっと目を引かれました。彼はおととし16歳で八王子カサドコンクールに出ているんですね(2次進出)。韓国のソンミン・カンさんは第1回八王子カサドの優勝者。スペインのフェランデス=カストロは、ドイツのクロンベルグ・アカデミーでヘルメルソン先生に師事しているから、宮田大さんの“後輩”。

チェロ部門のファイナルは28~30日、全員がチャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」の他に、フェランデス=カストロ、ソンミン・カン、ブズロフ(ロシア)の3人がドボルザークの協奏曲、ローゼマンとラム(ロシア)がプロコフィエフの交響的協奏曲、イオニタ(ルーマニア)がショスタコーヴィチの協奏曲1番。

[追記] ファイナル・ラウンドのスケジュール[medici.tv]

2015.06.23
Tue

チャイコフスキー・コンクールを見ていて、いろいろ

開催中のチャイコフスキー・コンクールのチェロ部門を、medici.tvでの中継やYouTubeチャンネル、ネットでの反応なども合わせて見ていて、いろいろ。

  • とにかく「レベルがとても高い」ということでは、皆の見解が一致しているよう。
  • 大会がほとんど英語中心で運営されていて、司会者も審査員や参加者へのインタビューも全部英語(ロシア語の通訳または字幕つき)。ロシア・韓国・中国・日本の若い参加者たちも皆、英語でインタビューに応えているのが、この世界では当然かも知れませんが、立派だと思いました。
  • 審査員へのインタビューで、チェリストの演奏に国別の“アクセント”のようなもの(例えばフランス派とドイツ派)があるか?との質問に対して、ベッチャー氏は肯定、クニャーゼフ氏は「全て個性」と否定。
    ちょっと面白かったのは、ジャン・ワン氏の答えで、「インターネットの時代は誰がどういう演奏をしたかがすぐに伝わるので、スタイルがミックスされてきている。それでも誰に習ったかによる違いみたいなものはある。」と(まあだいたい)そういう答えでした。
  • ロシアのアモソフ(27)という参加者は、第2ラウンドのリサイタルでベートーベンのソナタ3番、ボッケリーニのソナタ3番につづく3曲目に自作のチェロ独奏曲を演奏していました。 コンクールで自作曲を演奏するなんてかなり珍しいことではないでしょうか。
  • 同じく第2ラウンドに残っているロシアのコベキナ(20)さんの第1ラウンドの演奏でのこと。 プロコフィエフのチェロソナタの最後、Cの開放弦を弾き切るところで左手で弓先を押さえていました。なんとか弓先まで力を持続させたい、という苦心の跡でしょうか。テニスのバックハンドは両手打ちが主流ですが、チェロの「両手弾き」は初めて見ました。
    kobekina.jpg
  • 24~25日に行われる第2ラウンド後半のハイドンのチェロ協奏曲は12人中8人が1番、4人が2番を選択。たしか4年前の第14回では全員が1番を選択したので、なにかコンクールの「戦術」上の理由でもあるのだろうか?…とちょっと不思議に思ったことがありました。そういえば今回もロシアの4人は全員1番…。[追記: 25日に発表された決勝進出者6人のうち、ハイドンの2番を弾いたのは1人だけだった。]
  • ファイナルで弾くチャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」の版は、前々回第13回には原典版指定、前回第14回にはフィッツェンハーゲン版と原典版、どちらかを選択だったと思うのですが、今回はどういう規定だったのでしょう?特に記載が見当たらず、medici.tvの曲目紹介はフィッツェンハーゲン版を前提に書かれているところを見ると、フィッツェンハーゲン版が“標準”という評価に戻った?[※後日追記]

2015.06.21
Sun

チャイコフスキー・コンクール2015第1ラウンドの結果

第15回チャイコフスキー・コンクールの第1次ラウンドの結果が発表されていました。

Piano, violin, cello: first round results! [THE XV INTERNATIONAL TCHAIKOVSKY COMPETITION - medici.tv 15.06.20]

ピアノ、バイオリン、チェロ部門が同時に発表されており、チェロ部門では、25名によって行われた第1ラウンドの結果、第2ラウンドに進む12名が選ばれていました。比較的年齢の高い、すでに経験豊富な顔触れが多いように思いました。 国別に見るとロシア4、ドイツとフランスが2、オランダ・スペイン・ルーマニア・韓国が各1。残念ながら日本からの参加者のお名前はなし。

第1ラウンドの全員の演奏が特設サイトのreplayというところから見ることができるので何人かを見ているのですが、皆すばらしく、この中から誰かを選び誰かを選ばないことがどうしたらできるのだろう?と思います…。

チェロ部門の第2ラウンドは、21日と22日のステージ1(ソナタを含む1時間以内のリサイタル)、 24日と25日のステージ2(ハイドンのチェロ協奏曲1番または2番)とが行われ、最終第3ラウンドに進む6名が選ばれる予定。

2015.06.19
Fri

レッスン #280

久しぶりに自分の楽器を持って行こうと思ったら、また雨。仕方なく、いつものスタジオの楽器で。

シュレーダー161番(Cossman Op.10-1)の6ページある中の3~4ページ。相変わらず奇妙な動き。

7月に弾くブラームスのソナタ1番1楽章を細かく。冒頭8小節、ビブラートを遅く、8分音符を大事に、スタッカート、Fisのオクターブ、左手の押さえ…。この8小節は戻ってからも何度も。音量はフォルテの箇所との関係で。そのフォルテは、弓の速さだけに逃げないよう、しっかり…。

タグ : チェロレッスン 

2015.06.17
Wed

宮田大さんが報道ステーションに

宮田 大/チェロ 一會(いちえ)集

チェリスト宮田大さんの最新情報をチェックしている方はすでにご存知でしょうが、宮田大さんが19日金曜日の「報道ステーション」(テレビ朝日21:54~)に生出演して演奏するそうです。

これ、宮田大さんのFacebookにも公式サイトにも、それ以上の詳細は書いてなかったので、何時頃に登場して何を弾くのか、まあ当日のお楽しみ、ということなんでしょう。報道番組ですから、当日になって初めて決まることもあるでしょうし…。

勝手に期待も込めて予想すると、トークを挟んで小品を2曲という感じでしょうか?無伴奏曲もいいですが、このところのスケジュールからすると、ピアノはずっとコンビを組んでいるジュリアン・ジェルネさんが弾いてくれそうな気がします。2曲が無理なら1曲でも、ノーカットで…。まさか、天気予報のバックで弾いておしまい、ということにはならないで欲しいのですが…

[19日追記] 見ました。スタジオでなく栃木県・那須町の竹林で、ピアソラ「リベルタンゴ」の独奏!

古館キャスター「竹林の中にたたずむ若手チェロ奏者の第一人者、宮田大さん…。なぜチェロという楽器が愛されるのか?…それはチェロという楽器が人の声に最も近い音域を持つからだ、という説もあるそうです。だから人の心を“泡立たせ”もするのか?…」。

2015.06.15
Mon

チャイコフスキー・コンクール2015チェロ部門予備選考の結果

第15回チャイコフスキー・コンクールのチェロ部門で予備選考(audition)が13日からきょうまで3日間モスクワで行われ、48名の出場者の中から第1ラウンドに進む22人の名前がきょう、コンクールを中継するmedici.tvのサイトで発表されていました。日本からも1名。

Cello: The results of the auditions! [medici.tv]

また、すでに公式サイトピアノ部門ヴァイオリン部門の予備選考通過者の名前も発表されていました。

(しかし、今回のチャイコフスキー・コンクール、公式にはあす16日開幕ということになっているので、予備選考で選ばれなかった人は開幕を前に帰ってもいいことになってしまったわけで、その人たちは「参加した」という実感を得て帰れるかどうか微妙そうですね…)

チャイコフスキー・コンクールのチェロ部門は、この22名に、予備選考を免除されたロシアの3名を加えた25名で第1ラウンドが17日からサンクトペテルブルグで始まり、最終第3ラウンドが28日から30日まで。コンクールのようすはmedici.tvで中継される予定[チェロ部門スケジュール]。[※追記: サンクトペテルブルグと日本の時差は6時間。終了した演奏もreplayというところから視聴できるよう。]

medici.tvによる予告動画。

2015.06.15
Mon

先週の練習

ドボルザークの協奏曲2楽章。ときどき3楽章も譜読み。1楽章もときどき復習するが、すでに少しずつ指の強さの感覚を忘れかけてきているかも。 前回レッスンで課題の2楽章のクレッシェンドは、ダウンアップどちらからでも、初めに使う弓を少なくすればいいことに気がついた。 7月に弾くブラームスのソナタ1番の1楽章。今週のレッスンで先生にもう一度見てもらう予定。 エチュードは、シュレーダーの161番(Cossman Op10-1)。

土曜日、カルテットの練習。ハイドンのOp.76-5「ラルゴ」。約束の時間に集まって、さあ弾きましょうとなったとき、 ビオラがケースを開けたら「あっ」、ケースが空…。どうやら、家で練習したまま楽器をケースに入れ忘れ、ケースだけを自転車のカゴに乗せて来たらしい。あわてて自宅に楽器を取りに帰って戻ってくるまで約1時間、ビオラ抜きの3人で練習した。チェロなら、楽器が入っていないケースを持ったらすぐに気づくだろうけど、弓や楽譜を忘れないように気をつけよう…。

日曜はオーケストラの練習。11月の本番に向けて毎年これくらいの時期になると、少し「中だるみ」のような気分が出てくる。 曲はだいぶ把握できてきたけど、難しいところはいつまで経っても難しい。かといって、あきらめたり割り切ったりするにはまだ早い…。楽しみはシベリウスの2番4楽章冒頭と、くるみ割り人形組曲のワルツ。

2015.06.11
Thu

2CELLOSが復帰公演

2CELLOSが9日、クロアチアのザグレブで無事、復帰公演を行ったようです。

写真は会場になったリジンスキー・ホールのFacebookで見ることができますし、聴衆が撮ったと思われる動画がいくつかYouTubeにアップされていました。

この日はクラシックのプログラムで、曲目は以下のものだったようです。なかなか心憎いプログラムですね。

モリコーネ「ガブリエルのオーボエ」
ピアソラ「オブリビオン」
ヴィヴァルディ 2本のヴァイオリンのための協奏曲 Op.3-8 RV 522
ブルッフ「コル・ニドライ」
ヘンデル「オンブラマイフ」
マスネ「タイスの瞑想曲」
クライスラー「愛の悲しみ」
ラフマニノフ「ヴォーカリーズ」
モンティ「チャルダッシュ」
バッハ 2本のヴァイオリンのための協奏曲 BWV 1043
《アンコール》
Mombasa
Smooth Criminal
With Or Without You
[クロアチアの音楽ニュースサイト: Perun.hr(クロアチア語)より]

タグ : 2CELLOS 

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