善福寺手帳

ぜんぷくじてちょう

ケラスのショスタコーヴィチ協奏曲2番

[ 2015/02/24 Tue] 雑記

ジャン=ギアン・ケラスが、今月14日にアムステルダムで演奏したショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番の演奏がオランダRadio4のサイトで聴けます。

NTR ZaterdagMatinee Reinbert de Leeuw ... [Radio4.nl オーケストラ・オンデマンド経由]

ラインベルト・デ・レーウ指揮のオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団との共演で、プログラムの3曲めがケラスの演奏。期間はたぶん3ヶ月間。 演奏時間は35分間くらい。アンコールはなし。

この曲を前に演奏会で聴いたときは、なんともとらえどころがなくて、聴いていてちょっとしんどかった記憶がありますが、 ケラスの演奏だと現代音楽に近いこの曲も、またよくリサイタルでバッハの無伴奏組曲と組み合わせて弾く現代曲も、少し印象が違って聴ける気がするのが不思議です。

このコンサート、先日ケラスがチェロを背負ってバイクにまたがる写真といっしょにツイートしていたものですね。


タグ : ジャン=ギアン・ケラス 

レッスン #272

[ 2015/02/20 Fri] チェロと音楽

シュレーダー156番。ずっとオクターブの特集。2ページ目に入ったあたりから指が痛むけどなんとか弾き切る。毎日少しずつ指を慣らしていたので…。音程がそこそこ取れたと認めてもらい「もう一度なんて言いませんよ」とマル。

ブラームスのソナタ1番2楽章を通し。スタッカートはもっと鋭くてよし。65小節でなぜか2回とも指板寄りになって音がかすれるミスがあった。トリオは滑らかには弾けるようになったけれど、なんだか平板で、トリオだけもう一度。

そのまま3楽章も通し。80くらいのゆっくりのテンポで。この曲、3楽章まで弾けるようになるとは思っていなかった。

タグ : チェロレッスン 

動く歩道で「春」

[ 2015/02/20 Fri] 変なもの

バージン航空が協賛しているオーストラリア室内管弦楽団が、シドニー空港でビバルディの四季「春」。

これ、動く歩道で音符を表そうとしているのも楽団のメンバーなのだそうです。スポンサー企業のためには演奏以外にも体を張らなきゃいけなくて大変ですね。

題名のない音楽会

[ 2015/02/20 Fri] 雑記

今週末22日(日)9:00からのテレビ朝日「題名のない音楽会」に新妻聖子さんが出演して歌います!

アカデミー賞発表直前ということで、映画音楽の特集。石丸幹二さんとの共演で、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。放送予定曲など詳細はこちら

タグ : 新妻聖子 

チェロ多毛作

[ 2015/02/19 Thu] チェロと音楽

3月になったら合わせてみる約束の弦楽四重奏曲を譜読み中。 ここ数年、秋冬はチェロアンサンブル、春夏は室内楽、秋にはオーケストラの本番があり、その他に年間を通して何かソロ曲をレッスンで見てもらい…と、同じチェロを弾きながらそれぞれ違った音楽を「三毛作」「四毛作」する機会に恵まれているのはたいへん幸運なことだと思う。

もちろん初めから計画的にこのようにしようとしてなったわけではなく、 チェロを弾くからにはひととおりの楽しみ方は経験したいと思いつつ、いっぺんに何でもこなす力はないので、色々あった末に自然とこうなった、というのが正しい(だから例えば秋冬以外はチェロアンサンブルはやりません、と言っているわけではないです…)。

ただ、この「多毛作」のいいところは、すべてを同時並行でやるよりも負担が少ないし、メリハリがつき飽きがこない。 それにチェロアンサンブルで学んだことが室内楽で活かせたりといった具合に、互いに相乗効果がある。 そうして一年経って一周巡ってみると、螺旋階段を一階分上ったように、前の年よりちょっとは上達したかな、と思えるのだ。 今回の弦楽四重奏では少しは上達したと言ってもらえるだろうか…

***

譜読みをしている曲の1つが、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.76-5「ラルゴ」ニ長調。 「皇帝」「日の出」「五度」などのOp.76のシリーズの1曲で、いかにもハイドンらしく整った美しさと楽しさがあり、勉強になりそう。 どの楽章もファーストバイオリンが弾いた旋律をまもなくチェロが受け継ぎ、密かに責任重大。 2楽章のラルゴが特に美しく印象的なので、曲全体がその名で呼ばれているらしい。

この2楽章ラルゴだけがなぜか嬰へ長調(♯6つ)。「クヮルテットの楽しみ」では、ドイツ語で♯をKreuz=十字架というので、十字架がたくさんあることから「墓場のラルゴ」と書いていた。音程を正しくとるのが難しいから…という意味もありそう。

アメリカのジャスパー・カルテットによる演奏。 こんな風に楽しく弾けたらどんなにいいか!2楽章のラルゴは 5分過ぎから。

タグ : カルテット 

錦織、メンフィスV3!

[ 2015/02/16 Mon] テニス

錦織圭選手がメンフィス・オープンで優勝!2013年と2014年に続いて大会3連覇!

この大会、初戦からずっとファーストセットを落とすピリッとしない展開。特に準決勝のクエリー戦はミスも多く、負けてもおかしくない展開でしたが、決勝のアンダーソン戦だけは6-4 6-4と引き締めて、本来の強さを見せてくれました。

準決勝までのあれは何だったんでしょうね…WOWOW解説の坂本正秀さんによれば錦織選手はこの時期まだ“追い込んだ”トレーニングをしている段階とのこと。とにかく強いメンタルの錦織選手を応援するには、観戦するほうにも強いメンタルが必要だと思い知らされました。

この大会、今でこそ250ポイント(四大大会は2000、ジャパンオープンは500)の小さな大会だけど、かつては全米室内選手権と呼び、優勝者にはコナーズ、マッケンロー、サンプラス、それにマイケル・チャンらが名を連ね、 体育館のような会場もかつてテニス雑誌の写真でよく見た、歴史ある大会[Wikipedia]。 その大会の優勝者に3年連続で錦織選手の名前が刻まれることには感慨があります。

表彰式後の錦織選手。持っているギターが優勝トロフィー。メンフィスは有名なギターメーカー、ギブソンの街であり、プレスリーの地元でもあるそう。

表彰式のインタビューで錦織選手は、大会史上初の3連覇を果たした感想を聞かれて"I feel great. I think I am going to move here soon"(最高の気分です。近いうちにこの街に引っ越そうと思います)と答えてウケていた。

去年の優勝のときの記事[14.02.17]。当時のランキングは15位。世の中はソチオリンピックで盛り上がっているときで、あまり大きなニュースになってなかったですね。

タグ : 錦織圭 

レクサスのCMその2

[ 2015/02/13 Fri] 変なもの

レクサスのCMといえば、これは昨年秋オーストラリアでの1分間CM。

これに対して「クラシック音楽を侮辱している」と怒りの公開書簡を書いたメルボルンのチェリストがいましたが、 その後あまり“炎上”せず、企業側も何か対応したようすがないのは、多くの人が、この程度はユーモアの範囲内だと思ったということでしょう。

レクサスのCM

[ 2015/02/12 Thu] 変なもの

イギリスのレクサスのCMでチェロを… 待って!早まらないで!

練習会

[ 2015/02/12 Thu] チェロと音楽

11日夜、「チェロの日」(2/28,3/1@サントリーホール)に向けた最後の自主練習会。 参加は 5 + 10 + 10 + 11 = 36。この日は山本祐ノ介さんでなくIさんが指揮。なので計37名か。

ところどころで「明日が本番でもいいような」ところもあったものの、全体的にも個人的にもまだもう少しなんとか…というところ。 たとえば3番パートのIボスが再三指摘したように、本来ピアノのところがピアノに落ちない。 これは、これまで弾けていなかったところが弾けるようになったりすると、ついやってしまう。 音程の幅もまだ広い。 テンポの変化への対応もそう。本番ではまた違った振り方を、祐ノ介さんがするかも知れない。個人的には、せっかく1番パートの、特に今回は旋律の美しい曲を弾かせてもらっているのだから、もっと音程も音質も音量も改善したかった…(いや、まだ本番まで個人練習すればいいんだけど)
celloday2015.png

とはいえ、アマチュアでこれだけのレベルのアンサンブルに加われる機会はなかなかないし、 そのうえ本番では錚々たる顔ぶれのプロの方たちと一緒に弾けるのだから楽しみ(今年はどなたがどのパートで出てくださるのか、まだわれわれも聞かされていない)。

タグ : チェロの日 

機内で「狩り」

[ 2015/02/10 Tue] 雑記

飛行機で「いい話」も…8日日曜日、アメリカのシアトルから飛び立とうとしていたアラスカ航空の出発が機器の不調で遅れる中、乗り合わせたシアトル交響楽団の弦楽奏者たちが演奏を始めて乗客たちを和ませたのだそう。モーツァルトの弦楽四重奏「狩り」。

[SlippedDisc経由King5より]

少し前にも、中国をツアー中のフィラデルフィア管弦楽団のメンバーが、北京空港に足止め中の機内でドボルザークの「アメリカ」を弾いて乗客たちに喜ばれたことがありました。

タグ : カルテット